地獄少女 二籠 第26話
あ、あいちゃああああーーーーんっっ(号泣)!!
例えそれがあいちゃんの望んだことであっても、正直、こんな結末は見たくなかったとゆーか、とにかく切ない最終回でした!!
地獄通信に拓真の名前を書き込んだ蛍ですが、自分もすぐに後を追う覚悟の上でのことだったようですね。
ラブリーヒルズでの恨みの連鎖を断ち切るには、最早、皆が隠れ蓑に使う拓真を消すしか方法がないという結論に達し、迷いもなく実行。
蛍はそれで良いでしょうけど、何もしていないのに地獄送りにされる拓真も、拓真に過去の自分を重ねているあいちゃんも本当に可哀想!!
しかも、三藁の心配も振り切って、自分の任務を遂行すべく拓真を地獄に送り届けようとしていたあいちゃんにきくりが揺さぶりをかけて、その後の展開は何と言ったらいいのか……(泣)。
きくりって、例のあの蜘蛛だったんですね。
いや、蜘蛛がきくりを通してあいを監視してたのか。
どっちにしても恨めしい!!
結論から言うと、あいちゃんは拓真を地獄送りに出来ずに元の場所に連れ帰ってしまい、それが元で三藁との絆も断ち切れ記憶を失い、その身は一気に400年の時間が流れるということで立つのもやっとなぼろぼろ状態。
そんな状態にあっても拓真を気遣うあいちゃんでしたが、拓真は、拓真が地獄に流された後入水自殺を図った蛍が岸に打ち上げられぐったりと倒れているのを見て、「今まで父親の言葉を信じてひたすら我慢してきたけど、もう我慢しない!」と復讐を誓ってしまいました!!
で、自分達を殺そうとした者の家に放火しようとしましたが、その直前で見付かってしまい取り押さえられるものの、アクシデントで本当に発火。
自分達がしてきたことを棚にあげて、逆上した男女は今度こそ拓真を殺そうとしますが、そこでぼろぼろの身体を引きずるようにしてやってきたあいちゃんが拓真を庇い、一時は二人でその場を切り抜けられるかに思えたのですが、一番軟弱そうな男があいちゃんを襲ったことがきっかけで、その場にいた男女に激しい暴行を受けるあいちゃん!!
ただでさえ弱った身体に、殺意に満ちた暴行を受けながらも、あいちゃん自身はどこか満足したようなすっきりした表情を浮かべているのが余計につらい!!
「どうしてこんなひどいことをするの!?」と涙ながらにあいちゃんを庇おうとする拓真の叫びで、奴らも正気を取り戻したようですが、あいちゃんはそのまま帰らぬ人となってしまいました(涙)。
蛍は一命を取り留めたものの、意識不明の重体で入院。
拓真は、刑事さんが残していたラブリーヒルズでの事件に関する証言の入ったテープレコーダーが残っていたおかげで潔白が証明され、長い間意識不明だった父親が目を覚ましてようやく幸せが戻ってきましたが、拓真を陥れようとした住民達は逮捕される前に皆、町を出て行方をくらませているので、どうしてももやもやした気持ちが残ってしまいます。
奴らには速やかにちゃんとした罰が下って欲しかった!!
のんびり天寿をまっとうしてから地獄送りなんて生ぬるいのは嫌です!!
例のお婆ちゃんから、あいちゃんが皆に残した「ありがとう」という言葉を受け取った三藁達は地獄通信から解放されて現代で生きていくみたいですけど、新しい「地獄少女」は既に誕生し、今もまた地獄通信を使っている人間がいる。
地獄少女らしい最終回といえばそうなんですけど、やっぱり私はこんな突然、あいちゃんに三藁達とさよならして欲しくなかったな。
それでも。
今までお疲れさま。そして、ありがとう!!

地獄少女 9

地獄少女 二籠 箱ノ一

OP Nightma SNoW
Posted at 21:10:14 | 地獄少女 二籠 | コメント:29 | トラックバック:34