2009年09月14日

鋼の錬金術師 第23話

「戦場の少女」

好きだったんだ……。

しばらくアニメから離れた生活をしていたため、一ヶ月ぶりの更新です。
久々に見たこともあって、前回見た時から随分状況が変わっていました。
リンは負傷したランファンを担いでブラッドレイ大総統から逃走中。
エドはウィンリィを連れて避難。この前にウィンリィはスカーとの対峙があったみたいですね。
現在、スカーの相手はアル。
ロイにその場で待機するよう言い置いて、リザも動き出したみたいです。

スカーとの戦闘をアル一人に任せておくわけにもいかず、エドはウィンリィを置いていくことになりましたが、今回のウィンリィは待つことしか出来ない自分をとても気にしているよう。
実際、ウィンリィが現場に出ても足手まといにしかならないので、そうするのが一番良いのですが、帰ってこなかった両親とエド達が重なってるのかも。

ブラッドレイに追い詰められていたリン達は、ランファンが自ら負傷した左腕を切断して、それを犬に括り付けることでブラッドレイを撹乱して逃げ切ることに成功。
生きるか死ぬかの状況だとしても、自ら腕を切り落とすなんて並大抵の覚悟では出来ないことだし、ブラッドレイが見事と感心したのに共感しました。

エドが加わったスカーとの戦闘はグラトニー、そしてランファンと別行動することにしたリンの乱入で中断。
ワイヤーで捕縛されたグラトニーとリンを車で駆けつけたリザを回収し、颯爽と撤収。
仕切りなおしで戦闘しようとするも、スカーの助太刀にメイが現れ、結局、スカーはメイと共に逃げ、エド達は改めてウィンリィと面会することになりました。
エドから両親の最期を聞かされたウィンリィはショックを受けるも、ラッシュバレーからオートメイルの修理を心待ちにする電話でなんとか立ち直り、ラッシュバレーへ旅立つことへ。
その時、エドから今度お前を泣かせる時は嬉し泣きって言われたことで、自らの恋心を自覚したようです。

一方、ロイの手配でランファンが治療を受けている際、ロイとリンで話し合い。
ここでロイはブラッドレイがホムンクルスである可能性を聞かされますが、リンとグラトニーを連れて逃走しているリザの姿をブラッドレイが目撃していたし、情報戦においてもロイ達の方が不利かも。
ラストの仇であるロイに激しい殺意を抱いたグラトニーは暴れだすし、少しものんびり出来なさそうです。


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2009年08月10日

鋼の錬金術師 第19話

「死なざる者の死」

ラスト退場！

グラトニーに応戦するも銃が効かず、あやうく殺されかけたリザのピンチに、ブラックハヤテ号とフュリーを連れて颯爽と現れたロイ。
グラトニーに止めをさすことは出来ませんでしたが、リザを救出し、バリーやハボックと合流。
リンの話を聞いていてもたってもいられず動き出したアルも一緒になって、いざ研究所へ。
ロイはそこで、アルからグラトニーがホムンクルスであるだろうことを聞きました。

研究所へたどりついたメンバーは、そこで二手に分かれることに。
ハボックと組んだロイはラストと対決することになりましたが、せっかく新しく出来た彼女がホムンクルスで、利用されていたと知ったハボックが可哀想。
せっかく大好きなボインの彼女だったのに……（苦笑）

賢者の石を核に作られた存在であるホムンクルスのラストとの戦闘はホラー。
ロイが得意の炎で焼いても復活して不意打ちでハボックに重傷を負わせるわ、ハボックを助けるためにも胸に嵌った賢者の石を肉体から引き剥がしても、賢者の石から再び肉体を再生して今度はロイに重傷を負わせるわ……。
止めを刺さずとも、すぐに死ぬだろうと二人を放置したラストはリザとアルの元へ。

ラストからロイの死を聞かされて取り乱し、銃乱発、諦めモードという弱さを見せたリザは、いつも冷静で勇ましい姿を見せてくれているだけにギャップ萌え。
それだけロイのこと好きだったんですね。
そして、自分を置いて逃げろというリザに、目の前で人が死んでいくのは嫌だ、殺させない、守ってみせる！と身体をはってリザを助けようとするアルが格好良い。
自らの血で刻んだ練成陣で傷を焼いて塞いで二人のピンチに駆けつけ、死なないなら死ぬまで殺すまで！と何度もラストを炎で焼いて、ついに倒したロイが格好良いことは言わずもがな。
惚れ直しました。

一方、エドは母の墓の前でホーエンハイムと予期せぬ再会。
恨みつらみが爆発しそうです。


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2009年08月03日

鋼の錬金術師 第18話

「小さな人間の傲慢な掌」

エリザベス、格好良い！！

アームストロングに強引に連れて行かれたエドがそこで見たものは、ロイによって焼死体にされたはずのマリア・ロス少尉。
親友であるヒューズの死に絡むとは言え、前回のロイの行動は強引に過ぎたし、バリーがあんな目立つことをしてたり、リザの休暇願いのこともあったり不審な点も多かったので納得。
なにはともあれ、ロスが無事で良かった。
まあ、死ななかった以外は状況が改善されたわけではないし、巻き込まれたロスはやっぱり不憫なんですけど。
ロイ達にこれ以上迷惑をかけたくないロスは、そのままシン国へ。

一方、ロイの電話相手の女性、エリザベス。
その正体はなんとリザでした。
ロイがエド達を遠ざけたのは軍の暗部を炙り出すため。
ロス脱獄のためにバリーを大暴れさせたのはその布石で、案の定、バリーを処分しようと敵がやってきました。
バリーに襲い掛かってきたのは、動物の魂を入れたバリーの肉体。
正体がバレるわけにはいかないから覆面つきですが、久々にハボックの元気な姿が拝めたのが嬉しい。
リザも近くの建物から援護射撃をしてくれましたが、そこへグラトニーの魔の手が……。

また、遺跡の前でイシュヴァール人に襲われたエド。
長老っぽいお婆さんに助けられたは良かったものの、そこでウィンリーの両親であるロックベル夫妻の最期を知らされることに。
人種の分け隔てなくイシュバール人の看護をしたのに、助けた患者に殺されたとか。
その患者は右手に刺青が入った男って……やっぱりスカーのことですよね。


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2009年07月27日

鋼の錬金術師 第17話

「冷徹な焔」

これで邪魔者はいなくなった。

ヒューズ殺害の犯人として連行されたマリア・ロス。
第五研究所で使った弾を補充し、それがヒューズ殺害に使われたものと同じだったため疑われたようですが、同じ場所にいたブロッシュの証言を無視したり、尋問が始まったばかりだというのにヒューズ殺しの犯人として断定され、新聞にまで記事を書かれるとか、どう考えても軍上層部から圧力がかかっているとしか……。

投獄されているところにバリーが救出にやってきて、このまま濡れ衣で処罰されるよりはと脱獄を選んだロスですが、逃亡中に偶然ロスを心配して外に出てきていたエド達と遭遇するも説明も出来ないまま逃げていたところをロイに見付かり、爆発音に気付いたエドが駆けつけた時には炭化したロスと思われる遺体が転がっていました。

確かにヒューズの親友であるロイはヒューズ殺害犯に報復をする理由がありますが、独断でロスを殺したことで、エドやアームストロングに恨まれ、愛想をつかしたリザに突然の休暇を言い渡されてしまっても飄々としているばかりか、「これで邪魔者はいなくなった」と思わせぶりなセリフを言っていることからも、ロイの短絡的なロス殺害には何かありそう。
っつーか、突然、休暇申請したリザも、強引にエドをリゼンブールに連行することにしたアームストロングもグルですよね？

次回、ロイが何かやらかしそうです。


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2009年07月21日

鋼の錬金術師 第16話

「戦友の足跡」

ヒューズ……やっぱり切ない！

セントラルに到着したエド達。
リンはいつの間にやら姿を消し、単独行動をすることにしたよう。
何も知らないエドとアルはヒューズへの挨拶も兼ねて軍へ、ウィンリィはグレイシアとエリシアの元へ向かいました。

親友であるヒューズが命を落としたこともあり、第五研究所のこと等を調べるのに無理をしているロイ。
随分やつれて、まわりにも心配をかけているみたいですね。
アームストロング少佐にエド達にヒューズの死を伝えてないことを聞いてお人よしと言ってましたが、軍で再会したエド達にヒューズは田舎に行ったと嘘をつき、「先走って、無茶な事はするなよ」と忠告するあなたも相当なお人よしです。
まあ、いくらつらいことだからって真実を知らせるのを先延ばしすることは、リザの言うとおり残酷なことで、そのすぐ後に結局ロスの失言で兄弟はヒューズの死を知ってしまいましたが……。
そして、自分が賢者の石のことを話したことがきっかけで、巻き込まれたヒューズが死んだのではないかと推論したエドは、ありのままをグレイシアに話すことを決意。
先にグレイシア達を訪ねていたウィンリィもひどくショックを受けていましたが、エド達から事情を聞いて、それでもエド達の前では涙を見せることもなくヒューズの死を無駄にしないためにも「自分たちが納得できる方向で前に進みなさい」と笑って送り出してくれるグレイシアはやっぱり良い女ですね。
そして、エリシアと二人きりになった後、亡き夫を想って泣くのがまた切ない！

一方、ホムンクルス達はというと、エンヴィーは変身能力を使って軍部で情報収集。
ラストはロイの部下であるハボックの新しく出来た彼女として、情報を引き出そうとしているようです。
ハボックの方は軟派な性格に反して意外に口が堅いみたいですけどね。
ヒューズの件で裏で動き回っているらしいロイを牽制・撹乱する目的で、エンヴィーはヒューズ殺害の容疑者としてロスを連行することにしたようですが、ロイはどう動くのでしょうか？


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2009年07月13日

鋼の錬金術師 第15話

「東方の使者」

OP&ED一新で新章突入！

今回からメイ・チャンとリン達が登場。
マイペース幼女メイ・チャンはスカーと、胡散臭い糸目リンはエド達とそれぞれ出会うことになりました。

相棒の大熊猫シャオメイとはるばる遠方のシン国からやってきたメイ・チャンは不老不死の法を求めているらしい。
傷を治す錬丹術を使うこともすごいけど、あのいかつくて無愛想なスカーに、セントラルへ行くため問答無用で付いて行くことを決めてしまうのがすごい。
スカーはスカーで、実は可愛いもの好きで、シャオメイに一目で陥落されてしまったようですし、男むさい旅より華があって良いのではないでしょうか。
あと、メイは鋼の錬金術師であるエドに会いたいみたいですね。随分美化されたイメージを持ってましたが……（苦笑）。

セントラルでは、買い物の帰りにリザが襲ってきたバリーを返り討ちにした流れで、ロイがバリーから第5研究所やラストやエンヴィーの存在についての情報を入手。

オートメイルをウィンリーに直してもらうためにラッシュバレーにやってきたエドは、ウィンリーが材料調達に出て行っている間に行き倒れのリンをアルが拾ったことが原因で災難に。
大量の食事を奢らされた上、賢者の石を求めてシン国からやってきたリンに情報を持っていることを勘付かれ、従者達に襲われる始末。
最終的にはエドとアルが従者達を返り討ちにしましたが、問答無用で攻撃を仕掛けられたのに戦闘中の被害まで町の住人から責められ踏んだり蹴ったりです。
肉体を失った時の記憶が戻ったからか、いつの間にかアルが練成陣なしで練成術を使えるようになっていたようで、兄の威厳が…とショックを受けるエドは面白かった。

リンが賢者の石を求める理由ですが、実はリンがシン国の王子（王子24人、王女19人いるらしい）で、後継者争いで王に取り入るべく不老不死の法を探しているらしい。
セントラルに行く予定のエド達に、ヒューズの訃報を未だ知らないウィンリィがヒューズ家にお礼に行きたいと同行の意思を示し、リンもまた付いてくる気満々の様子。

次回はエド達がヒューズの件でショックを受けることになりそうです。


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2009年07月06日

鋼の錬金術師 第14話

「地下にひそむ者たち」

大総統、強過ぎ！！

グリードにカウンターを食らわすも、攻撃を受けもしないのに大量に吐血するイズミ師匠。
グリードが早々に引いてくれて助かりましたが、身体が心配です。

一方、エド達から逃げたグリードの前に現れたのはブラットレイ大総統。
最強の盾を持つグリードを、肉体が修復されるより早く何度も何度もグサグサやるとか、その強さは半端ない！
グリードの部下たちも次々とあっけなくやられ、アルの中にいたマーテルも鎧の中に剣を突き刺されて殺されてしまいました。
自分の身体の中で誰かが死ぬとか……アルのトラウマにならなければ良いのですが。
マーテルが死んだ際、アルの鎧に描かれた練成陣に血がかかって、肉体が消滅して真理の扉の前に行ったことを思い出しましたが、人体練成のヒントは残念ながら得られず。
それでも、アルが無事エドと再会出来たことは良かったです。
グリードの件がとりあえず片付いて、大総統がイズミを国家錬金術師に勧誘し、イズミがやんわり辞退するも、気が変わるかもしれないのでまた来るって意味深なセリフを言ったのは今後の伏線なのかな？

大総統にボロクソにやられたグリードは、大総統によってひそかにホムンクルス達と「お父様」の元へ。
ここで、大総統がグリードがお父様達の元を去ってから作られたホムンクルスだということが確定。
また自分のために働いてくれというお父様の頼みをきっぱり断ったグリードは処刑されてしまいました。
日５で放映するには、今日の内容は全体的にかなりグロかったなぁ～。

グリード達には非情な顔を見せていた大総統ですが、奥さんと小さな息子相手には優しいパパ。
仲睦まじい家族の姿には癒されるのですが、原作を知ってると複雑かも。

次回からは新章。
もうすぐリン達の出番ですね♪


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2009年06月29日

鋼の錬金術師 第13話

「ダブリスの獣たち」

通りすがりの、主婦だ！！

イズミから破門を言い渡されるも、手がかりなしで帰ることをよしとせず、再度、イズミに頭を下げにいったエルリック兄弟。
本気の二人に折れたイズミと共に話すことで、現在考えられる中で一番真理に近いのは門のアレだろうってことになり、一番真理に近いところにいっていながら、その時のことを覚えていないアルの記憶を取り戻そうという結論が出たのですが、記憶を取り戻す前に、アルが誘拐されてしまいました。

アルを誘拐したのはグリード一味。
グリードはホムンクルスで、その仲間はキメラだと言う。しかも、成功例を聞いたことがないキメラを誰が成功させたのかと問うアルに対し、答えは軍、と。
不死身の身体が欲しいグリードは、アルの身体の秘密を知りたかったみたいですね。
しかし、自分の身体が練成された時のことをまったく覚えていないアルには答えられない。
それから間もなく、アルが誘拐されたことを知ったエドがアル救出にやってきて、グリードがホムンクルスの製造方法を見せる代わりに、魂の練成方法を教えるよう取引を持ちかけるも、アルの身体を羨む発言をするグリードにぶちきれたエドは問答無用で戦闘開始。
しかし、全身を硬化させることが出来るグリードは強く、エドは戦いの中でグリードの弱点を見抜き、相手にダメージを与えられるようになるも、その時は体力が底を尽きかけていました。

そこに颯爽と現れたのがイズミ。
箒を片付けもせず、姿を消したエドに強烈な一撃を食らわしたイズミは、女と戦う趣味はない、と余裕を見せていたグリードまでもふっとばし、何者かと問われた質問に対する答えが「通りすがりの、主婦だ！！」。
師匠、格好良過ぎです！！　こんな強烈な主婦、見たことない。

一方、中央司令部に異動することになったロイは、餞別に部下であるリザやハボック達をもらう許可を得て、彼らもロイと一緒に中央司令部に行くことに。
スカーも動き出したようです。


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