僕等がいた 第26話
胸きゅんをありがとうvv
さてさてさて。
東京行きを決意した矢野から、1泊温泉旅行をプレゼントすると言われた七美でしたが、限られた時間だからこそふだんどおり過ごしたいと、温泉旅行を断ったのはアニメオリジナル展開。
でも、最後の週末デートでは今迄で一番おめかしをして、2年間の二人の軌跡をたどるという、とてもきゅんきゅんするものでした。
破局→よりを戻すこと含めて、2年の間に本当にいろんなことがあったよなぁ~。
「一年後、必ず東京で会う」「矢野以外誰も好きにならない」と約束する二人の間には誰も入り込めない雰囲気なのですが、山本さんは進路を東京の大学に変更してまだまだ矢野を諦める気がないようだし、竹内君も、今回、はっきり七美に「待たないで!」と振られてしまいましたが、自分の中にある恋心を捨てる気はないようです。
勿論、竹内君の場合、矢野がいない間に弱っているところにつけこんで七美をくどきおとす、な~んてことはしない(というか、出来ない?)ようですが。
そして、矢野が東京に旅立つ日。
見送りに来た七美は泣きはらした目のためなかなか矢野の前に出て行くことができず、その間に矢野と竹内君は会話を交わすわけですが、矢野がいない間に七美をくどく気はないけど、一緒に受験勉強したり、祭りに行ったりはするよ、とケロリと言っちゃう竹内君に惚れた!!
そうだよね、それくらいの役得はあっても良いよね。
どうせ、竹内君のことだからまた七美から矢野のことで相談に乗っちゃったりすることは多々あるんだろうし、それくらいは良い目を見てもいいはず!
また、走り出す列車を追いかける七美と、いつまでも七美の姿を見つめる矢野との別れのシーンはベタだけど、やっぱり泣けました。
久々に少女マンガらしい少女マンガ原作のアニメを堪能させてもらって、スタッフに感謝!
たくさんの胸きゅんをありがとう!!

僕等がいた (10) 小畑 友紀

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