レ・ミゼラブル 少女コゼット 第44話
バタバタ死に過ぎだ!!
革命が失敗に終わるのは今まで見ていても濃厚だったわけだけど、やっぱりといった結末でしたね。
あれだけ撃たれて、何故、誰も血を流していないんだ、とか、ABC友の会って結局綺麗な面しか見せてくれなかったな、とか不満もあることにはあるのですが、コゼットとマリウスの恋より革命の行方の方が気になっていたので寂しいです。
ガヴは発見が早かったおかげで一命は取り留めたようだけど、まだ安心とは言えない状態。
マリウスはジャンが懸命に戦場から逃そうとしてくれているけど、やっぱり銃に撃たれて意識不明の重体のようだし、ジャン自身もいつ警官達に見つかるかって感じだし、愛する人3人が命の危機に陥ってるコゼットもつらいところ。
トゥーサンが側にいてくれて良かったよ。
あと、ジャンとジャヴェールの直接対決でジャヴェールの過去が明かされましたが、ジャヴェールの両親は共に囚人で、しかも最期まで改心しなかったろくでもない人間だったらしいですね。
両親の罪のせいで酷い扱いを受けてきたジャヴェールは自分だけは決して罪をおかすまいと懸命に生きて警官にまでなったのに、両親が脱獄したせいでその両親を自分が捕える、なんてことにもなって、ジャヴェールの心が歪むには十分なエピソードなんだけど、人の本質は変わらない!と信じるジャヴェールと、人は変わることができる!というジャンの対峙はもっとこう、胸を打つ演出にしてほしかったです。
……にしても、本当に今回は死に過ぎたな。

レ・ミゼラブル 少女コゼット (6 )
OP 風の向こう 斉藤由貴
Posted at 07:57:57 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | コメント:0 | トラックバック:4