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2005年09月29日

タイドライン・ブルー 第12話

最終話がDVDなんてあんまりだろう(泣)!!
「かみちゅ!」も4話分はDVDでしか見れないし、最近はこういう売り方が流行ってるのかな?
視聴者の立場から言わせてもらうと、おまけ映像レベルのものでない限りは、やっぱりテレビでちゃんと放映してもらいたいです。
とまあ、愚痴るのはこのくらいにして、感想です。


「ブルー」

キール・ティーン・イスラの3人を送り届けたジョゼは、砲撃の合間を縫って、なんとかユリシーズに帰還。

イスラのダチョウはイスラよりティーンの姿を再び拝めたことの方が嬉しいらしい。
……っつーか、ダチョウの名前って「マユゲ」だそうですよ、「マユゲ」!
「それ、名前か?」のキールは真っ当なツッコミです。
「良い名前だ」のティーンは、明らかに感性が変です。
で、そのマユゲ。ティーンとの感動の再会抱擁よりも、キールへの頭突きの方が先って…そんなにキールが嫌いだったんですか? 寧ろ、逆?

キールとアオイの再会は、ヤエヅでの別れ方があんまりだったからか、やっぱりぎこちないですね。
でもまあ、今はそれより地図です。
「地図を見せてくれ」と頼むキールに、アオイは複雑な心境ながらも承諾。

地図を見せてもらったキール・ティーン・イスラ(+赤ちゃん・ダチョウ)は、地図が綺麗だとうっとり。
そんな地図を作った父を誇りに思う、キール&ティーン。
「地図を世界中の人に見せて欲しい」と頼むキールに、地図は争いの元だと今度は簡単に頷かないアオイですが、「でも、もうやってんじゃん、戦争。グールドとさ、戦争してるじゃん」と痛いところを突っ込まれてしまいました。

ハンマーオブエデンと乗り越え、新しい世界を作ることを目指しているのは、グールドもアオイも同じ。
なのに、何故か戦争になってしまう。
この地図を公表することで、世界中の人がもう一度同じスタートラインに立てるのではないか?


キールとティーンは二人がかりでアオイを説得しようとしますが、事務総長として人間のエゴをたくさん見てきたアオイは「人間はそんなに単純なものではありません」と懐疑的。
まあ、そんな簡単に信じられるものじゃないし、寧ろ、楽観的に物事を考えて事を決める事務総長なんて不安ですよね。
それをキールが「なんで信じようとしないんだよ!」と一喝!
自分は自分が見てきた人を信じているし、地図も見せてやりたい。アオイが地図を独り占めなのはおかしい。
ティーンもまた、双子の父は地図が世界の役に立つと信じて、一人宇宙に残り、フリーダムからデータの送信を続けているとして、地図を役に立てて欲しいとアオイに願い出ます。
しかし、そこでグールドが核ミサイル(SLBM)を発射しようとしていることを察知し、イスラと赤ちゃんは部屋に避難。
ティーンはグールドが世界を破滅に導くような真似をするなんて信じたくなく「浮上せよ」とユリシーズに対してモールス信号を送るのですが、それは聞き届けられませんでした。
里山は「グールドはもはや自分達の知っているグールドではない。沈めなければならない」と割り切って、総攻撃を開始。
アオイは全世界に警報を発令し、迎撃能力のある国はユリシーズに対して迎撃するように命令します。

グールドはジョゼにトリガーのキーを預け、里山はユリシーズに向かって砲撃するも、ユリシーズを沈められず、「SLBMがくるぞ!」と叫び、ティーンはキールの制止を振り切って外に。
グールドのことで頭がいっぱいで、はじめてキールを思いっきり殴り、キールの血を見て「ごめん」と謝るティーン萌え。
「危ねーだろ!」とティーンにしがみついて止めようとしたキールにはもっと萌え。

双子愛!

なーんて、双子萌えしてる場合じゃなく、グールドの命令でジョゼがSLBMを発射し、「それは違う。違います」と項垂れるティーン。
里山が一機撃破したものの、残り2機は魏とアメリカに向かい、アオイは涙ながらに魏とアメリカに救助船を派遣し、生存者の救助のため、医療チームを組織するよう命令。
そうこうする間に、ユリシーズロスト。

その後、魏の国とアメリカから通信があって、2国に落ちた弾頭は不発で核爆発を起こさず、無事だったとの連絡が!
ユリシーズが積んでいたSLBMはハンマーオブエデン以前に作られた旧式のものだから、爆発しなかったってことで、被害がなかったようで良かったですね。
ってか、グールドははじめからSLBMが核爆発を起こさないって分かってたんじゃないの?
里山が考えるように、逃げるためにそれを囮にしたのかどうかまでは分かりませんが……。

昔のことをイスラに語るアオイ。
「僕は信じているよ、いつか戦争のない、平和な時代が来るって。僕は人間を信じている。アオイ、一緒にそんな新しい世界を作ろう」のグールドは爽やか青年ですね。
でもって、アオイも眼鏡美人!
その頃信じていたものを、いつから信じられなくなったんだろうと嘆くアオイに、「キールは大丈夫だ」と言うイスラ。
明るい笑顔になって「あの子達なら大丈夫ね」って言うアオイ。
最早アオイにとって双子はセットですね。

双子は夜空を見ながら、二人きりでとっても良い雰囲気です。
「俺達、良かったんだよな、地球へ来て」
「多分、ね」
この時の「ね」がめちゃくちゃ可愛いっ、ティーン!
でも私はティーン×キール派。リバ可だけど。
アオイは双子の信じる道を信じ、地図を双子に託したようです。
朝焼けを一緒に見た双子。
ラブラブだなぁ~。
イスラが双子を朝食に呼びに来て、おかずをかけて先を急ぎながらじゃれあう双子激萌えっ!
ティーンもすっかり大人ぶるのをやめて、笑顔が眩しいです!
ティーン×キール派としては、双子がすっかり仲良しになって嬉しいラストだったんですが、結局、アオイとグールド、和解してないじゃん。
イスラの赤ちゃんの父親、分かってないじゃん。
ってか、ユリシーズ、どこに消えたの?
と、消化不良なところが多いです。

お金がかかるのはまあ仕方ないとして、早くDVDを! 本当の最終回を見せて!


タイドライン・ブルー<1>



OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE


「タイドライン・ブルー」オリジナルサウンドトラック
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2005年09月29日

タイドライン・ブルー 第11話

12話はまだ観ていないので、とりあえず11話の感想です。

「メタセコイア海戦」


「フリーダムはいずれ大気圏に突入する。いずれ必ず落下する」
それがキールやティーンが地球にやってきた理由だったようですね。
双子達が生きることになる地球に絶対必要である地図を完成させるためにKCは残りましたが、ちびティーンは何度見ても可愛いです。

それはともかく、無音航行で不意打ちを狙い、ユリシーズに復讐を果たそうとしていた魏の国でしたが、結局、結構引っ張った割りに、あっけなくやられてしまいました。
グールドにとっての本命はやっぱり、里山率いるてしおです。
里山はユリシーズ(グールド)をやる気満々!
アオイはもう一度グールドを説得しようと決意。

新国連軍からの攻撃で激しく揺れる船の中、このままではイスラと赤ちゃんを守れないと感じたキールはティーンの元へ。
戦闘の邪魔になると、逆にキールを引っ張って、ティーンがキールをベッドに突き飛ばしたときは、「何? これからティーン×キール的展開が始まるの?」と腐女子的発想をしてしまいましたが、勿論、そんなことはなく、「邪魔をしないでくれ」の一言で去っていこうとするつれないティーン。
でも、キールも簡単にティーンを逃がすはずもなく、イスラの名前を出してとりあえずティーンの意識を自分に向けることに成功。
キールはイスラや赤ちゃんだけでなく、グールドやジョゼ、他の皆も良い人だと知っているのに、こんなのは変だ、争いを止めるために何か方法があるはずだと、自分は頭が悪いから(←一応、自覚してたんですね)頭の良いティーンに何か方法を考えてもらおうと思っていたようです。
必死なキールに、ティーンも感じるところがあったようですね。
協力する気になったみたいなところで、何故か砲撃がやみ、不審がるユリシーズの面々。
グールドは新国連が何かしかけてくるかと思ったようですが、実際はアオイがモールス信号を送るために砲撃をやめさせていたようです。

「戦いなど無意味ではありませんか? もう一度、一緒に平和を取り戻しましょう」

里山はグールドの持つ核を恐れて、アオイが説得にあたっている間も総攻撃の準備。
グールドが拒否したら、すぐにでも攻撃に移れるようにしているようです。

ティーンはアオイの命令で攻撃のやんだ今のうちにキールとイスラを潜水艦で逃がす気でいたようです。
が、キールはティーンも一緒じゃなきゃって叫び、ティーンはグールドを置いていけないと苦しげに言い、フリーダムに残した父のことを思い出すキール。
そして、グールドは優しくて戦争が好きとは思えないとイスラ。
勿論、ティーンもグールドが好きで戦争を始めたわけではないことを知っています。
「俺が今まで会った奴はみんな良い奴だったぜ。アオイみたいに本音を隠すからややこしいことになるんだよ!」

キールにそんなことを言われたアオイですが、アオイの言う平和はいつくるか分からないが、自分が導く平和なら目前だと、グールドにまで振られてしまいました。
アオイ、一人孤独で可哀相。
分かり合えないって、悲しいですね。

でも、グールドのやり方は本当に正しいのか?
「争いでは何も解決しない」
「あの子達が生きる地球に、どうしても地図は必要なんだ」
KCのことを思い出した双子は、平和のために『地図』が重要な鍵となると気付きます。

グールドがミサイルを発射したことで、戦闘再開。
ティーンはグールドと二人きりになり、キールとイスラと3人で話して思ったことを伝えます。
(この話し合いの中で、キールがはじめてティーンのこと「兄貴」って呼びましたvv)

アオイは地図の存在が争いの種となると思っているが、自分はそうは思わない。
ティーンとキールの父が、地球に争いの種をまくはずがない。
地図の存在により、世界中が豊かになれば争いはなくなる。
少なくとも、その可能性はある。

アオイが持っている地図を全世界に公表するために、休暇をもらいたいと願い出るティーンに、「自分で決めたことは大事にしろ。ただし責任は重いぞ」と副官を解任して、笑顔でティーンを送り出すグールド。
ジョゼにティーン達3人をアオイの元まで無事届けろと命令を出します。
しかも、今後、攻撃の激化は必至のため、帰還する必要はない、なんて、グールド大好きっ子のジョゼ、そりゃ泣きますよ!

ジョゼを含めて4人を送り出したグールドは、ティーンを海で拾った日からのことを思い出すのですが、ティーンがグールドに拾われたとき、既にジョゼもユリシーズに乗ってたんですね。
びっくり!
ティーンやジョゼがグールドが大好きなのと同様に、グールドもまた二人のことが大好きだったんだなぁ~。

ユリシーズから「息子達がいく」と通信を受けたアオイ。
里山はアオイの義理の息子キールもいるってことで、砲撃を一時中止。
てしおからキール達に向かって梯子が下りますが、ジョゼは危険だと分かっていても船に戻るとのこと。
ジョゼはグールドが大好きだからね。
キール達は一緒に来いと勧めるのですが、決意は変わりません。
ジョゼに抱きつくイスラ(ジョゼ×イスラもいいよね!)。
「オレ達がちょっくら戦争を終わらせてくるから、待ってろ」
「どこまでも馬鹿だな、お前は」
「まあな」
キール×ジョゼ!

双子はすっかり和解して協力的なので、あとは大人世代ですね。


タイドライン・ブルー<1>



OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE


「タイドライン・ブルー」オリジナルサウンドトラック

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2005年09月22日

タイドライン・ブルー 第10話

「別れ」


新国連が機雷でユリシーズをおびき出そうとしているのを目撃したキールが、イスラの安全のためにも船を借りてグールドにそのことを知らせようとするところから始まった、今回のTBL。
振り向きざまにキールとティーンが限りなくキスしそうなほど顔が近付いたのに喜声の声をあげたのは私です。
ってか、本当に鼻を擦りそうなほど近付いてたよ。
あとちょっとだったのに……惜しい!

ユリシーズまで辿り着けるか分からないと案じるティーン。
そもそもユリシーズの場所が分からないから無理だという船長。
でも、ジョゼがユリシーズの場所が分かるとのことで、浮きドックの人に騒音を出してもらっている隙に、キール・ティーン・ジョゼの3人でユリシーズへ。
「肝が据わっているジョゼに対して、誰かさんは…」と暗にティーンを臆病と罵るキールですが、ジョゼがユリシーズのいる場所として検討をつけていたのはケーキ屋。
なんとグールドは甘党でした!
最初に、超辛いスープをキールにご馳走したイメージがあるので、てっきり辛党かと思ってました。

限界深度を超えてユリシーズに近付くキール達。
グールドは、そんな無茶をするのはあいつ(ジョゼ?)しかいない、と迎えに行くことに!

キール×イスラ、感動の再会!
ってか、 感動して抱き合ったものの、すぐに我に返って真っ赤になってイスラから飛びのくキールは本当にお子ちゃまで、初々しくて可愛いです(馬鹿ですけど)。
でも、キールが赤ちゃんを構っているあいだに、二人の横をティーンが横切り、ティーンに気付くイスラ。
キール、早くもピンチです!

グールド×ジョゼ&ティーン、感動の再会。
ジョゼもティーンもグールドのこと大好きですね。
特にジョゼ! 瞳うるうるで可愛すぎです!
地図のことを報告するティーンたち。

浮きドックでユリシーズの修理中、イスラとティーンの再会。
ちょうどキールもそばにいて、「そっくり」と驚くイスラ。
まだ出産のときのことをはっきりと思い出してはいなかったようです。
……って、キールとティーンって(小さい頃はともかく)そんなに似ていないと思うのですが、やっぱりそっくりなんでしょうか?
「はじめまして!」と挨拶されたティーンは一瞬驚くものの、キールの困った顔を見て「はじめまして」と笑顔でイスラに握手を求めます。
が、天然イスラはいきなり握手を通り越してティーンに抱きつき、助産まで出来るくせに女の子に慣れてなかったのか、真っ赤になるティーン。
やっぱりキールと双子ですね。
ジェラシーキールですが、イスラがティーンに赤ちゃんを見せて「恩人の名前をとってキールにした」と教え、ティーンもまた何も言わないものだから、気まずくて顔を背け、ジェラシーどころじゃなくなってしまいました。

物憂げ顔のキールは、仕事をやり遂げたことをグールドに褒められるのですが、ここでキール。自分はアオイのこともグールドのことも知っているし、二人が和解し、みんなで幸せになることは出来ないのかとグールドに訴えます。
グールドはキールに世の中のことをいろいろ見てきたのだなと言いつつ、自分は20年間見てきて考え抜いた結果がこれだと伝え、お前の考えを言えとキールにうながすのですが、「考えじゃなくて感じるんだ」とうまく思いを伝えられないキールはグールドの胸を何度も叩き、遠巻きにそれを見ていた船員の後ろからティーンもそれを見て、昔、キールが父と戯れていたのを遠巻きに見ていたことを思い出します。

イスラが洗濯物を干している姿を遠巻きに見ていたティーンの元へやってきたキール。
自分から本当のことをイスラに伝えられないままのキールは自己嫌悪から逆切れし、「言いたいことがあるならはっきり言え!」とティーンに殴りかかります。
すべて避けて、逆にキールを地面に押さえ込むティーンvv
ティーンはキールの暴力に暴力で返す気なんてまったくなかったようですね。
でも、キールに「母さんが死んだときだって、父さんが生きていたって分かったときも、泣きもしねぇ。平気な顔をしてやがる!」といわれて、感情にかられて殴ろうとするのですが、それでもやっぱりためらった隙にキールに投げ飛ばされて、イスラが干した洗濯物を駄目にしてしまいました。
洗濯物が覆いかぶさったまま、「冷たいよ、お前は」とぼろぼろ泣くキールにティーンが「羨ましい」と呟き、キールが「えっ」と意表をつかれたとき、イスラからおしおきが!
フライパンで頭を殴られたキール&ティーン。
キールの顔が変なのはいつものことですが、ティーンまで思いっきり顔が崩れてます!
仲良く出来ない大馬鹿兄弟に、二人で洗濯しろと罰を言い渡すイスラ。

ぶつぶつ文句を言うキールに対して、嬉しそうに「昔、同じことがあったな。母さんに叱られて…イスラは母さんに似ている」と呟くティーン。
ティーン、マザコンだったんだね。ってか、ファザコンでマザコン。
同じくファザコンでマザコンなキールは、それ以上、ティーンに文句をいえなくなってしまいました。
「ここにいれば、イスラも安心して生きていける。けど、それで全部OKってわけじゃねぇ。何かあるはずなんだ。イスラや赤ん坊だけじゃねえ。皆がなんの心配もなく安心して生きていける方法が絶対あるはずなんだ」
キールがティーンに思いを伝えたとき、新国連軍にユリシーズが発見され、修理半ばでユリシーズに乗り込み、出航しなくてはならなくなったグールド達。
グールドは船長に新国連に会ったら「メタセコイアで待つ」と伝えて欲しいと頼み、それを引き受ける船長。
キールはイスラと共に浮きドックに残る予定でしたが、ユリシーズに乗り込むティーンの姿を見て、イスラを残してティーンと共にユリシーズに乗り込むことを決意。
でも、イスラはしっかり、仕事がたくさん残っているからと、ユリシーズに乗り込んでました(笑)

グールドがメタセコイアに向かったことを知った里山&アオイは、メタセコイアに向かうことに。

一方のキール。
赤ん坊をあやしながら、イスラに本当のことを話すべきか悩んでいましたが、ついにイスラに「その子の名前、本当はキールってつけちゃいけなんだ」と土下座して本当のことを言って謝ります。
が! イスラはやっぱり大物ですね。
本当のことを黙っていたキールを怒るどころか、赤ん坊を取り上げてくれた人が二人もいると喜びます。
キール、これでやっと胸のつかえが取れたようですね。
イスラはティーンを不器用だと評し、悲しいことを経験するとそうなってしまうことが多いが、自分も昔、ティーンのように感情を抑えてしまう時期があったと言って、キールにティーンともっと話すよう勧めます。
イスラは双子好きの味方です!
キールは頷くのですが、そのあと、「この子に弟ができたら、今度はティーンと名付けるわ」と言われて、最初こそ、うんうん一緒になって喜んでいたものの、「次を生む予定があるんかい!? 誰の子だよ! ってか、赤ちゃんの父親って生きてたの?」と驚きます。
実際問題、イスラの赤ん坊の父親って誰?

ところ変わって、グールドともう一度話し合うことは出来ないかと里山に願い出るアオイ。
里山はグールドの意志は固いと否定的ながらも、アオイの願いを聞き入れ、アオイはグールドに求める世界は同じだと和解を申し出るのですが、グールドは自分達の敵は新国連軍だけではないと、魚雷発射を命じます。
グールドの拒絶され、反撃までされたアオイはショック。
里山もそれを迎え撃ち、魏の国は漁夫の利を得ようとしているようです。
が、グールドは魏の国の考えを読んでいたようですね。

で、今回のサブタイトルの「別れ」って誰と誰の「別れ」だったんでしょうか?
キールはイスラと別れなかったし、浮きドックの人たちとは別れたけど、それはやっぱ違うだろうし。
かつての盟友、アオイとグールドが分かり合えなかったことをさして「別れ」かな?


タイドライン・ブルー<1>



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2005年09月15日

タイドライン・ブルー 第9話

「新しい地図」


前回、不用意に船員の前に出て行き、不法侵入で掴まってしまったキール。
抵抗するものの、多勢に無勢、体格負け、おまけに縄で縛られてるときたら、まともにやりあえるはずもなく、髪を引っ張られたり殴られたり、地面に顔面を強打されたりと酷い目に合います。
それでも、他に仲間はいないのかと聞かれても、約束どおり決してジョゼ達のことを口にしないキール。
お馬鹿だけど、こーゆーとこは偉い!

散々ぼこぼこの目にあいながらも、フランスまで行って潜水艦を直して欲しいと頼みます…が、当然取り合ってもらえず、今度こそ絶体絶命!
キールが最後の頼みとばかりに賭けを持ちかけ、賭博好きの船長が食いついたかに見えたとき、隠れて様子を見ていたティーンは「馬鹿なことを!」とナイフを片手にキール達の前に飛び出そうとしたのですが、それを止めるジョゼ。
前科持ちのキールは「イカサマなんてやらない。真剣勝負!」と必死な目で言い、船長が賭けに乗ったことで、今度は賭けの対象を決めることに。
何が何でもイスラと再会したいキールは、勿論、これっきゃ望みはないですよね。
「俺が勝ったらフランス行って、潜水艦直してもらう!」
「で、俺が勝ったら、お前は何をくれるんだ? 俺が負けるわけねぇってか?」
船長の言い分はごもっとも。
片方だけにメリットがある賭けなんて、賭けじゃありません。
「あ、あれは? この間のと同じ船が2つある」
「小型潜行艇か。しょぼいなぁ。フランスくんだりまで行って、潜水艦修理するってのと小型潜行艇じゃあ釣り合いがねえんだよな。他にねえのかよ?」
それ以上、キールから良い賭け物を引き出せないと分かった船長は、賭けをとりやめにして、キールを再び吊るすよう命じるのですが、ここでジョゼ登場!
キールのピンチを助けます。
船長はジョゼも一緒に密航していたことが分かっていたようですね。
キールはなんで出て来たんだとジョゼに文句を言うのですが、それは船長の蹴りであっさりスルー。
ジョゼは賭けの対象としてSLBMを持ち出します。
ユリシーズ副長として、グールド艦長の名誉にかけて嘘は言わないということで信用を得て、SLBN2つで賭け成立。
ジョゼの「負けたら許さん!」に素直に「はい」のキール。
ノーマルCPなら、キール×ジョゼはかなり好きです。
恋というより、面白コンビとしてですが。

ティーンがグールドの了承も得ず勝手に取引をするジョゼに疑問を持つ中、船員達に囲まれて、賭博開始。
まず、船長が6のゾロ目。
敗色濃厚のキールですが、イスラに願掛けをし、はじめてイカサマなしでピンゾロを出し、賭けに勝ちます!
本当は恐くて仕方なかったキールは涙を溜めて安堵の喜びにひたり、ジョゼもまた、約束どおり、船を修理してもらおうと言おうとするのですが、ここで、船員の子供がイカサマだと言ってサイコロを奪い、船員達が再びキールをぼころうとしたところで、ティーンが子供(ウマオ)を拘束して発砲!
恐怖に染まる子供の父。
「馬鹿っ! お前なにやってんだよっ!?」と悲痛な叫びをあげるキール。
複雑な表情のジョゼ。
フランスに行かなければ子供の命はないと脅すティーンに、キールはお碗を投げつけるのですが、正確に銃で打ち返されたお碗はキールの顔面を直撃。
気絶するキール。
ティーンって狙撃もうまいんだね。
…って、いくらキールの命のピンチだからって、子供の命を盾に取っちゃダメだよ。

船長は子供にサイコロを自分に渡すように言い、皆の前でサイコロを改め、サイコロに種もしかけもないことを証明し、くだらないことを言ってぐたぐた騒ぐなと命じます。
そして、ティーンに向かって、「良い兄弟を持ったじゃないか。お前にそんなことさせないために、こいつは博打なんて危ない賭けに出たんじゃないか? それが無駄になっちまうぜ。……俺は賭けに負けた。フランスに行って、潜水艦の修理をするぜ」
暴力的ではあるけど、なかなか潔い性格でもあるようです、この船長。
ティーンは銃をおろし、子供を解放します。
船員達に笑いながら起こされたキールに微笑みを浮かべるジョゼ。
複雑で切なげな表情のティーン。

ジョゼはなんだかんだ言って、キールの馬鹿過ぎて純粋なところが気に入ってますよね。
でもって、ティーン。
馬鹿で無鉄砲で感情のまま好き勝手行動をしながらも、皆に受け入れられるキールに嫉妬?
多分、嫉妬もあるんだろうね。
でも、キールのそういう素直な性格が好きでもあるから、余計にやるせないんだと思う。

場面はユリシーズに変わって、食糧難など不安がいっぱいで気落ち気味のクルー達。
そこにイスラが洗濯物を配りにやってきます。
こっちはとっても元気で明るくマイペース。
大勢の男達の前でも平気で授乳しようとするあたり、相当肝っ玉が太いよ!
ってか、いい加減、赤ちゃんキールのパパは誰!?
もしかして、最終回まで分からずじまい?
船体がいつまで持つか不安に思っていたグールドにも洗濯物を渡したイスラは、とても優しく笑うグールドが、何故戦争などするんだろうと眠ってる赤ちゃんに話しかけるのですが、意外にグールド×イスラもいけるかもしれないと思い始めました。

アオイ&里山合流。
イスラのダチョウは、愛するティーンと離れ離れになってしまった寂しさに泣き叫んでます。
さてはティーンに恋したな!? ってか、このダチョウって雌? 雄?
まあ、どっちにしてもダチョウの恋は実らないだろうねってことで、シリアスに戻って、里山から何故、グールドがフランスにいることが分かったのか問いただされたアオイは、KCから送られてくる地図の存在を里山に明かします。
が、ハンマーオブエデン以前、至る所で戦争は起きており、いろんな言い分はあるだろうが、争いの一番の原因は富の奪い合いであり、地図が公になれば、豊富な地下資源など利権をめぐって再び諍いが起こることは目に見えているから里山達にすら地図を公表しないとのことで、里山はかなり不満なようです。

地図の話はジョゼ達もしていて、新国連がドゥーラビィーラの位置をすべて把握していることをティーンに確認したジョゼは、ドゥーラビィーラを切り札として使えないことにユリシーズ副長として危機感を覚えます。
でも、キールは全然、地図の価値、危険さを分かってないようですね。
「地図なんてお前も書いてたじゃん。くっせー地図」
と言われて、頬を赤らめるティーン、ラブ!
それはともかく、地図の存在を知っているのはアオイと副事務総長しか知らないと告げるティーンや、いつの時代も偉い奴ってのは独り占めするものだよなと語る船長に、「たかが地図がそんなにすごいのか」とつまらなそうに呟くキール。
でも、その地図がフリーダムに残った父から毎日送られていることをティーンから聞かされたキールは顔色を変え、「父さんは今も生きているんだ。あそこで…」と更に語ろうとするティーンに「黙れ!」と殴りかかろうとするのですが、振り上げた拳を途中で止めます。

キールもティーンもかなりのファザコンだったようですね。
いたずらばかりのちびキールとじゃれ合うKCを切なそうに見つめる、おとなしい性格のちびティーン萌え!
自分よりキールと仲の良い父、自分より父と仲の良いキールに嫉妬していると見た!!
そんなある日、ティーンは両親には秘密だと約束した上で、キールから地球に付く前に宇宙でも自由に動ける機械を使ってフリーダムに戻るつもりだと聞かされます。
「でも…危ないよ」とティーンはキールを心配するのですが、キールは絶対ナイショだと更に念押し。
そう言われると、何も言えないものの、夜、隣で眠っているキールを見たティーンは、結局、父、KCにキールの秘密をばらしてしまい、キールの計画は失敗。
ここでキールの「言わないって言ったろ! 約束しただろ!?」に結びつくわけですね。
激情にかられてティーンを殴ろうとするキールの腕を掴み、 「何故、話し合おうとしない? 暴力では何も解決できないんだ。覚えておいてくれ」とキールを諭したKCは、ティーンに向かって「よく話してくれた」と言ってくれ、ティーンは自分のしたことを父に認めてもらえたと笑顔を浮かべるのも束の間、 「でも、お前はキールと約束したんだろ。約束したなら守らなきゃいけない。覚えておいてくれ」と言われて、つらい表情に。
KCは良いお父さんですね。
でもって、ここが一番重要。
ティーンの密告の理由!
語られてはいませんが、ティーン×キール派としては、

キールと離れたくなかったから!…80%
キールが心配だったから…15%
自分だって父と一緒にいたいのに、キールだけ狡い…4%
その他…1%

…だと思うのですが、いかがでしょうか?

その夜。
地図が新国連にある限り、ユリシーズは著しく不利。
一刻も早くユリシーズに戻らなくてはと決意を固めるジョゼ&ティーン。

日は変わって、機雷を使ってグールドを炙り出そうとするてしお。
前方には浮遊樹がたくさんあります。
浮遊樹の近くでは通信がクリアになる、ということで、それは使えるかも!と表情を明るくする里山&アオイですが、キール達もまた、近くに来てました。

さて、来週はいよいよユリシーズと合流。
ティーンとイスラの再会でもありますね。
楽しみ♪


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2005年09月08日

タイドライン・ブルー 第8話

「再会」


前回、チベットの街中でそれぞれ再会を果たしたキール、ティーン、アオイ、ジョゼ。
キールがティーンの名と一緒にアオイの名も呟いたことから、ティーンと一緒にいる女性が事務総長アオイであると知ったジョゼは、いきなり銃をぶっ放し、アオイを人質にとってティーンを救出?

チベットの人たちは、只者じゃないですね。
すぐそばで銃撃戦が繰り広げられても、動揺のかけらもなく、振り向くことすらせず、一心に祈りを捧げてます。
アオイの喉元に刃物をつきつけるジョゼより、チベットの一般市民の方がよっぽど恐いです。

ティーンはアオイとしばらく行動を共にして、多少なりともアオイに対して情がわいたのか、暴力的なやり方にためらいを見せるものの、ジョゼから銃を受け取り、警備兵に銃を向け、その隙にジョゼがアオイを連れて路地裏に逃げ込もうとするのですが、そこでキールが反応。
「どこ行くんだよ? 待てよ!」とジョゼたちに駆け寄ろうとするのですが、そんなキールに動くなと銃で威嚇していた警備兵にイスラのダチョウが突っ込み、誤発。
キールに向かって銃弾が乱射され、アオイもティーンも激しく動揺!!
疎遠な親子関係であってもキールに対して親子の情があったアオイは、反射的に身を持ってキールを庇い、キールは無事でした。
義理とはいえ、母の愛ですね。
が、ここは本当はティーンにその役をやって欲しかったというのが、ティーン×キール派としての正直な気持ちでしょう。
でも、ジョゼに「ここまでだ、行くぞ!」と声をかけられるまで呆然とし、尚且つ、すぐにはその場を離れられず、思いきりキール達を気にしつつジョゼに続いて去っていったティーンにも萌えました。

で、キールとアオイですが、そんなに簡単に和解できるはずもなく、キールもアオイとジョゼ達の間で少しは迷うんですが、結局、「なんだよ、今更! 俺が一番助けて欲しいときは…」と言い残して、(イスラと再会を果たすためにも、ユリシーズとの繋ぎ役である)ジョゼを追うキールに、アオイはかける言葉をかけることすらできず、見送ることしかできませんでした。
切ない。

一方のユリシーズはパリに来ていました。
新世界地図を見ていたティーンは、ジョゼからユリシーズがドゥーラビィーラに突入したと聞き、ユリシーズがフランスにいると言い当てます。
それから、言いにくそうに「副長、キールと一緒に…」なんて言うものだから、てっきりジョゼがキールと行動を共にしていたことを気にかけているのかと思ったら、「もう一人、ユリシーズに乗り込んだはずですが…」と続いてガックリ。
キールのことを気にしてたんじゃなかったの?
いやいや、本当はキールのことを聞きたかったんだけど、恥ずかしがり屋さんだから聞けなくて、心根の優しい子だから、その次に気になっていた、自分が助産したイスラと赤ん坊のことを聞いたのね……と思うことにします。
勿論、イスラ達が無事なことを聞いて、ほっとしているティーンも大好きです。

でもって、アオイ。
キールの夢を見ていたのですが、途中でキールの姿がティーンに変わり、ティーンの姿で「なんだよ、今更! 俺が一番助けて欲しいときは…」と言われてしまいます!
事務総長の立場として、肝心な時にキールを助けられなかったことをずっと後悔してたんですね。
それに、短い間とはいえ、気にかけていたティーンにまで去っていかれて、アオイにとっては二重にショックだったんでしょうね。
そんなアオイのもとにチェンレーシ様がやってきて、「あなたの心配している人は無事でいます」と言ってくれます。
ほっとしたアオイは、チェンレーシ様に「家族もなく、ほんのささやかな楽しみを味わうこともない、ただ自分の役割を果たすだけの人生が寂しくないか?」と問います。
チェンレーシ様は自分の役割を果たすことができれば自分の人生など取るに足らないものだと言いますが、アオイは、自分自身も今まではそう思って、ヤエツ崩壊時に、混乱した状況で個人的感情で動くことによって規律が崩壊することを恐れ、事務総長としてキールを自分のヘリに乗せて助けることをしなかったのですが、本当はそうではなかったと語ります。
7歳のキールを引き取った時からずっと抱きしめたいと思っていたものの、一度でも抱きしめてしまったら自分は母親になってしまい、不器用な自分は母親と事務総長という二つの立場を両立できるほど器用じゃない。
それでも、キールのことが心配でたまらず、仕事など誰かに任せてあの子を助けに行きたい。

そう言って泣き崩れるアオイに、「もうあの子は、あなたを必要としていない。それでも息子は、必ず帰ってくる」と何かに憑かれたように語るチェンレーシ様。
早くキールと和解できるといいね、アオイさん。
親子愛には弱いので、うるっと来てしまいました。

ジョゼ&ティーンに戻って。
浮きドックを手に入れてユリシーズに戻ろうと話していた二人の前に、キールが現われます。
ジョゼはキールの相手をしている暇はないと冷たく言い放ちますが、イスラの元へ絶対に戻りたいキールは、いち早く海に飛び込んで、浮きドックの元へ。
ジョゼ&ティーンを追って警備兵達も向かってきており、仕方なくキールの後に続くジョゼ。
でもティーンは水が苦手なので、なかなか海に飛び込めません。
それでもすぐそこまで兵が迫ってきて、背に腹は変えられず、勇気を振り絞って海に飛び込むのですが、ティーンは泳げないんですね。
幼少時、母と共に海に不時着したシャトルは発火し、いち早くキールがシャトルからなるべく離れるよう海に放り出され、残ったティーンは炎と押し寄せる水、その後のシャトルの爆発がトラウマになっているに違いありません。
そんなティーンを助けたのはキール!!

萌・えっ!!

双子愛双子愛双子愛っ(以下エンドレス)!!
この調子で、人工呼吸までしてくれたら最高!

…なーんて期待に胸を膨らませつつ、このまま双子を見続けたかったのですが、ここで里山艦長の出番です。
アオイからグールドはフランスにいるはずだと言われた里山は、フランス周辺に兵力を集めることに。
でも、何故アオイがグールドがフランスにいると分かるのか、疑問に思っているようですね。
グールドはグールドでユリシーズを修理しなければ戦えないと判断し、急速潜行。

場面は変わって、船の中で目が覚めるティーン。
(ちっ! キールがティーンに人工呼吸するのを今か今かと待ち望んでいたのに、そのシーンがなかった!!)
でも、あどけなく眠ってる姿とか、キールが自分を助けてくれたとジョゼから聞いて驚く可愛いティーンが見れたし、いっか♪
ジョゼは銃の手入れをしつつ、これからユリシーズを修理するためにも、この浮きドックをフランスに向かわせるため、武力行使も厭わないつもりのようです。
が、二人の話を聞いていたキールは、「そんなもん(銃)出さなくたって、頼みゃあいーじゃん。行ってくれって!」とポジティブに提案。
でもって、 キールからイスラ(ユリシーズ)はどこだと聞かれて、思いっきりたじろいで答えるティーンが可愛すぎ!!
突然、キールに声をかけられて、心の準備が出来てなかったんだね。
ジョゼは話し合いなど無駄で、無防備に乗組員の前に出ようものなら、即座に殺されるか、新国連軍に引き渡されて、どっちにしろ殺される運命だから先手を打ってこの船を自分達の支配下に置くしかないと言い放つのですが、キールはとりあえず頼むだけ頼んでみようと言い、「やれるものならやってみろ。ただし、我々のことは絶対に話すな」とお許しが出ると、あっという間に行っちゃいました。
素早いキールに呆れつつ、「船が混乱したほうが我々には好都合だ」と呟くジョゼに、「もし、拷問でも受けて、キールが我々の存在を喋ったら」なんて建前を言いつつ、今すぐ、無謀なキールの行動を止めたくて仕方ないティーンvv
でも、ジョゼはイスラへ繋がる唯一の道である自分をキールが売ることは絶対にないと言い切り、焦ったティーンは「しかし、本当に殺されるかもしれません!」と本音を漏らします。
そりゃあ、ティーンは大好きなキールにもしものことがあったらと気が気じゃないですよね。
そんなティーンに「仕方ないな」と呟くジョゼは、一応、キールを見殺しにするつもりはないみたいで、もしものときのフォローも考えてはいるようです。

で、キール。
美味しそうな匂いに釣られて食堂に入り、「めっちゃ怪しい」と早々に掴まってしまいます。
船員の子供に『日干し』と『海に放り込む』どっちか選べと言われて、「どっちもヤダ!」と答えたら、「じゃあどっちもだ♪」と楽しそうに言われて、本当に吊るされてしまい、泣きながら「下ろしてくれー。フランスまで一緒に行ってくださーい。潜水艦、直してよぉー!」と頼むのですが、全然取り合ってもらえません。
馬鹿ですね。
でも、そんなお馬鹿なところが好きです。

ティーンはジョゼに何か言いたそうなんですが、言えないまま、ジョゼの後について外へ。

キールは、チベットの賭博屋で合った男と再会するのですが、助けてもらえると思ったのも束の間、再び吊るされそうになって、半泣きのままED。
今回からまたしてもEDの絵が変わりました。
キールが変な顔なのはいつものことなのですが、なんか変な顔のティーン、いたー!!
しかも、キールに押し倒されてるような格好です! なんですか、これ!?
それにそれにっ、キールからの攻撃を避けつつ、反撃しようとして拳を振り上げて、ひどく躊躇うとこも萌えっ!
ティーンってほんっとうにキールのことが大好きなんだねvv
次回も、ティーン×キールでウハウハ出来そうな予感です。


タイドライン・ブルー<1>



OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 23:05:30 | タイドライン・ブルー | コメント:2 | トラックバック:8

2005年09月01日

タイドライン・ブルー 第7話

「祈りの都市」


祝! 双・子・再・会!!

というわけで、双子再会までの経緯を語ります。

前回、ドゥーラビィーラに飛び込んだユリシーズに置いていかれたキール&ジョゼ。
ジョゼはグールドに、キールはイスラと一刻も早く再会したいところですが、小型潜水艦に燃料を補給するためにも、まずは一番近くにあるチベットに上陸することにしました。

町の生活に、キールはヤエツの町で慣れているものの、ジョゼは不慣れなようですね。
船着場でチップを払うことを知らなかったり、人込みに揉みくちゃにされたりと大変です。
それはともかくとして、燃料を補給するためにもまずはお金が必要と、早速賭博場へ来たキール&ジョゼ。
ここで、ジョゼが破滅的に演技の才能がないことが発覚!
なんだ、この棒読みー!!
キールのほうは慣れたもんで、ジョゼに対しても「お姉ちゃん」と可愛い声まで出すのですが、これじゃあバレバレですね。
それでも、ちゃんと相手にしてはくれて、キールはいつものイカサマで勝つんですが、あっさりイカサマがバレてしまい、逆に手持ちの食糧まで根こそぎ奪われてしまいます。
早速、大喧嘩のキール&ジョゼ。
この二人の喧嘩は漫才みたいで見ていて楽しいです。
「優秀なティーンならともかく、お前に姉となど呼ばれたくない」とかなんとか、下手すりゃずっと言い合いを続けそうな二人に、賭博の相手は「他に何か賭ける物はないのか?」と問います。
ジョゼは金目のものはないといい、キールもイスラのくれたペンダントは絶対賭けには使えないと言い張り、じゃあどうするかってところでキールが「小型潜水艦がある」と言い出します。
ジョゼにしてみたら、小型潜水艦に燃料を補給するためにお金が必要なのに、小型潜水艦を賭けの対象にするなんて馬鹿の極みですが、キールにしてみれば、燃料もないのに小型潜水艦なんてあってもゴミ同然なんですね。
どちらも一理ありますが、燃料だけなら地道に働けばすぐお金なんて貯まりそうなものなので、ここはジョゼに一票!
でも、結局、キールは小型潜水艦を賭けてしまい、しかも結果は負け。
小型潜水艦を奪われてしまいます。

悔しいキールと、ショックすぎて放心し、涙まで溜めて落ち込むジョゼ。
キールはユリシーズの場所さえ分かれば、その場所に向かう船に乗り込めばいいって前向きに提案するのですが、ジョゼは船で海を航行してさえいれば、いつかユリシーズに合流できるかもしれないと望みを抱いていたようで、ユリシーズの行き先はまったく分からないとのこと。
海の広さは半端じゃないので、一度飲まれたら世界の3分の1さえ移動してしまうドゥーラビィーラに突入したユリシーズにそんな無鉄砲なやり方で合流できるとはとても思えないのですが……ジョゼも結構、天然で抜けたところがありますねvv
今度こそ、本当にどうしようもなくなったところで、キールの前に、ヤエツで賭博仲間だったアンジーが現われます。
でも、アンジーはキールがアオイに助けられてチベットに上陸したと思ったらしく、アオイに反抗していてもいざとなったらアオイに助けてもらうんだろうとキールに対して冷たい態度を取ります。
それには、賭博仲間のサンシャインの死が大きく絡んでいたようですね。
一般人のアンジー達はユリシーズから町に襲撃を受けても、逃げ場がなくて、サンシャインはアンジーの目の前で炎に包まれて死んだようです。
それを聞いたキールはアンジーに背を向けて、笑いながら「あいつ、どんくさかったもんな」と語り出すのですが、怒ったアンジーがキールの顔を覗くと、そこには鼻水流して大泣きしているキールの顔が!
仲直りする二人。

ユリシーズは損傷は受けたものの、なんとか無事のようですね。
イスラは赤ちゃんにキールから教えてもらった字を教えつつ、キールならきっと大丈夫だと信じているようですが、それでもやっぱり心配なようです。

キールはアンジーに連れられて、町の様子を見て回ります。
そこにはヤエツから逃れて田植えをしている人々の姿もあって、やっぱり同郷の民と思うと嬉しいキール。
技術者にいたっては、既にヤエツに戻って町の復興作業をしているようですが、まだ町に戻るのは難しいようです。
それでも、復興作業をしている人たちのための食事係として、明日にはヤエツに戻り、これからは真面目に働こうと決意を告げるアンジー。
アンジーはキールにも一緒に帰るかと聞きますが、勿論、キールはイスラが一番大事なので、イスラと再会していないのにヤエツに帰るはずがありません。

そんでもって、アンジーとやりとりしている間に、姿を消したジョゼ。
すっかり落ち込みモード。
町での生活は慣れていないうえ、お金もないので「艦長、私はどうすれば……」と意気消沈だったのですが、どこかで見たことのあるヘリを見かけたジョゼは、ヘリを追いかけ、それが法王チェンレーシの屋敷に降りたのを確認します。
先程まで死んだ目をしていたジョゼですが、グールドの役に立つべく何をすればいいのか目標が見つかったようで、瞳に力が戻ります。

ヘリはアオイのものでした。
勿論、ティーンも一緒です♪
法王チェンレーシは美人ですね。
アオイは新国連への協力を求めてチェンレーシ様に話しかけようとするのですが、そこにイスラのダチョウが!!
なんとかダチョウを抑えるティーン。
それを見ていたチェンレーシ様は、ダチョウを気に入ったようです。
チェンレーシ「それはなんという鳥ですか?」
ティーン「ダチョウです」
チェンレーシ「(にっこり笑って)可愛いこと」
アオイ「どこが…(ぼそっ)」


なにはともかくダチョウのおかげで掴みはOK。
さしでチェンレーシ様と話せるようになったアオイは、早速協力を仰ぐのですが、私には力がなく、祈ることしか出来ないと言われてしまいます。
ティーン「祈りが何になるのですか? 祈ったところで何も変わりはしない。無意味だと思います」
チェンレーシ「そのとおり。しかし、もし、世界中の人が同じ想いで祈ったとしたら…それは現実になる」
ティーン「あなたは何を祈っているのですか?」
すると、いきなりチェンレーシ様の声が、綺麗な女性の声から年老いた女性の声に!!
「空から来た息子達よ、二人の祈りは同じもののはず」
ティーンもアオイもびっくりですね。
でも、それ以上にこのあとのセリフに驚きました。

「ひとつになるのです。星のかなたにいる人も、それを望んでいる」

いきなりだったので、心臓に悪いです。
「ひとつになるのです」って、いいの? ほんっとうにいいの?
チェンレーシ様、そして双子の両親は、ティーン×キール(orキール×ティーン)を激しくプッシュ中のようです!
やったね、ティーンvv
チェンレーシ様からお告げも聞けたし、両親からの応援もあるし、こりゃあもう、キールと再会したあかつきには、押して押して押して、ちょっと引いて焦らして、またまた押しまくるといいよ!


一方のキール。
アンジーと別れると、今度は農作業を手伝っていたブランタイルと再会。
ブランタイルに痛いくらい抱きしめられるキール。
愛されてますね。
キールはブランタイルの口から、アオイもまたチベットに来ていることを聞かされます。

さて、チェンレーシ様と別れたティーンとアオイは町を歩きながらこんな会話を…vv
アオイ「キールは元気のいい子で、やんちゃで手に負えないところもあるけれど、不思議と誰からも好かれていました」
ティーン「そうでしょうね(何言っているんだ、このオバサンは! キールはあんなに可愛いんだから、そんなの当然だろう)」

アオイ「でも、私とあの子は何故かうまくいかなくて、あの子はきっと私のことを恨んでいるでしょうね」
アオイは、ティーンと話していると子供と話していることを忘れてしまうようです。

アオイがティーンに向かってキールの話をしている間に、ブランタイルもまたキールにアオイの話をしていました。
アオイが何も言わないけれど、キールのことをとても心配していること。
事務総長の立場としては、ヤエツの町ではキールを置いて行かなければならなかったこと。
キールは「立場ね」と反抗的ですが、アオイのキールを心配する親心を分かっているブランタイルはキールをアオイの元へ連れて行こうとします。
が、イスラのことも(ジョゼのことも)あり、アオイの元へは行けないと告げるキールに、ブランタイルはイスラのことを思い出して、「あの娘は? 守れなかったのか?」と問います。
「守ってるよ。つーか、守ろうとしてるけど、これが結構大変なんだって!」
必死の顔で答えるキールに、嬉しそうなブランタイル。
キールの成長が嬉しいんですね。
「そんな顔ははじめて見た。かなり苦労したようだな。少しはマシになった。この先も彼女と行くんだな」
「ああ、絶対離れねー」
「分かった」
そうしてブランタイルと別れたキールは、イスラと再会を果たすためにも、まずは町中でジョゼを探します。
前も見えないくらいすごい人ごみだったけれど、ジョゼの姿を発見することに成功したキールは呼びかけるのですが、ヘリを追いかけてチェンレーシ様の屋敷に向かうことに必死なジョゼには聞こえません。
と、そのとき、祈りの鐘が鳴って、町の皆はその場に平伏。
余所者であるキールとジョゼは勿論、反応が遅れて立ったままだったのですが、なんと同じく立ったままだったアオイ&ティーンと再会!
この日を待っていました!!


タイドライン・ブルー<1>



OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 20:50:15 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:8

2005年08月25日

タイドライン・ブルー 第6話

「K2」


双子萌えっ!

…で感想終わってもいいくらいなんですが、ちゃんと書きます。萌え萌え言ってるだけかもしれないですけど(笑)


キールが拘束を逃れて行方不明になったことを知ったジョゼは、他のクルーを先にユリシーズへ返し、一人で連れ戻しに行くことに。
怒ってます怒ってます。

そんなことを知らないキールはお腹が空き過ぎてミミズにまで涎をじゅるり。
かなりヤバイですね(笑)
って思ったら、ミミズを餌に魚を取ろうとしてました。
思ったよりまともだ。
でも、あんなんで取れるのか?
とか思ってたら、ジョゼに荒っぽく捕獲されちゃいました。
キール「なにすんだ。馬鹿になったらどうすんだ!?」
ジョゼ「もう十分、馬鹿だろう」(そのとおり!)
キール「馬鹿って言う奴が一番馬鹿なんだぞ!」
子供の喧嘩ですか? そうですか。

一方、K2へ向かうグールド(ユリシーズ)と里山(てしお)は戦闘をおっぱじめちゃいました。

そして、アオイは魏の国の大統領と会見。
グールドが魏の国を核で脅したことを聞かされます。
アオイはグールドのことは新国連に任せて、かわりに食料や物資の援助を頼むのですが、その場では頷くものの、アオイが部屋を出た途端に「偽善者め。グールドと何が違う」と吐き捨てる大統領。
扉の前でアオイは少し立ち止まっていましたが、大統領の言葉は聞こえたのかな?

ティーンはアオイがいない内に脱出を試みますが、昔、溺れた経験があるのか、水が恐いみたいですね。
「駄目だ」って呟く声が可愛過ぎる!
今までティーン×キール派でしたが、この一言と、このときの表情でキール×ティーンでも全然OKかもしれないと思いました。
でもって、そこに戻ってくるアオイ。
ティーンは前回、ティーンが見た地図が、ティーンとキールの父がフリーダムから発信した地図で、彼は今も宇宙から地図を送信し続けていると聞かされます。これはキールも知らないこと。
ってか、ティーンは両親が既に死んでいると思っていたみたいですね。おそらく、キールもそうなんだろうな。
「お父様の地図を戦いの道具に使いたくはないでしょ? 今、この世界でフリーダムと通信を取る手段はありません」
アオイの話を聞きながら、父が生きていると知るティーン。
なんか、すっごく愛しいんですが! ティーン、可愛いよ、ティーンvv

って思ってたら、胡散臭い魏の大統領の背中やら、口唇がひん曲がっててキモい士官(多分、魏の国)が出てきた。
魏の国(?)はユリシーズと新国連の潰し合いを望んでいるようです。

ユリシーズとてしおの戦闘はどちらも被害が大きそうですね。
里山艦長、「任務のために死んでくれ」って……。


さて、ティーンです。
衛星でのことを思い出してました。
双子パパ(KC)はちび双子だけではシャトルを操縦できないからと、母エマを双子と一緒に地球に下ろすつもりですが、双子が生きる地球にどうしても地図は必要と自分ひとり衛星に残るとのこと。
エマはパパ一人を衛星に残すことに反対で気まずい様子。
それを見ちゃったちびティーンは、不安顔。
上目遣いが狂悪に可愛い!
パパはティーンを抱っこして「お仕事のことでちょっとケンカしちゃったんだ。でもすぐ仲直りする。お前とキールのようにね
ですって!?
うわーうわー、やっぱ仲良かったんだ、双子ー!
喧嘩するほど仲良しなんだー!
萌えっ!

でもって、フリーダムから切り離されたシャトルの中で、「父さんと一緒に残るっ!」って叫ぶキール。
ティーンの顔にまだ痣が残ってるから、多分、キールと喧嘩してすぐだったんでしょうね。
「フリーダムはもうすぐ燃えてなくなってしまうの。父さんはお仕事のために残ることにしたのよ。分かってあげて」と母が言うのを、泣くのを必死に堪えようとしているような表情で聞くティーン。
「父さんは僕が嫌いなんだっ!」「大好きよっ! キール、父さんは私達みんなのことが大好きっ」「嘘だっ!母さんも嫌いだっ!」泣いて叫ぶキールの頭を自分も瞳に涙をためながら優しく撫でるティーン!
うわ~~っっ、萌えっ! ヤバイっ。萌え死ぬっ!
これだよ~、これを待ってたんだよっ!
ティーン×キールでもキール×ティーンでも、もうどっちでもいいよ。
双子はやっぱり一緒にいるべきだよっ!
「あれからずっと父さんはお仕事をしてたんだ」って瞳うるうるのティーンがいとおしい。抱きしめてあげたいっ!
ってか、ここはやっぱりキールが抱きしめてあげるべきなんだよ。でもって、頭、撫で撫でしてあげるべきなんだよ。ティーンが昔キールにしたみたいに。
アオイは孤独に耐えながら任務を遂行する双子パパを立派な人と評しつつも、世界平和のために地図は秘めておくべきものだと伝えます。


さて。
てしおVSユリシーズに戻って。
里山のグールドを倒すことに対する執着は恐ろしいくらいですね。
昔は仲良かったように思うのですが、可愛さ余って憎さ100倍ってヤツでしょうか?
グールドも里山のことをかなり気にしてるみたいだし、里山×グールドとかグールド×里山とかってありですか? あってもいいかもしれない(←マテ!)。
てしおとユリシーズは激しい戦闘を繰り広げるのですが、魏かテンゲルの艦がユリシーズを攻撃してきたことで更に危険な状態に。
結果として、ユリシーズはドゥーラビィーラに突入して戦線離脱するのですが、そうすることによって置いてけぼりをくらったジョゼ&キール。
グールド信望者のジョゼは置いてけぼりをくらったことにショックを隠しきれません。
前回せっかく成長したように見えたのに、今回はまたしてもとってもお馬鹿さんに戻ってしまったキールと共に、さて、次回どうなるか?

って、早くも心は第8話「再会」に飛んでっちゃってます。待ちに待った双子再会! 8話まで待たなくても、次回で再会しないかな、双子っvv


タイドライン・ブルー<1>



OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 22:59:48 | タイドライン・ブルー | コメント:2 | トラックバック:8

2005年08月19日

タイドライン・ブルー 第5話

「攻撃」


キールがお馬鹿過ぎて痛いのやら愛しいのやら。
どっちの比重が高いかなぁ~と自分を分析してみたのですが、これだけ駄目駄目っぷりを見せ付けられてきても、どうも愛しさの方が勝っているようです。
うん。いいよ、破滅的にお馬鹿でも。
いろんなものを見て、視野を広げて、もっともっと失敗もして、いろんな経験をとおして成長していけばいいよ。
でも、せっかく顔の作りはいいんだから、そんなしょっちゅう原形をとどめないほどボコボコに殴られて、せっかくのアップ顔を台無しにされる必要はないよ。
蜂の巣に顔を突っ込んだのかってくらい腫れ上がった醜い顔をアップで見るのがつらい。
双子でもティーンはいつも美人顔で目の保養なのにね。

そんなわけで感想いきます。


肥沃な大地を持つテンゲルと魏の国は、国境線を巡り長い間戦争中だったようです。
両国は戦争が元で、深刻な食糧難。
平和に必要なのは「食料」だと考えるグールドは、自分達の力を世界に知らしめるためにも、両国を武力でもって休戦に持ち込もうと考え、行動に移ることにします。
同時に両国に対して武力行使し、2国間の休戦とユリシーズに対して無条件での物資・食糧提供を求め、要求を呑まないのであれば他国と同盟を結び、ミサイルを落とすというもの。
過激な方法ではありますが、うまくすれば、最小限の被害でてっとり早く戦争を終わらせる方法でもありますね。
おまけに、成功すれば自分達にも重要な食糧が入ってくることになるわけですし、一石二鳥です。
早速、任務を開始せよと部下に命じたとき、キールが部屋に入ってきました。
厳しい顔をしているので、てっきりグールドの話を聞いていたのかとヒヤリとしましたが、ただ単に、ユリシーズが上陸するという話を聞いて、仕事を与えて欲しいと頼みにきたようです。
働きもせず食っちゃ寝の怠惰な生活を送るニートだったキールですが、前回、イスラが倒れたこともあって深く反省し、イスラと赤ちゃんのこともあるし、自分の食いぶちくらい自分で稼ぎたいと心から思ったみたいですね。
頭まで下げて仕事をもらいにくるなんて、前回に比べるとすごい成長です。偉いぞ、キール! 見直した!

グールドから仕事をもらったキールを、イスラが見送り。
まるで新婚夫婦みたいです。
おまけに前回「KEEL」の文字をキールから教えてもらったイスラは、キールの姿と名前を掘り込んだペンダントをキールにお守りだとプレゼント。
ぱあぁぁぁっと顔面に笑顔が広がるキールが可愛い。なんてゆーか、飼い主に甘える子犬?
でも、テンゲルに行く途中の潜水艦の中で、キールはグールドがやろうとしていることを知ってしまいます。
ヤビツみたいな町をまた作るなんて許せないと反抗するのですが「戦争を終わらせるためだ。それで救われる人々が大勢いる」と言われて別室へ縄でぐるぐる巻きにされて監禁されてしまいました。

作戦は既に決行されていましたが、なんとか自力で脱出したキールは魏の国へ。
随分前からひどく荒れた様子の魏の国を歩いていたキールは、墓参りをしていたハオを捕まえようとして、逆に村の子供達に捕まってしまいます。イスラからもらったペンダントまで取られてまぬけですね。
ってか、殴られまくったのか、顔がひどいことになりすぎ!
顔以外はそこまでひどい怪我じゃなさそうですが、どうせなら逆にして欲しかった。
それはともかく、キールはグールドのやり方に反対で「ちゃんと話せば戦争だってなんとかなるよ」と伝えるのですが「生きるか死ぬかの時に話し合い? 政治家みたいなことを言うのはよしな!」と相手にしてもらえません。
まあ、確かに話し合いで解決すればそれが一番平和的な解決方法ですが、それぞれに利害があるわけですから難しいですよね。
で、こっからがびっくり。

キールは14歳にもなって、海水でも稲とか農作物が育つと素で思ってました!

何、このお馬鹿な子!
吃驚しすぎて目が点。子供にまで笑われる始末。
アオイさん、あなた、キールにどんな教育してきたんですか!?
ってか、本当の本当に、何も教えてないんですか!?
あまりの馬鹿ぶりに飽きれられたキールは釈放されるのですが、イスラのペンダントを返してもらわなければならないし、とりあえず、お婆を手伝うことにします。
必死で肉体労働をしまくったキールは疲れたものの子供達に感心されて、「本気を出せばこのくらい!」なんてポーズを決めるくらい嬉しい様子。
そういう単純なところが可愛くて好きだなぁ~。
でもって、一日分の食糧を与えられたものの、あまりの少なさに「きっちり働くぞ。やることやってからグールドに言ってやる。お前は間違ってるってな」と決意を新たにするのですが、随分前向きで良い感じに成長してきてますね。
元がアレなだけに、やるべきことはやろうって心意気に打たれました。
しかし、キールの決意もむなしく、テンゲルの基地がグールドのミサイルにやられたことで戦争が終わると喜ぶ魏の民たちの姿をみて、「そんなのありかよ」っておめ目うるうるのキール。
武力行使で民が救われることがあるなんて、キールの辞書にはなかったんでしょうね。
アオイの元で育ったキールは、アオイなら絶対グールドのこんなやり方認めないと思うんですが、お馬鹿なキールは何が正しいのか分からなくなってヤケになり、休戦になったことを喜ぶ民と一緒に、EDにもある変な踊りを踊り出します。
多分、今まで物事を深く考えたことってほとんどなかったんでしょうね。
まあ、某運命主人公のように分からない→武力攻撃じゃないので、可愛いもんです。
でも、もうちょい時間かけて悩んでもらいたいですけど。


一方、アオイとティーンは地下基地ノーラッドへ。
ティーンを部屋で休ませたアオイは、フリーダムから送信されている地図データを受信します。
アオイは世界地図を新国連が保有することによって、グールドに対して優位に対抗するつもりのようですね。
ティーンはイスラのダチョウを理由に部屋を抜け出し、新国連が世界地図を所持していたことを知り、ショックを受けます。
でも、現行犯逮捕。
「あとは私がやる」とアオイが庇ったので、キールみたいにボコられずに済んで、本当に良かった!
ティーンの綺麗な顔がボコボコになるのなんて見たくなーい!
キールはまだキャラがキャラなのでなんとか許せますが、ティーンは別。
癇癪起こしたちびキールに殴られるくらいが限度です。
アオイは「今、地図の存在を人々が知れば地図を巡って争いが起こり、世界は混乱する。あなたもグールドもそれを望まないはず。見なかったことにしなさい」と語りかけるのですが、さて、ティーンは何を思ったのやら。

てしおの艦長、里山の打倒グールドへの執念とか、何か裏がありそうな魏の国の大統領とか不穏な動きを見せながらEDでした。


OP Blue treasure 栗林みな実



ED 鈴木達央 VOICE

Posted at 22:29:34 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:5

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クリア済みゲーム

<PS2>
◆乙女
マイネリーベ~優美なる記憶~
マイネリーベⅡ~誇りと正義と愛~
そしてこの宇宙にきらめく君の詩
緋色の欠片
緋色の欠片~あの空の下で~
翡翠の雫~緋色の欠片2~
蒼黒の楔~緋色の欠片3~
水の旋律
水の旋律2~緋の記憶~
アラビアンズ・ロスト~The engagement on desert~
星色のおくりもの
遙かなる時空の中で3
幕末恋華・新選組
幕末恋華・花柳剣士伝
マーメイドプリズム
オレンジハニー
蜜 × 蜜ドロップス~LOVE × LOVE HONEY LIFE~
エーデルブルーメ
プリンセスナイトメア
ふしぎ遊戯 朱雀異聞
ひめひび ~Princess Days~
薄桜鬼 ~新選組奇譚~
薄桜鬼 随想録
カヌチ 白き翼の章
カヌチ 黒き翼の章
Real Rode
乙女的恋革命★ラブレボ!!
under the moon~クレセント~
ワンドオブフォーチュン

◆BL(ボーイズ含む)
学園ヘヴン
学園ヘヴン おかわりっ!
花帰葬
薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク -Das Versprechen-
咎狗の血 True Blood
銀のエクリプス

◆その他
アカイイト
アオイシロ
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女
アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩
うたわれるもの~散りゆく者への子守唄~
幻想水滸伝シリーズ
サクラ大戦シリーズ
School Days L×H
Memories Off Duet
kanon
Fate/stay night[レアルタ・ヌア]


<PSP>
◆一般
英雄伝説 空の軌跡FC
英雄伝説 空の軌跡SC
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd

<PC>
◆乙女・全年齢
アラビアンズ・ロスト
ハートの国のアリス
クローバーの国のアリス
クリムゾン・エンパイア
プリンセスナイトメア
あさき、ゆめみし
GARNET CRADLE
蒼天の彼方

◆乙女・大人
星の王女シリーズ
王宮夜想曲
Love Drops ~みらくる同居物語~
月ノ光太陽ノ影
月ノ光太陽ノ影-Another Moon-
バトラーズ~召しませお嬢様~
バトラーズ~召しませお嬢様~ナイトモード
Under the moon
Under the Moon ~つきいろ絵本~
step ~二人の関係は一歩ずつ~
仁義なき乙女
仁義なき乙女 恋恋三昧
いじわる My Master
すみれの蕾
プリティ☆ウィッチ☆アカデミー

◆BL・全年齢(ボーイズ含む)
セラフィム・スパイラル プラスエディション
Daylight-朝に光の冠を-

◆BL・大人
学園へヴン
咎狗の血
薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク
メサイア
MESSIAH ~Paranoia・Paradox~
Lamento -BEYOND THE VOID-
Laughter Land
コイビト遊戯
マギア・ミスティカ
紅色天井艶妖綺譚
比翼は愛薊の彼方へ~未了の因~
比翼は愛薊の彼方へ~久遠の想~
比翼は愛薊の彼方へ~連理の夢~
sweet pool

◆美少女・大人
Fate/syay night
Fate/hollow ataraxia
ななついろ☆ドロップス

◆同人・シェア
Lagrima-ラグリマ-
イノセントリア
イノセントリアラストラス
LIP!
神様を殺す102の方式
みらくるのーとん
みらくるのーとん只今増量中!!
みらくるのーとん願いを打ち込んで!
ラッキードッグ1
メルクリウスの青い砂
メルクリウスの青い砂 MIND FRAGMENTS
渡り鳥の門は遠く
The Goddess Of Tears ~Daybreak~
The second reproduction~
彩花~誓い~
Qualia~クオリア~
ラティリカ
冬のお伽ばなし
終雪
漆黒の月

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