創聖のアクエリオン 第26話
泣いても笑っても、ついに最終回!
てっきり前回でお亡くなりになったと思っていた詩翅(シリウス)ですが、しっかりちゃっかり生きてました。
しかも、創聖の光が傷を癒してくれた上、あっさりアポロ&麗花とも和解。
アポロたちの元に戻ったので、もう「詩翅」じゃなく「シリウス」ですね。
アポロ・シリウス・麗花の3人で、改めてトーマ様と対決です。
戦いの途中、プラーナを吸い取られているチビコの姿を見たアポロは、シリウスの剣の力を借り、パワーアップ。
が! トーマ様はアクエリオン覚醒を喜び、「これこそが我が愛しき太陽の光…」とご満悦のようです。
「我らを復活させる希望の光」とのことで、「我らにはない響きの花粉が、生命の樹を受胎させる。新たな天翅を、新たな世界を生み出すために」「我らもまた、生命の樹へ」「その根より吸収され、新たな実生となろうぞ」と、トーマ様を除く堕天翅たちは、生命の樹へ魂を飛ばしちゃいました。
結局、ヨハネス様たちとの直接対決はないままなんですね。
アポロたちもまた生命の樹の元へ行くのですが、光り輝き、聖なる実りをしたかに見えた生命の樹は枯れ、受粉は失敗。
大ショックのトーマ様にとどめをさそうとするアクエリオン、そしてシルヴィアですが、トーマ様から生命の樹が枯れると世界が命なき世界に変わると聞かされ、それどころじゃなくなってしまいました。
不動「倒してしまったのか、生命の樹を」
リーナ「世界は、終わるのね」
トーマ様「世界は終わるのさ」
そこにアポロニアスが現われ、アポロがアクエリオンが堕天翅が乗らないと完成しないことに気付き、アポロの呟きでトーマ様もまたそのことに気付きます。
強制的に麗花を追い出してアクエリオンにテレポートするトーマ様。
追い出されるときの麗花が、めっちゃエロス。
「この命、たとえ生命の樹に飲み込まれようとも、見たいのだよ。真の覚醒を!」
アポロとシリウスとの合体を望むトーマ様。
トーマ様を追いかけるアポロたちを、いつの間に空が飛べるようになったのか、シルヴィアが追いかけ、「行かないで」「行くのなら私も一緒に」と言うのですが、シルヴィアにはチビコ達を守っていて欲しいと、それを断るアポロ。
置いていかれるシルヴィアに、こちらもやっぱり実は生きていた音翅さんが「1万2千年の恨み、思い知れ!」と攻撃。
アポロ・シリウス・トーマ様の3人は揃ってヘッドに変形し、このままでは自滅。
どころか、地球にまで大打撃になりそう。
怒涛の展開でよく分かりませんが、なんだかすごいことになってきたようです。
音翅さんに襲われるシルヴィアの元にはピエールが参戦。
「シルヴィア、その翅、よく似合うぜ」と、歯をきらりんとさせて笑顔を向けるあなたが素敵です!
トーマ様に追い出された麗花は無人ベクターに乗り、「見ちゃいらんないわね」とリーナまでテレポートでやってき、ピエールと3人で合体!
「痺れる~~っっ」のリーナがエロ可愛いっvv
3人が音翅さんの相手をしている間に、シルヴィアはアポロたちの元へ。
バラバラな3人を嘆くシルヴィア。
すると、何故かそこにいる不動司令。
「しかと見よ。一万二千年前、セリアンとアポロニアスの出会いがもたらした痛みを。憎しみを! そして、闇の深さを!」
「ごめんなさい。アポロニアスと出会った日、私、心の底で思ってしまったから。たとえ、この身が引き裂かれようとも、世界が滅びようとも、あなたと出会えて良かったと」
時空を超えた告白。それがシルヴィア(セリアン)の答え?
「両の手を叩き合わせたその間に、何がある? 右手と左手、天翅と人、男と女、陰と陽、その狭間に何がある?」
また難しいことを言うだけ言って、消えてしまう不動司令。
音翅さんと闘っていた麗花たちは、リーナの力で音翅さんの結界の中に飛び「不幸断絶拳」!!
最終回にきてまで、笑える必殺技で音翅さんを撃破!
「右手と左手の狭間にあるものは、闇? 両手の間には何もない。何もないのに、温かい。闇から生まれる光」
答えの出たシルヴィアは、シリウス、トーマ様の元へ行き光と温かさを与え、最後にアポロの元へ某種のように裸ダイブでやってきます。
アポロまで裸で宇宙空間に飛んで、すっかり二人の世界です。
「アポロ、覚えてる? 世界の始まりの日、100億をこえる星を持つ100億を超える銀河が、何もない、聖なる闇から生まれた奇跡の時間を」
「そして今、この星の上で、あなたと私、こうして出会えた奇跡を」
「そして、新たな道へ進む」
アポロ×シルヴィア万歳!
アポロ「俺は自分だけで突き進むことばかり考えていた」
シリウス「私の受けた痛み、憎しみ。それは、1万2千年前、トーマに与えた痛みだったのか」
トーマ様「私は翅なしを知らなかった。翅なしの悲しみを、喜びを」
アポロ「知らなかった、滅びかけた堕天翅の苦しみも」
アポロ・シリウス・トーマ様「母なる星の悲しみも」
「唱えよ、創聖合体!」
シルヴィア(+不動司令のフレミング指付き)の掛け声で、今度こそ合体するアポロ・シリウス・トーマ様。
最後の最後で男だけのむさい合体です。
シリウス「なんという鼓動」
トーマ様「新たなる響き」
アポロ「俺たち、今…」
シルヴィア「生きてる!」
堕天翅と人がひとつになって、アクエリオンはぐんぐん巨大化。
しかも金きらきん!
裸でハグするアポロ×シルヴィア。
「お前の懐かしい匂い、絶対忘れないから」
でもって、初チュー!!
「運がよかったら、1万2千年後にまた会おうぜ」
離れ離れになる悲しさを感じさせない笑顔のアポロがいい!
アポロ「いくぜ、友よ!」
シリウス「人と天使と」
トーマ様「この星の」
アポロ・シリウス・トーマ様「新たなる創聖の旅に!」
「無限合體拳」で地球を縫い止めるアクエリオン!
なんだかよく分からないけど、とにかく壮大です!
クロエやチビコ達、プラーナを吸収されていた人間達は助かり、「アポロはどこ?」と聞くチビコに、笑顔で「アポロは必ず帰ってくるわ。いつかきっと、この星の上に」と星空を見上げて答えるシルヴィア。
悲恋のはずなのに、悲壮感のない、さっぱり心地良いラストでした。
まだまだ謎は残ったままですが、アクエリオンという作品を思えば、これもまた味のあるラストってことでいいのではないでしょうか?
スタッフの方々、お疲れ様でした。
創聖のアクエリオン OP2 Go Tight! AKINO

創聖のアクエリオン Vol.4

創聖のアクエリオン(1) 橘 圭
Posted at 21:24:42 | 創聖のアクエリオン | コメント:2 | トラックバック:20