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2005年08月11日

タイドライン・ブルー 第4話

「役割り」


誰に言われなくても、働くのが好きだからという理由で洗濯や掃除をするイスラに対し、食っちゃ寝の日々を送る怠惰なキール。
双子でもティーンとは大違いと腹を立てるジョゼ。
今回、はじめてキールの髪を下ろした姿が拝めました!
目がしょぼしょぼだったのが難点ですが、華奢だし、背低いし、女の子みたい。

一方のティーンは顔の作りは同じはずなのに、相変わらず凛々しくて男前。
そんなティーンにアオイは「世界の平和のために必要なのはなんだと思いますか?」と尋ねます。
答えはいろいろあるけど、そのひとつはエネルギー。

一方、グールドもまた調理場で「世界の平和のために必要なものはなんだと思う?」と尋ねてました。
怠惰な生活を送っていたキールは船員達の反感を買い、嫌々ジャガイモの皮剥きを手伝わされていたのですが、それにしてもキール、料理下手!
皮のほうが厚いし、ジャガイモがもったいないです!
グールドにそれを指摘されたキールは、「こんなことやったことないんだから仕方ないだろ!」と逆ギレ。お子ちゃまですね。
「では、何ができる?」
「博打!」
お馬鹿過ぎです! この場面でそんなこと、思っても口に出しちゃマズイって!
「働かざる者、食うべからず」
今度は鶏に水をやる仕事を与えられたのですが、それすらもまともにできず、鶏を檻から逃がしてしまう駄目駄目っぷり。
逃げた鶏を捕まえようと追いかけていたキールは、そこで小型のコンピューターを見つけ、懐かしがります。
衛星で過ごしていた子供時代に使ってたようですね。

グールドに「キールはどうだ?」と聞かれたジョゼは、「話になりません。何一つまともにできず、すぐサボってはイスラの元へ」と苛々しながら報告。
結構、キールのこと気にかけて見てるみたいですね。
しかも、「夫婦でもないのに、男が女の部屋に入り浸るなど、許しがたいことです」って、ジョゼってすごい潔癖症!
そういうところ、可愛いなぁ~。
「事務総長はあの子を相当甘やかして育てたようだ。あの子はヤビツで何不自由なく育ってきたのだ。ティーンとは違う」
確かに、今のキールは駄目駄目です。
アオイは仕事一筋な人なので、きっと義母の務めとしてキールに好きなことをさせ、必要なもの、欲しいもの買い与えても、しつけとかはしてこなかったのでしょう。
勿論、ほとんどコミュニケーションもなかったに違いありません。
グールドは笑ってジョゼの報告を聞いていましたが、「しかし、このまま好き勝手をさせておくわけにはいきません!」と言われて豹変。
「無論、そんなつもりはない!」と、厳しい顔に!
グールドはキールに新しい仕事を与えます。

一方、アオイ&ティーン。
石油王、Mr.キングを懐柔するためにやってきたのですが、キングの車や服装を悪趣味と思っても、とりあえず笑顔で再会を喜ぶアオイ。
抱きしめられて嫌な顔をしても、それをキングには悟らせません。
まあ、大人の常識ですね。ワキーンワキーンってヤツですよ(違)。
キングは車の中でビールを勧めるのですが、アオイは「結構」と断ります。
これから大切な話をしなければなりませんからね。
石油の産出が順調なことを確認したアオイは、ヤビツが攻撃されたことを伝えます。
それに対し、アメリカの恥だとグールドに強い反感を抱くMr.キング。
「新国連の総会を欠席なされた理由は?」
「結局、新国連成立には至らなかったじゃないですか」
「つまり、あなたもグールドと同じ考えだということですか。新国連など必要ない。力の強いもの、このアメリカのような石油による豊かな経済力を持った国が世界を支配すればよいと?」
「冗談じゃない! 私はグールドとは違う!」
「では、アメリカは新国連を支持すると?」
「当然だ。本当のアメリカはあなた方を支持する。石油が必要なら、いくらでも出す!」
グールドの名と、力による支配って言葉を出してキングを懐柔し、約束をさせたアオイは、先程は断ったビールを自分と、部下にもらえないかと笑顔でお願い。
事務総長だけあって、駆け引きとか揺さぶり方がうまいですね。
ティーンもそんなアオイのことを意識しているようでした。

場面が変わってキール。
他の乗組員と一緒にグールドから頼まれた大きな塊を磨く仕事をしていたのですが、早速居眠りをして、ゲンコツを食らいます。
そして、自分が磨いていたのがトマホーク、ヤビツの町を襲ったミサイルだと知ったキールは作業を投げ出し、イスラと赤ちゃんを連れて逃げようとするのですが、その頃、イスラは医務室で掃除中でした。
本を片付けていたイスラは、その中の一冊を開いてみるのですが、どうやらイスラは字が読めないようですね。
ってゆーか、ハンマーズ・オブ・エデン以後に生まれた人は教育が相当遅れているのかもしれません。
それはさておき、イスラと赤ちゃんはわけが分からないままキールに連れられてどこかの部屋へ立て篭もり、ユリシーズがヤビツの町を襲ったことを聞かされます。

ジョゼはグールドにそのことを報告しようとしますが、グールドに「キールのことなら自分から出てくるまで放っておけ」といわれ、それ以上の進言はしませんでした。

「親切そうな顔してひどい奴だったんだ」「悪い奴だ」とグールドに憤りをみせるキールに対して、「グールドさんには似合わない。私の知っているグールドさんはとても優しい人なのに」と俄かにはキールの話を信じられないイスラ。
気分を変えるためか、文字を教えて欲しいとキールに頼みます。
いつか赤ちゃんに教えてあげたいみたいですね。
字を覚えて本が読めるようになったら、いろいろなことが分かるかもしれない。
イスラの前向きさって、尊敬しちゃいますね。見てると、気分が明るくなります。
まずは名前からってことでキールの綴りを教えて欲しいと頼むと、キールは指で「KEEL」と書いて教えてあげるわけですが、ただでさえ文字の読み書きができないイスラに、そんなので分かるはずがありません。
キールは小型のコンピューターを拾ったことを思い出し、それに「KEEL」と入力してイスラに文字を教えてあげました。
でも、本当にイスラの出産を助けたのは自分ではないのに、赤ちゃんの名前がキールってことに未だに複雑な心境のキール。
「本当に、『キール』でいいの?」
「勿論!(明るい笑顔付き)」
つらっ!

その後もずっと文字を教えていたわけですが、イスラの調子が悪くなって、キールは立て篭もり解除。
慌てて医務室へ。
まだ出産後まもないし、相当無理をしていたらしく、イスラはしばらく休養が必要なようです。
ベッドに横になりながらも、もう一度、「KEEL」の文字を見せて欲しいと頼むイスラに、キールはコンピュータに表示した文字を見せます。
そこへジョゼ&グールドが現われ、ジョゼはキールに平手打ち。頬、真っ赤です。痛そう。
グールドもまた、
「お前はいったん引き受けた仕事を途中で放り出した」」
「お前は私と躱した約束を破った」
「できないというのは恥ずかしいことではない。できないのなら出来ないといえばいい。それを何故誤魔化そうとする」
と厳しく叱責。
何も言い返せないキール。

病室でイスラがコンピュータを持っていたことから、キールがコンピュータを使えることを知ったジョゼとグールドは、ハンマー・オブ・エデン以後に生まれた子供でコンピュータが使える子供は、おそらくティーンとキールだけだろうって話すのですが、これでまた、キールの特別設定がひとつ増えましたね。
教育に問題があるのか、もともとの性格に問題があるのか、日常生活では駄目っぷりを披露しまくりのキールですが、キール好きとしてここは嬉しいです。
そして、「フリーダム」っていうのが、おそらくキールたちがいた衛星のことでしょうね。

眠るイスラを心配そうに見つめるキールに、軍医は「お前の評判は最悪だ。昼まで寝ているは、仕事はほっぽりだしてふらふらしているは、役立たずの無駄飯嫌いだとな。だから、自分が一生懸命働いて、お前のことを庇っているつもりだったんじゃないか?」と厳しい言葉を与えます。
イスラのことが大好きなキールに、これは流石に堪えますよね。
イスラが倒れたのは、自分のせいかもしれないんですから。
これでキールも心を入れ替えて、やるべきことはやるようになるといいんですけど、ヤビツ攻撃のことでグールドに対して嫌悪感を抱いたキールがそんな簡単に素直になるとも思えないし、難しいところです。

ラストのちびキール&ティーン映像はファンサービス?
勿論、おいしくいただきました。萌えた!

ところで。
今回から、EDの絵が変わってましたね。
なんか、キールが変な踊り踊ってるし、ちびキールorティーンは激プリだし、新キャラいっぱいだし、今後の展開も気になります。
でも、とりあえずは早くキール&ティーンの再会が見たいなぁ~。


OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 17:58:16 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:8

2005年07月28日

タイドライン・ブルー 第3話

「ドゥーラビィーラ」



「本日の送信を開始します」


ヤビツのブランタイルからアオイへ状況報告が入ります。
「被害は甚大ではあるが壊滅には至らず」
ようするに、町も人もすべてが無に帰すことはなかったものの、状況は限りなく最悪に近いってわけですね。
復旧活動を開始したいととのことで、アオイはすぐさま部下に復旧活動の指示を与えます。
そしてアオイ自身は北米防空宇宙司令部ノーラッドへ行くとのことですが、そこにはティーンも連れて行くとのこと。
(いつの間に、ティーンはアオイの元に連れてこられたんだ?)

って、イスラのダチョウいたーっっ!!
しかも、食糧にされそうだって聞いて(人間の言葉が理解できるんだね)ヤバイと思っているところで、ティーンの姿を発見!
ティーンのことを思い出すと、ティーンに向かって一直線! まさにヘリに乗り込もうとしていたところで勢いあまって先に席に座っていたアオイと顔を付き合わせます。EDのシーンですね。
やっぱりダチョウのことを覚えていたティーンが「このダチョウ、譲ってもらいたい。我々にも食料は必要です」と口添えしてくれたおかげで(やっぱり、ティーン優しいよ! 大好きだ!!)艦の食糧は十分であり、いざとなれば羽根布団にもなるしってことで、アオイのヘリへの同乗を許可。
といっても、アオイたちが食糧に困ったらやっぱりダチョウ君の未来は肉だし、そうでなくても羽根を根こそぎ刈られる可能性があるわけで、ダチョウ君にとっては素直に喜べるものではありませんでした(笑)。


ヘリで移動中、アオイは過去のことを思い出します。
ハンマーオブエデンの直後なのか、避難民達がたくさん集まってきており、皆とても疲れた顔をしています。
それでもアオイは、ハンマーオブエデンは過酷な体験だったが、それを単なる悲劇で終わらせたくなく、これを新しい世界を作るチャンスだと思いたいと考えていたようですね。
それに賛同する若かりし頃のグールド(この頃はまだ傷がなく、男前です!)とブランタイル。
そして、過去に想いをはせるアオイを厳しい表情で見ているティーン。男前だ。大好きだ!


一方。
ユリシーズは護衛艦てしおにドゥーラビィーラに追い込まれようとしており、戦闘体制に突入。
子持ちのイスラは微妙な表情ですが、キールは年頃の男の子だからかミサイルとかに興味津々。でも、乗組員たちに思いっきり邪魔にされてます。
自分達が巻き込まれたら生きては戻れないというドゥーラビィーラに追い込まれようとしていることを知ってからは、イスラと二人、不安そうですが、ここでイスラの赤ちゃんの顔がはっきりと!
イスラが美人だからか、相手の男の顔が良かったからか、赤ちゃん、とってもラブリーです。
しかも、キールの指を掴んで天使のスマイルなんてするもんだから、キールもドッキドキ。赤ちゃん相手に顔を赤らめちゃって、可愛い可愛い!

ユリシーズ、ドゥーラビィーラに突入。
艦内に緊張が走る中、グールドの指示でユリシーズはドゥーラビィーラに入った直後にミサイルを発射。
ユリシーズが渦に入ってすぐにドゥーラビィーラ内で爆発音がしたとの報告を受けたてしお艦内では、ユリシーズが沈んだと一同喜ぶのですが、その中で艦長の里山だけは、一度も反撃することなく自らドゥーラビィーラることを選んだグールドは、恐ろしいはずのドゥーラビィーラを逆に利用して必ず生きているに違いないと確信。
アオイにもそのように伝えます。
アオイの向かい側の席に座っていたティーンにも大方のことは伝わったかと思いますが、表情ひとつ変えずに窓の外を眺めていました。
しかし、日本海溝…マグマを見て、思わず席を立つほどの驚きを見せるティーン。
アオイの視線を感じてすぐに席に座りなおし、ポーカーフェイスに戻りましたが、1話で火の海にいた母の映像と何か関係があるのでしょうか?
アオイはティーンに、グールドの真意を聞こうとします。
しかし、そこはグールドに不利になるようなことを言うはずもなく、「自分はただの子供です。そのような重要なこと、知るはずがありません」と冷静に答えるティーン。
「ただの子供が宣戦布告などしにきますか」と、アオイはティーンの言葉をまったく信じてないようですけどね。


里山の勘は当たっていて、ユリシーズはドゥーラビィーラを無事突破しました。
ほっと胸を撫で下ろすイスラ。
すごい揺れだったに違いないのに、ぐっすり眠っているイスラの赤ちゃんは大物過ぎ!
キールはどうやってドゥーラビィーラを抜けたのか興味津々で、イスラを置いてグールドに会いに行きます。
キールって、ほんと、表情が豊かで見ていて楽しいvv
ジョゼもクールに見えて、結構、感情的なとこあるかも♪
グールドはドゥーラビィーラを抜ける方法は教えてくれませんでしたが、自分たちがアラビア海に浮上したことを教えてくれました。
アラビア海と聞いて、すぐに自分達が地球の3分の1も移動したのだと瞳を輝かせるキールでしたが、それを聞いてキールもまたティーン同様宇宙から地球を見ていたことを知るグールド。

ここでまた、ちびキール&ティーンが拝めるのですが、どこかの衛星から地球を見ているちびキール&ティーン、可愛すぎ!
ここだけ見たら、めっちゃ仲良さそうなんですが、やっぱり喧嘩をするまでは仲良しさんだったんですか? 毎日、付かず離れず一緒にいて、お風呂に入るのも、夜眠るのも一緒だったんですか? 萌え!

キールはここでもやっぱり、「自分はずっと(ティーンと一緒に)あそこにいたかった! 地球なんてただの星にしか見えなかった!」とティーンの名を出されて怒り出します。
でもグールドにとっては、ハンマーオブエデンで大きく変わり、正確な地図すらなくなった地球上の地理を把握しているのはティーンとキールの二人だけかもしれないっていう事実の方が重要みたいですね。

キールはあと2~3日もしたらユリシーズを降りると言い出しますが、それをふんっと鼻で笑い飛ばし、キールの三つ編みを引っ張ってイスラ達のいるところまでキールを連れて行くジョゼ萌え!
思っていた以上にジョゼも表情豊かで楽しいです。


さて。
得意のイカサマで船員から必要物資を巻き上げるキール。
自分だけでなく、イスラとその赤ん坊も連れて艦を降りるつもりですから、当然、持っていく物資は多いにこしたことはなく、身包み剥がされる船員達。

ジョゼとイスラ。
ジョゼは子持ちのイスラには結構優しくて、砂糖水とか、必要なものをちゃんと分け与えてくれているようです。
でもって、キールのことをかなり気にしてる感じ。
ジョゼはキールのことを頼りない父親だと思っていたようですが、イスラにとっては夫や家族でもないのに自分と赤ん坊のために親身になってくれる命の恩人なんですね。
イスラからキールが赤ちゃんの父親じゃないのにすごくよくしてくれているってことを聞いたジョゼは、少しはキールに対する心象を良くしてくれたのかな?
キールとジョゼって、結構いいコンビだと思うので、この二人には喧嘩をしつつ仲良くなってもらいたいです。

そのキールですが、グールドに対して無遠慮に「一番近い港につけて」と言ったら、グールドに手首を引っ掴まれて戦艦の外が見えるところまで連れて行かれてしまいました。
外の気温は非常に低く、薄着のキールはすぐに凍えそうに!
そこは氷に覆われた無人地帯。とても人が生きていける場所ではありません。
「降りるか?」
と言われたって、こんなもん見せられたら降りるなんて言えるわけないですよね。
「人の足元みやがって!」と悔し紛れに戦艦の外側の部分を叩いたら、手がひっついて離れなくなってしまいました。
無理やり手を引き剥がそうとしたら、皮ごと剥がれるのは必至なようで、結局……。

船員's「ようい、発射ぁ~♪」

ジョーッ。
(何をされたかは、お察しください)
恐ろしすぎ!!
キールじゃなくても泣きそうです。こんな強烈な体験したら、しばらく夢に見そう。

先程、悪夢の体験をした右手を包帯ぐるぐる巻きにしてとぼとぼと歩いていたキールは、イスラに声をかけられて、心配をかけまいと慌ててその右手を隠します。
そして、申し訳なさそうに「もうしばらくここにいることになりそう」と伝えるのですが、イスラはそれほど気落ちした様子はなさそうです。
逆に、赤ちゃんに名前を付けたと告白します。
「どんな名前?」とキールが聞くと、なんと赤ちゃんの名前は「キール」とのこと。
それも理由が、『キールがいなかったらこの子を産むことは出来なかった。この子にもずっとそのことを覚えていて欲しい』っていうんだから、キールはますますイスラに本当のことを言えなくなってしまいました。
真実はこれから先もずっと伝えられないままなのでしょうか?
でも、仮にティーンがイスラが勘違いしていることを知っても、別に本当のことを伝えようとは思わないでしょうけどね。

OP Blue treasure 栗林みな実


ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 23:51:32 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:8

2005年07月18日

タイドライン・ブルー(アニメ誌ネタバレ)

アクエリオンに続いて、ニュータイプからネタバレ。

この内容だけじゃ全然分からないんだけど、イスラの子供が誰の子かって、いったいいつ分かるんだろう? すごく気になってるんですが。
死んでるんですか、生きてるんですか? 好きだった人なんですか? 実は○○で出来た子とか、つらい過去があったりとかするんですか?
そして、キールはイスラの相手を知ってるの? 知らないの?
ああ、分からん!!

そして、キールとティーンの過去。何故、キールはティーンを裏切り者だと言うのか? これも分からないままですよね。
まあ、そういうのが分かるのは後半って相場が決まっているから、そこは仕方ないと諦められるけど。

双子再会見たいなぁ~、早く。
無理でも、しょっちゅう、互いの存在を思い出していて欲しい。
魔法の呪文は「ティーン×キール」。


ネタバレにつき、以下反転。



第3話 ドゥーラビィーラ
キールの双子の兄・ティーンは、新国連に宣戦を布告した後、脱出が遅れてしまい、キールの養母でもある新国連の女性事務総長アオイのもとにかくまわれていた。アオイはそのままティーンをみずからのそばに置きアメリカへと向かった。

第4話 役割り
武器庫でミサイルを見たキールは、ユリシーズがヤビツを攻撃した艦だと知り、好感を抱いていたグールドに対して怒りと嫌疑の感情を向けることになる。

第5話 攻撃
存在しないと思われた現在の世界地図を国連が所持していると知り、驚くティーン。一方、グールドは戦争下にある2か国に対し、核で脅しをかけていた。戦争を終わらせるためだと彼はいうが……。




キールもティーンもひたすら大人に振り回される展開が待ってるんだね。

あっ、今週はEDが発売されるんでした!
鈴木達央さんは好きしょのOPで初めて聴いて惚れたんですけど、今回ので更に好きになりましたvv
TVバージョンを聴きまくってるけど、早くフルバージョンが聴きたい!

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 00:07:14 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:0

2005年07月14日

タイドライン・ブルー 第2話

「裏切者」

待ちに待った、第2話です!
公式ページで映像を見てから、余計にその気持ちは高まってました。なにしろ、今回はちび双子が拝めますからね。双子好きにはたまらないですよ!
では、早速感想行きます!


ブランタイルは、最後の艦が出るのを待って撤収の合図をしました。
しかし、艦に収容してもらえなかった数え切れないほどの住民たちは、未だ逃げ惑っています。
周りは火の海で、瓦礫の欠片が降り注ぎ、とても危険な状況です。
イスラとその赤ちゃんをカート(?)に乗せて、少しでも安全な場所へ逃げようとしていたキールもまた、そのことを自覚していました。
ブランタイルにはイスラは自分が守ると言いましたが、状況がそんなに甘くないことはキールだって分かるのでしょう。
自分の力だけではどうにもならない。
ならば、どうしたらいい?
焦るキールは、ティーンのことを思い出します。
胸のバッチを自分に向かって投げて寄越し、「西の埠頭に来い」と言ったティーン。
ユリシーズに乗せてもらえれば、確かに安全でしょう。
ティーンに従うのは面白くありませんが、イスラのこともあり、「仕方ないな」と呟きながらも、まずバッチを拾ってから西の埠頭へ向かうことにしました。

一方のティーン。
イスラの分娩を付き合ったがために、新国連に捕らえられていました。
親切が徒になってしまい、可哀想!
でも、表情を見る限り、後悔している様子ではないところに好感です!
こんな時でも冷静で男前だ! 萌え! どこまでも付いていくよ!

アオイもまた、ブランタイルからのジェスチャーで、キールが艦に乗らず、今にも崩壊しそうなヤビツの町にまだいることを知ります。
しかし、そのままヘリで行ってしまいました。
義理の息子であるキールを助けることより、今は事務総長としてやるべきことをやるときだと思っているのでしょうか?
新国連も発足したばかりですし、代表者自ら危険をおかすのは確かに責任に欠け、愚かなことではありますが、一人の親としてはどうかと……。
何が一番正しいのか、難しい問題ですね。


さて、キールですが、出産に使った家に行ってみると、当然のごとくひどいありさま。
それでもなんとかバッチを見つけぱっと表情を輝かせますが、そこで幼少時代のことを思い出します。

どこかの衛星でしょうか?
「言わないっていったろ! 約束しただろ!?」
そう言って、ティーンを掴みあげるキールと、無表情にされるがままになっているティーン。
髪型までそっくりで、見た目だけでは本当に区別がつきません。表情でどちらがどちらか、すぐ分かりましたけどね。
そして、そのままティーンを殴りつけるのですが、その反動で逆にドアにぶちあたり、「いってぇな!」と逆ギレするキール(←おい!)。
そのあとも、無抵抗のティーンを殴り続け、おいおい、流石にそりゃないだろう、と思っていると、キールもまた無抵抗なティーンに何を思ったのか、振り上げた手が振るえ、大きな瞳を涙で潤ませ、絶叫。

ティーンのバッチを見つめながら、キールは自分はそのままあそこにいたかったと思いを馳せます。
と、そのとき、イスラの赤ちゃんが大声で泣き出し、回想はそこで終了。
赤ちゃんが泣いてる、と心配そうなイスラに、「大丈夫だよ、目が覚めたばかりだから」と安心させるように言って、赤ちゃんの頭を優しく撫でてあげるキール。
先程見た子供時代が嘘みたいに優しくて良い子だ!
イスラのことは好きだけど、赤ちゃんは自分の子じゃないのにね。

そして、改めて西の埠頭へ。
途中、大声で泣き続ける赤ちゃんに、「泣くな、俺も泣いちゃうぞ」と言って、そのまま自分まで一緒に本当に泣いちゃうキールが激可愛くて悶えたのは私です(笑)。


その頃、埠頭で待つジョゼは、ティーンがなかなか戻ってこないと心配しているようでしたが、そこへ泣きながらカートを引いて走ってくるキール!
ジョゼは一瞬、キールにティーンの面影を重ね合わせますが、そこはすぐさま冷静になって、銃をつきつけ、キールを止め、イスラと赤ちゃんの存在に気付きます。
ここで、なにも、いきなり銃を向けなくても…とかってつっこんじゃいけませんかね?
「ちょっとやめてよ、恐いな」と言いながらも全然恐がってないふうで、きょろきょろとティーンを捜すキールも相当神経図太いですが。
キールがバッチを渡して「助けてくれるんだろ?」というと、ジョゼははっとした表情を見せましたが、そのとき、山の上にある空母エレクトラが落ちてきました。

それを見ていたティーンは、相変わらず無表情。
アオイはメルトダウンを防げたことに安心しつつ、最後に見た自分に向かって走ってくるキールを思い出し、つらい表情を見せます。
そして、住民たちは少ない船に大量の人が群がり、すごく緊迫した雰囲気です。

キールとジョゼに戻って。
「早く逃げよう」というキールに対して、「ティーンはどうした? お前が殺したのか?」と問うジョゼ。
勿論、キールはティーンが捕らえられたことすら知らないので、知らないと答えます。
そして、エレクトラがすぐ近くまで落ちてきて、ジョゼもまた時間切れと悟り、ティーンは死んだか拘束されたかのどちらかだと判断。
キールたちを連れて船へ。
このとき、赤ちゃんをジョゼに渡し、イスラをおんぶして船に乗り込むキールなんですが、船の上でバランスを崩れて落ちそうになったとき、すばやく回転して、先にイスラを安全な船へ乗らせたキール。良い子だ。
EDにもなっているジョゼの表情も、すごく良かったですvv


さて。
ヤエヅの町を痛々しい表情で見つつ、キールはユリシーズへ保護されることに。

艦につくと、ジョゼはすぐに事の次第をグールドへ報告。
キールのことをエレクトラのスパイかもしれないと伝えますが、グールドは「赤ん坊を連れたスパイか? それもいい」とニヤリと笑い、ティーンのバッチを指でころころと。

医者の診療も終え、イスラと赤ちゃんはとりあえず大丈夫とのこと。
目覚めたイスラはまず赤ちゃんのことを心配します。
若くても、お母さん、なんですよね。
イスラの好きにさせてあげるキールですが、安心して緊張の糸が切れたのか、どっと疲れが。
そんなキールに、イスラは「ありがとう」と言います。
どうやらイスラは出産中、痛みで頭が朦朧としていたのか、キールとティーンの区別がつかなかった模様。
赤ちゃんを取り上げてくれたのはキールで、キールが自分と赤ちゃんの恩人だと思い込んでいます。
キールは真実を伝えようとしましたが、そのとき赤ちゃんが大声で泣き出してしまい、そのままキールの目の前で授乳! 胸、アップ過ぎですから! しかも、デカっ!

出産したばかりだから余計なんだろうけど、年頃のキールがうっとなるのは当然で、鼻血を出してしまいました。
イスラって、やっぱり天然?


キールは、ジョゼに連れられてグールドの元へ。
途中、ジョゼの後ろを歩くキールを見た兵士たちの「あれ、ティーンだよな。変装か?」にぷっと吹き出しちゃいました。
ティーンのへそだしファッションとか想像したら、すごく笑える! ありえなーい!

キール&グールド初対面シーン。
先に、ジョゼから自分たちにキールたちを助ける義務はなく、どうするかは館長であるグールド次第だと聞かされていたため緊張していたキールですが、グールドを見た瞬間、まず彼の大きな傷に目が行き、すぐそばまで近付いて「痛そう」と、自分まで痛そうな顔をして素直に思ったことを口に出すキールに、グールド爆笑。
なんか、気に入られたみたいです。
二人で食事をすることになりました。
しかも、グールド自ら作ったスープ。
すごくおいしそうだったのですが、キールいわく、めちゃくちゃ辛いらしいです。グールドって不二先輩なみに辛いモノ好きなんでしょうかね?
それにしても、くるくる表情が変わって、キールってホント、見ていて飽きません!
子供には辛いかもしれないな、と差し出された水を一気に飲み干したキールは、子供扱いすんな、と文句をたれますが、そこで、グールドからティーンの話が。
はじめからグールドは、キールがティーンの双子の弟だと知っていたんですね。

さて、話の内容ですが……。
7年前、溺れかけていたところをユリシーズに救助されてから、ティーンはずっとこの潜水艦の中で育ったらしいです。
「せっかく会えるチャンスだったのに、残念だったな」とグールドが言うのに対して、「会いたくなんかねーよ。あいつは俺を裏切ったんだ!」とキール。
7年前、いったい二人に何があったんでしょう?
おいおい明かされるんでしょうけど、気になる……。
回想シーンの表情を見るに、キールの知らない何かの事情をティーンは知ってそうな感じもしますし。

それから、退室したキールとジョゼの会話の中で、ティーンがユリシーズの中で、医学を含めあらゆる知識を学んでいった(この設定、激萌えた!)ことが明かされます。
第1話でありえないほど手馴れた感じで助産が出来たのは、そのためだったんですね。
「顔はそっくりでも、中身はまったく違う」と言ってキールに掴みかかるジョゼはティーンのことをどのように思っていたんでしょうね。
仲良かったのかな?


さて、そのユリシーズですが、護衛艦てしおとなるしおに追跡されてました。
てしおの艦長、里山はユリシーズを背後から追い詰め、ドゥーラビィーラに追い込もうとしている様子。
ドゥーラビィーラっていうのは、大きな渦みたいですね。
てしおには、ヘリで着陸したアオイも加わっています。

そうそう。
グールドの元から戻ったキールは再び、イスラと赤ちゃんを助けたのがティーンだと伝えようとしますが、ここでもまた警報が鳴り、真実を伝えることに失敗。
この調子で、本当のことを伝えられる日は来るのでしょうか?
そして、赤ちゃんの名前は?

1話に続いて、今回も「本日の送信、終了」でEDをむかえます。


しばらく生身での双子再会はなさげな感じですが、「(某アスキラのように)遠く離れているほどに感じあってる二人」でも十分萌え要素はあるわけで、いきなり本編でちび双子が拝めて、早くも萌えゲージ上昇中です。
二人とも、可愛いなぁ~、もう!
小さな頃は髪型まで一緒だから、表情で判断しないと本当に見分けるのが困難ですね。
しかも、小さな頃から感情的なキールに対し、この頃から寡黙で理知的な感じのティーン。
黙ってキールに殴られているティーンに、事情とかまったく分からないのですが、キールへの深い愛を感じました。腐女子故の思い込みだろうがなんだろうが、そんなのは萌えの前ではどうだっていいんです。
ティーンは昔っからキールラブ! 決まりです、決まり!

一方は戒律の厳しい(はずの)軍隊、一方は仕事優先で子育てに失敗した女性の元。
どちらも、それなりに悩みも苦しみもしたはずの7年間。
長い間、離れ離れだった双子が、それぞれ双子の片割れが元いた場所(正確にはちょっと違いますけど)で生活することで、間接的に離れていた間の互いのことを知っていく、という設定には、正直、かなり惹かれます。
対比・対立関係の多い話ではありますが、主題はなんといっても双子の愛憎劇らしいですからね。
もう、最後までついていくっきゃないですよ。
来週、放映がないのがめちゃくちゃつらいです。
公式ページに既に第3話のあらすじが出ていたので、いろいろ妄想しながら待つしかないですね。
とりあえず、今回、ティーンのセリフはまだかまだかと祈るように待ち続け、ついに喋ってくれなかったので、次回こそティーンに大きくスポットがあたることを望みます。
そして、ティーンの口から「キール」が出るのを大いに期待します!

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE

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2005年07月10日

タイドライン・ブルー 第1話

公式ページやアニメ誌を見て、双子萌え出来そう♪とか、Vガンダムに似たような子守りしてる女の子がいたなぁ~とか、軽い気分で見始めました。
もともと、人類の大半が災害等で死滅し、過酷な条件で生き残った人々の話って大好きですし、期待はしていたのですが、やっぱり裏切りません。面白そうです。


キール CV:阪口 大助
イスラ CV:わくさわ りか
ティーン CV:浪川 大輔
ジョゼ CV:氷上 恭子
アオイ CV:榊原良子
グールド CV:土師 孝也


というわけで、少し遅れてしまいましたが感想いきます!


「浮上する亡霊」


Aパート。
港町。
「FUJIYAMA」という名の酒場にて。
船員とかけごとをしていた金髪三つ編みの好戦的な雰囲気の少年(どこかの誰かを髣髴とさせますね)は、今のところ負けがこんでいるようですが、なおも勝負を挑もうとします。
船員はお金もないのに何を言ってるんだと、これ以上の勝負をする気はなかったようですが、そばにいた男女が「彼はアオイの息子だから大丈夫」と教えたことで、船員は俄然やる気に。
しかし、少年は「俺の前で二度とその名を出すんじゃねぇ」とサンシャインに掴みかかります。少年と「アオイ」の間には何かありそうです。
それはともかくとして、船員が「10倍返しで受けた」と同時に少年は勝負に勝ち、たっぷりお金をふんだくった様子。
しかも、先程の男女と少年はグルで、いつも同じようなことしてお金をもうけていたっぽいです。
それを知った船員は、「騙したな!金返せ」と少年を追いかけますが、屋根の上の追いかけっこで華奢な少年はともかく、がたいのある船員は自分の重さで粗野な作りの屋根をぶち抜き、落下。
少年はうまく逃げ切ったようです。
ですが、少年が年相応のほっとした顔を見せたのはつかの間、どこか厳しい顔で原子力空母を見ます。

一方、場面がかわり、ものものしい雰囲気のなか、会議が行われています。
今から14年前。誰もが忘れることの出来ない日。
ハンマー・オブ・エデンという人類史上未曾有の悲劇が起こり、60億の人命が奪われたそうです。
しかし、生き残った者たちは立ち上がり、世界の平和と経済・社会の発展のために共に協力して生きる必要があり、新国連の成立が宣言されました。
しかし、拍手で応えてくれる人もいれば、拒否をする者もいて、一筋縄ではいきません。

で、先程の少年(キール)ですが、若いのに妊婦の彫刻売りの少女、イスラに気があるようです。
顔を真っ赤にして、どもって食事に誘おうとしているところが、超可愛い! イスラのペットと思われるガチョウに突付かれて痛そうでしたが、OKしてもらってめっちゃ浮かれてますvv
うん、可愛い! すごく可愛い! この子、好きだー!!
…ってことで、この子の可愛さだけで次回からも続けて見ることが決定しました(←おい!)。


場面を会議に戻して、揉めている会場の向こう側から白服金髪の美形(←ここ重要!)少年が歩いてきます。
見張りの兵の対応からみるに、かなり身分の高い人物の様子。
結局、先程から拒否権を要求してきた2国(?)は新国連を脱退すると宣言するのですが、会場に入ってきた少年は表情ひとつ変えず、事務総長の前で敬礼すると、宣言します。
自分は、USS「ユリシーズ」館長付き副官、ティーンだと名乗り、館長グールドからの伝言を伝えます。
「10年待った、もう時間切れだ。
わが艦に同調しない全世界に対し、戦線布告する」

一緒に肉まんを食べる少年キール&イスラ。
キールは真っ赤な顔で「あのさ、俺…」とかって告白するのかと思ったけれど、イスラには全然キールの気持ちなど通じていないようで、結局何も言えなくなってしまいました。そーいうところも可愛い。
そんでもって、そのあと飛んできた飛行機を見て瞳を輝かせて「格好良い」って叫ぶところも可愛いvv

でもそれは戦闘開始の合図で、いきなり町は大変なことに!
混乱の中、イスラは産気付き、他に誰もまわりにおらず、なおかつ呼びに行く時間もなかったため、キールはイスラの出産を手伝うことに!?
ちょっと、待て! だって、設定によるとキールは14歳ですよ。14歳で出産の手伝い! 私なら恐くて泣いちゃいますよ。だって、出産ってすごくグロくありません?
キールも弱気ではありますが、好きな女の子に「お願い」って真剣な顔で頼まれたら嫌とは言えませんよね。
イスラの指示に従って手伝うことに。

ティーンはというと、いつの間にか会場から抜け出して外に出てました。
そして、身を隠していたところをイスラのガチョウに驚かされます。いきなり大声をあげるガチョウに年相応のびっくり顔をしたところに萌えた! 一見、すごくクールで冷静沈着っぽいのにね。
ティーンとキール、両方に萌えたところで、ティーン×キール萌え。
で、そのティーンですが、後ろで喘ぎ声が聞こえたので振り返ると、壁に穴のあいた家の中で出産の苦しみに喘いでいるイスラが。
ティーンは火の海に消えた女性を思い出します。
どうやらティーンは追われているらしいですね。

で、キールはイスラのために火を焚いていたんですが、いつの間にやら家の中にティーンが!!
しかも、いよいよ出産なのか、すごく苦しみ出したイスラのお腹にかかっていた毛布(?)をめくり、一瞬真っ赤になったキールですが、すぐに「なにしてんだっ、離れろ!」といってティーンに掴みかかろうとします。
でも、あっさり返り討ちにあって、逆に吹き飛んじゃう、華奢なところに萌え。
だって、ティーンだってすごく細身なのに、華奢な身体してなきゃ、こんなに豪快にぶっ飛ばされませんよ。
で、キールですが、ここにきてやっと、目の前の少年が自分の双子の兄、ティーンだと気付くわけです。


Bパート。
ティーンを捜そうと躍起になる兵士たちをよそに、キールがティーンに質問をぶつけます。
「生きてたのか? 母さんは!?」
しかし、ティーンはそれには答えず、逆にイスラのことを質問。
「予定日はいつだ? 今日、生まれるはずだったのか?」
そしてそのまま、助産婦役。
しかも手馴れてる感じで、リンゴのように真っ赤な顔で、思わず両手で顔を隠すキールに愛しさ爆発!
イスラ、破水。
って、確かに深夜番組ではあるけど、ここまで出産シーンを丁寧に描くアニメなんて初めてだ!!

しかも、こんなのは序の口で、このあと延々と具体的な出産シーンが続くのに衝撃デカ過ぎ!!

ジョゼ(?)と待ち合わせをしていたのか、時間を気にするティーンですが、悩んだ末、分娩に付き合うことを決意!
分娩が終わり次第、ここを脱出するって言ってますが、一見、冷たそうにも見えますが、本当はとても心優しい子に違いないと早くも確信!
でもって、出産のための適確な指示を与えるためとはいえ、命令口調萌え!
うわ~、いいよ、ティーン×キール。早くもトキメキまくってるよ、私!

イスラはかなりの難産っぽく、すごく苦しそうです。
ここで、ティーンの「早く来い! お前の子だろうが!」に赤顔で「馬鹿言うな!」のキールの掛け合いに微笑ましい気持ちになったのもつかの間、ますますイスラはすごいことに!!
未経験者の私には分からないけど、やっぱり出産の痛みってすごいんだろうなぁ~。男性なら痛みで死ぬとかって聞くもんな。
痛みを耐えるために掴まるものとして自分の腕を提供しているキールですが、こっちもあまりの痛みに悶絶。しかも、この時の表情がヤバイくらいにエロちっくvv 悲鳴までエロくて、こんなときなのにどうしようかと思った私は腐女子です。
でも、おかげで無事出産が終わりました。男の子だそうです。
そして、見詰め合う双子。
町は危険だから安全である自分たちの船に乗るよう薦めるティーンでしたが、キールは「誰が行くか!」と好意を撥ね付けます。
で、イスラの出産が無事終わってやっと少し余裕が出来たのか、質問再開。
「ティーンなんだろ、何とかいえよ!」
しかし、ティーンは感情をうかがわせない声で、「彼は母親と海に沈んだ」と言います。
「少し休んでから西の埠頭に来い。万一自分がそこにいないときは待機しているものにそれを渡せ」といい、胸のバッチを渡そうとするのですが、キールはそこでもやっぱり拒否。
一人、外に出たティーンは連れて行かれるわけですが、なんだか意味深。
この兄弟の間にいったい何があるんでしょう?

一方。
キールの義母、アオイは部屋に篭もって、なにやら難しい顔。
若い爽やかな感じの男の写真を見たところで、爆撃で写真たてごと倒れるのですが、そこで何かの拍子にボタンが押されたのか、音声が流れます。
「アオイ、一緒に世界の平和を取り戻そうね」
それに対して、こう答えるアオイ。
「まだ約束を果たしていないものね」

町が危険な今、皆、脱出したいところですが、全員を収容することは不可能。
キールは義母、アオイにイスラも一緒に乗せてもらうよう頼むつもりのようでしたが、アオイはいません。
かわりに、どうやらキールと顔なじみらしいブランタイルがキールの話を聞くのですが、他の住民の収容も断っている中で一人だけ特別扱いをするわけにはいかないと拒否。そして、キールの席は確保しているので、キールだけ乗りなさいというのですが、キールはふざけるなと反発。
イスラと一緒じゃないと俺は行かない!と喚いたキールは、腕を引っ張られて脱出用の乗り物に乗せられるのですが、反対側から飛び出ます。
そのとき、キールはまさに避難しようとしていたアオイを見つけるのですが、「なんとか言えよ!」というキールから目をそらし、そのまま飛び立つアオイ。
「あんたはいつもそうだ」という背中が痛々しい。

そして結局、イスラを連れて自分の力で脱出を試みようとするのですが、先の不安はぬぐえません。

それにしても、ジョゼがちょろっと出たあと、「本日の送信、終了」って言ったのっていったい誰?

でED。

OP・ED共かなり良い感じに仕上がってます。
思わず一緒に口ずさみたくなる。
発売日が楽しみですvv

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 01:50:23 | タイドライン・ブルー | コメント:1 | トラックバック:7

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