タイドライン・ブルー 第12話
「かみちゅ!」も4話分はDVDでしか見れないし、最近はこういう売り方が流行ってるのかな?
視聴者の立場から言わせてもらうと、おまけ映像レベルのものでない限りは、やっぱりテレビでちゃんと放映してもらいたいです。
とまあ、愚痴るのはこのくらいにして、感想です。
「ブルー」
キール・ティーン・イスラの3人を送り届けたジョゼは、砲撃の合間を縫って、なんとかユリシーズに帰還。
イスラのダチョウはイスラよりティーンの姿を再び拝めたことの方が嬉しいらしい。
……っつーか、ダチョウの名前って「マユゲ」だそうですよ、「マユゲ」!
「それ、名前か?」のキールは真っ当なツッコミです。
「良い名前だ」のティーンは、明らかに感性が変です。
で、そのマユゲ。ティーンとの感動の再会抱擁よりも、キールへの頭突きの方が先って…そんなにキールが嫌いだったんですか? 寧ろ、逆?
キールとアオイの再会は、ヤエヅでの別れ方があんまりだったからか、やっぱりぎこちないですね。
でもまあ、今はそれより地図です。
「地図を見せてくれ」と頼むキールに、アオイは複雑な心境ながらも承諾。
地図を見せてもらったキール・ティーン・イスラ(+赤ちゃん・ダチョウ)は、地図が綺麗だとうっとり。
そんな地図を作った父を誇りに思う、キール&ティーン。
「地図を世界中の人に見せて欲しい」と頼むキールに、地図は争いの元だと今度は簡単に頷かないアオイですが、「でも、もうやってんじゃん、戦争。グールドとさ、戦争してるじゃん」と痛いところを突っ込まれてしまいました。
ハンマーオブエデンと乗り越え、新しい世界を作ることを目指しているのは、グールドもアオイも同じ。
なのに、何故か戦争になってしまう。
この地図を公表することで、世界中の人がもう一度同じスタートラインに立てるのではないか?
キールとティーンは二人がかりでアオイを説得しようとしますが、事務総長として人間のエゴをたくさん見てきたアオイは「人間はそんなに単純なものではありません」と懐疑的。
まあ、そんな簡単に信じられるものじゃないし、寧ろ、楽観的に物事を考えて事を決める事務総長なんて不安ですよね。
それをキールが「なんで信じようとしないんだよ!」と一喝!
自分は自分が見てきた人を信じているし、地図も見せてやりたい。アオイが地図を独り占めなのはおかしい。
ティーンもまた、双子の父は地図が世界の役に立つと信じて、一人宇宙に残り、フリーダムからデータの送信を続けているとして、地図を役に立てて欲しいとアオイに願い出ます。
しかし、そこでグールドが核ミサイル(SLBM)を発射しようとしていることを察知し、イスラと赤ちゃんは部屋に避難。
ティーンはグールドが世界を破滅に導くような真似をするなんて信じたくなく「浮上せよ」とユリシーズに対してモールス信号を送るのですが、それは聞き届けられませんでした。
里山は「グールドはもはや自分達の知っているグールドではない。沈めなければならない」と割り切って、総攻撃を開始。
アオイは全世界に警報を発令し、迎撃能力のある国はユリシーズに対して迎撃するように命令します。
グールドはジョゼにトリガーのキーを預け、里山はユリシーズに向かって砲撃するも、ユリシーズを沈められず、「SLBMがくるぞ!」と叫び、ティーンはキールの制止を振り切って外に。
グールドのことで頭がいっぱいで、はじめてキールを思いっきり殴り、キールの血を見て「ごめん」と謝るティーン萌え。
「危ねーだろ!」とティーンにしがみついて止めようとしたキールにはもっと萌え。
双子愛!
なーんて、双子萌えしてる場合じゃなく、グールドの命令でジョゼがSLBMを発射し、「それは違う。違います」と項垂れるティーン。
里山が一機撃破したものの、残り2機は魏とアメリカに向かい、アオイは涙ながらに魏とアメリカに救助船を派遣し、生存者の救助のため、医療チームを組織するよう命令。
そうこうする間に、ユリシーズロスト。
その後、魏の国とアメリカから通信があって、2国に落ちた弾頭は不発で核爆発を起こさず、無事だったとの連絡が!
ユリシーズが積んでいたSLBMはハンマーオブエデン以前に作られた旧式のものだから、爆発しなかったってことで、被害がなかったようで良かったですね。
ってか、グールドははじめからSLBMが核爆発を起こさないって分かってたんじゃないの?
里山が考えるように、逃げるためにそれを囮にしたのかどうかまでは分かりませんが……。
昔のことをイスラに語るアオイ。
「僕は信じているよ、いつか戦争のない、平和な時代が来るって。僕は人間を信じている。アオイ、一緒にそんな新しい世界を作ろう」のグールドは爽やか青年ですね。
でもって、アオイも眼鏡美人!
その頃信じていたものを、いつから信じられなくなったんだろうと嘆くアオイに、「キールは大丈夫だ」と言うイスラ。
明るい笑顔になって「あの子達なら大丈夫ね」って言うアオイ。
最早アオイにとって双子はセットですね。
双子は夜空を見ながら、二人きりでとっても良い雰囲気です。
「俺達、良かったんだよな、地球へ来て」
「多分、ね」
この時の「ね」がめちゃくちゃ可愛いっ、ティーン!
でも私はティーン×キール派。リバ可だけど。
アオイは双子の信じる道を信じ、地図を双子に託したようです。
朝焼けを一緒に見た双子。
ラブラブだなぁ~。
イスラが双子を朝食に呼びに来て、おかずをかけて先を急ぎながらじゃれあう双子激萌えっ!
ティーンもすっかり大人ぶるのをやめて、笑顔が眩しいです!
ティーン×キール派としては、双子がすっかり仲良しになって嬉しいラストだったんですが、結局、アオイとグールド、和解してないじゃん。
イスラの赤ちゃんの父親、分かってないじゃん。
ってか、ユリシーズ、どこに消えたの?
と、消化不良なところが多いです。
お金がかかるのはまあ仕方ないとして、早くDVDを! 本当の最終回を見せて!

タイドライン・ブルー<1>

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE
「タイドライン・ブルー」オリジナルサウンドトラック
Posted at 22:53:03 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:5