ツバサ・クロニクル 第13話
今度の世界は雪国でしょうか? とっても寒そうです。
おじさんが御伽話を語ります。
昔々、輝く一枚の不思議な羽を金色の髪のお姫様がもらいます。
すると王サマとお后様はなくなり、城はお姫様のものに。
そして、その羽に惹かれるようにして子供たちは城に消えてしまい、二度と帰ってきませんでした。
300年前に本当にあったことって言ってますが、本当でしょうか?
町に入ったシャオランたちは、サクラの羽の情報を得たいところですが、その町はどの家も固く窓を閉ざして誰も外に出てきていません。
かと思えば、男たちが集まって取り囲み、怪しい余所者である4人と1匹を捕らえようとします。
でも、そこでシャオランが機転をきかせて自分たちは物書きとその仲間だと言い、医師カイルが庇ってくれたこともあって、その場はなんとかひっとらえられずにすみました。
カイルはとても優しい人で、自分の家に泊めてまでくれるのですが、そこへ「こんな時によそ者を入れるなんて!」と町長と大地主のグロサンが抗議にやってきます。
町の子供が消えるのでカリカリしているのか、それとも何か他の思惑があるのか。
町長はともかく、グロサンは胡散臭くて仕方ありません。
夜中。
シャオランたちの会話を聞いている途中で寝てしまったサクラが目を覚まし、窓の外に金色の髪のお姫様と黒い鳥を見ます。お姫様、美人です! 麗しい!
翌日。
サクラは、シャオランたちに昨晩のことを話そうとしますが、その時、外で騒ぎが起きて、「ウチの子供が!」とおばさんが。また子供が消えてしまったようです。
外に様子を見に出て来てそれを聞いたサクラは、夢の中での出来事だと思っていた金色の髪のお姫様のことを話しますが、そのことでますます街の人の不信感を煽ることになってしまいます。
でも、皆に信じてもらえなくて悲しいサクラに、シャオランは笑顔で「俺は信じます」。
サクラはにっこり笑います。とっても良い雰囲気です。
たとえサクラに記憶が戻らなくて、この二人はいずれくっつくに違いありません!
部屋に戻ったサクラたちは、先生から伝説と同じように子供たちが消えていることを聞き、早速調査に出かけます。シャオランは先生からもらった本を読みながら。
北の城へは本来橋がかかっていたんでしょうが、今は橋がなく、周囲は水で取り囲まれており渡れないようになっています。
そして、同じく城を見ているグロサムの姿を発見! 怪しい!
先生のウチに戻ってくると、小さな子供が診察を受けて帰っていくところでした。
昨日、消えた子供の友達だったらしく、ショックで食事ものどを通らなくなってしまった模様。かわいそうですね。
誰かに疑われることに慣れてないサクラは、元気がありませんが、そっと手をとって「大丈夫です。俺は姫を信じます」と、ここでもまたシャオランとサクラがラブラブですvv
もう遅い時間なのでサクラを部屋まで送ったところ、先生から、今日から寝る前に部屋に鍵をかけないといけないと言われてしまいます。先生はそうしたくなかったようですが、町のみんながそれを望むのであれば仕方ないってことで。
でも、サクラは再び、金の髪のお姫様、そして夜中なのに、操られるように城に向かって歩いていく子供たちを見てしまいます。
鍵があいていないので、窓から外に出たサクラは急いで追いかけます。
普段はおっとりなのに、いざというときはすごく行動的で活発ですね。
城への橋はかかっていないのですが、子供たちは水の上を渡って行ってしまいました。
そして、お姫さまが振り返り、サクラを見つめたかと思うと、サクラは急に眠気に襲われたのか、その場に崩折れるように倒れてしまいます。
お姫様の表情はとても切なそうです。
そして「あなたが来るのをずっと待っていました」と意味深なセリフ。
やっぱり、伝説の不思議な羽はサクラの羽だったのでしょうか?
翌日。
村の人たちが、子供が一気に5人も消えたのは、お前たちのせいだろうと言い、サクラも消えたことを話すと、サクラが犯人だと決め付けてしまいます。
サクラ=金色の髪のお姫様にされちゃってますね。
シャオランは子供たちを捜すことを決意。勿論、いなくなったサクラを探すのが一番重要でしょうけど、サクラの無実を証明したいって気持ちもあるでしょうね。
純愛だなぁ~。

ツバサ・クロニクル<1>