「裏切者」
待ちに待った、第2話です!
公式ページで映像を見てから、余計にその気持ちは高まってました。なにしろ、今回はちび双子が拝めますからね。双子好きにはたまらないですよ!
では、早速感想行きます!
ブランタイルは、最後の艦が出るのを待って撤収の合図をしました。
しかし、艦に収容してもらえなかった数え切れないほどの住民たちは、未だ逃げ惑っています。
周りは火の海で、瓦礫の欠片が降り注ぎ、とても危険な状況です。
イスラとその赤ちゃんをカート(?)に乗せて、少しでも安全な場所へ逃げようとしていたキールもまた、そのことを自覚していました。
ブランタイルにはイスラは自分が守ると言いましたが、状況がそんなに甘くないことはキールだって分かるのでしょう。
自分の力だけではどうにもならない。
ならば、どうしたらいい?
焦るキールは、ティーンのことを思い出します。
胸のバッチを自分に向かって投げて寄越し、「西の埠頭に来い」と言ったティーン。
ユリシーズに乗せてもらえれば、確かに安全でしょう。
ティーンに従うのは面白くありませんが、イスラのこともあり、「仕方ないな」と呟きながらも、まずバッチを拾ってから西の埠頭へ向かうことにしました。
一方のティーン。
イスラの分娩を付き合ったがために、新国連に捕らえられていました。
親切が徒になってしまい、可哀想!
でも、表情を見る限り、後悔している様子ではないところに好感です!
こんな時でも冷静で男前だ! 萌え! どこまでも付いていくよ!
アオイもまた、ブランタイルからのジェスチャーで、キールが艦に乗らず、今にも崩壊しそうなヤビツの町にまだいることを知ります。
しかし、そのままヘリで行ってしまいました。
義理の息子であるキールを助けることより、今は事務総長としてやるべきことをやるときだと思っているのでしょうか?
新国連も発足したばかりですし、代表者自ら危険をおかすのは確かに責任に欠け、愚かなことではありますが、一人の親としてはどうかと……。
何が一番正しいのか、難しい問題ですね。
さて、キールですが、出産に使った家に行ってみると、当然のごとくひどいありさま。
それでもなんとかバッチを見つけぱっと表情を輝かせますが、そこで幼少時代のことを思い出します。
どこかの衛星でしょうか?
「言わないっていったろ! 約束しただろ!?」
そう言って、
ティーンを掴みあげるキールと、無表情にされるがままになっているティーン。髪型までそっくりで、見た目だけでは本当に区別がつきません。表情でどちらがどちらか、すぐ分かりましたけどね。
そして、そのままティーンを殴りつけるのですが、その反動で逆にドアにぶちあたり、「いってぇな!」と逆ギレするキール(←おい!)。
そのあとも、無抵抗のティーンを殴り続け、おいおい、流石にそりゃないだろう、と思っていると、キールもまた無抵抗なティーンに何を思ったのか、振り上げた手が振るえ、大きな瞳を涙で潤ませ、絶叫。
ティーンのバッチを見つめながら、キールは自分はそのままあそこにいたかったと思いを馳せます。
と、そのとき、イスラの赤ちゃんが大声で泣き出し、回想はそこで終了。
赤ちゃんが泣いてる、と心配そうなイスラに、「大丈夫だよ、目が覚めたばかりだから」と安心させるように言って、赤ちゃんの頭を優しく撫でてあげるキール。
先程見た子供時代が嘘みたいに優しくて良い子だ!
イスラのことは好きだけど、赤ちゃんは自分の子じゃないのにね。
そして、改めて西の埠頭へ。
途中、大声で泣き続ける赤ちゃんに、
「泣くな、俺も泣いちゃうぞ」と言って、そのまま自分まで一緒に本当に泣いちゃうキールが激可愛くて悶えたのは私です(笑)。
その頃、埠頭で待つジョゼは、ティーンがなかなか戻ってこないと心配しているようでしたが、そこへ泣きながらカートを引いて走ってくるキール!
ジョゼは一瞬、キールにティーンの面影を重ね合わせますが、そこはすぐさま冷静になって、銃をつきつけ、キールを止め、イスラと赤ちゃんの存在に気付きます。
ここで、なにも、いきなり銃を向けなくても…とかってつっこんじゃいけませんかね?
「ちょっとやめてよ、恐いな」と言いながらも全然恐がってないふうで、きょろきょろとティーンを捜すキールも相当神経図太いですが。
キールがバッチを渡して「助けてくれるんだろ?」というと、ジョゼははっとした表情を見せましたが、そのとき、山の上にある空母エレクトラが落ちてきました。
それを見ていたティーンは、相変わらず無表情。
アオイはメルトダウンを防げたことに安心しつつ、最後に見た自分に向かって走ってくるキールを思い出し、つらい表情を見せます。
そして、住民たちは少ない船に大量の人が群がり、すごく緊迫した雰囲気です。
キールとジョゼに戻って。
「早く逃げよう」というキールに対して、「ティーンはどうした? お前が殺したのか?」と問うジョゼ。
勿論、キールはティーンが捕らえられたことすら知らないので、知らないと答えます。
そして、エレクトラがすぐ近くまで落ちてきて、ジョゼもまた時間切れと悟り、ティーンは死んだか拘束されたかのどちらかだと判断。
キールたちを連れて船へ。
このとき、赤ちゃんをジョゼに渡し、イスラをおんぶして船に乗り込むキールなんですが、船の上でバランスを崩れて落ちそうになったとき、すばやく回転して、先にイスラを安全な船へ乗らせたキール。良い子だ。
EDにもなっているジョゼの表情も、すごく良かったですvv
さて。
ヤエヅの町を痛々しい表情で見つつ、キールはユリシーズへ保護されることに。
艦につくと、ジョゼはすぐに事の次第をグールドへ報告。
キールのことをエレクトラのスパイかもしれないと伝えますが、グールドは「赤ん坊を連れたスパイか? それもいい」とニヤリと笑い、ティーンのバッチを指でころころと。
医者の診療も終え、イスラと赤ちゃんはとりあえず大丈夫とのこと。
目覚めたイスラはまず赤ちゃんのことを心配します。
若くても、お母さん、なんですよね。
イスラの好きにさせてあげるキールですが、安心して緊張の糸が切れたのか、どっと疲れが。
そんなキールに、イスラは「ありがとう」と言います。
どうやらイスラは出産中、痛みで頭が朦朧としていたのか、キールとティーンの区別がつかなかった模様。
赤ちゃんを取り上げてくれたのはキールで、キールが自分と赤ちゃんの恩人だと思い込んでいます。
キールは真実を伝えようとしましたが、そのとき赤ちゃんが大声で泣き出してしまい、
そのままキールの目の前で授乳! 胸、アップ過ぎですから! しかも、デカっ!
出産したばかりだから余計なんだろうけど、年頃のキールがうっとなるのは当然で、鼻血を出してしまいました。
イスラって、やっぱり天然?
キールは、ジョゼに連れられてグールドの元へ。
途中、ジョゼの後ろを歩くキールを見た兵士たちの「あれ、ティーンだよな。変装か?」にぷっと吹き出しちゃいました。
ティーンのへそだしファッションとか想像したら、すごく笑える! ありえなーい!
キール&グールド初対面シーン。
先に、ジョゼから自分たちにキールたちを助ける義務はなく、どうするかは館長であるグールド次第だと聞かされていたため緊張していたキールですが、グールドを見た瞬間、まず彼の大きな傷に目が行き、すぐそばまで近付いて「痛そう」と、自分まで痛そうな顔をして素直に思ったことを口に出すキールに、グールド爆笑。
なんか、気に入られたみたいです。
二人で食事をすることになりました。
しかも、グールド自ら作ったスープ。
すごくおいしそうだったのですが、キールいわく、めちゃくちゃ辛いらしいです。グールドって不二先輩なみに辛いモノ好きなんでしょうかね?
それにしても、くるくる表情が変わって、キールってホント、見ていて飽きません!
子供には辛いかもしれないな、と差し出された水を一気に飲み干したキールは、子供扱いすんな、と文句をたれますが、そこで、グールドからティーンの話が。
はじめからグールドは、キールがティーンの双子の弟だと知っていたんですね。
さて、話の内容ですが……。
7年前、溺れかけていたところをユリシーズに救助されてから、ティーンはずっとこの潜水艦の中で育ったらしいです。
「せっかく会えるチャンスだったのに、残念だったな」とグールドが言うのに対して、「会いたくなんかねーよ。あいつは俺を裏切ったんだ!」とキール。
7年前、いったい二人に何があったんでしょう?
おいおい明かされるんでしょうけど、気になる……。
回想シーンの表情を見るに、キールの知らない何かの事情をティーンは知ってそうな感じもしますし。
それから、退室したキールとジョゼの会話の中で、ティーンがユリシーズの中で、
医学を含めあらゆる知識を学んでいった(この設定、激萌えた!)ことが明かされます。
第1話でありえないほど手馴れた感じで助産が出来たのは、そのためだったんですね。
「顔はそっくりでも、中身はまったく違う」と言ってキールに掴みかかるジョゼはティーンのことをどのように思っていたんでしょうね。
仲良かったのかな?
さて、そのユリシーズですが、護衛艦てしおとなるしおに追跡されてました。
てしおの艦長、里山はユリシーズを背後から追い詰め、ドゥーラビィーラに追い込もうとしている様子。
ドゥーラビィーラっていうのは、大きな渦みたいですね。
てしおには、ヘリで着陸したアオイも加わっています。
そうそう。
グールドの元から戻ったキールは再び、イスラと赤ちゃんを助けたのがティーンだと伝えようとしますが、ここでもまた警報が鳴り、真実を伝えることに失敗。
この調子で、本当のことを伝えられる日は来るのでしょうか?
そして、赤ちゃんの名前は?
1話に続いて、今回も「本日の送信、終了」でEDをむかえます。
しばらく生身での双子再会はなさげな感じですが、「(某アスキラのように)遠く離れているほどに感じあってる二人」でも十分萌え要素はあるわけで、いきなり本編でちび双子が拝めて、早くも萌えゲージ上昇中です。
二人とも、可愛いなぁ~、もう!
小さな頃は髪型まで一緒だから、表情で判断しないと本当に見分けるのが困難ですね。
しかも、小さな頃から感情的なキールに対し、この頃から寡黙で理知的な感じのティーン。
黙ってキールに殴られているティーンに、事情とかまったく分からないのですが、キールへの深い愛を感じました。腐女子故の思い込みだろうがなんだろうが、そんなのは萌えの前ではどうだっていいんです。
ティーンは昔っからキールラブ! 決まりです、決まり!
一方は戒律の厳しい(はずの)軍隊、一方は仕事優先で子育てに失敗した女性の元。
どちらも、それなりに悩みも苦しみもしたはずの7年間。
長い間、離れ離れだった双子が、それぞれ双子の片割れが元いた場所(正確にはちょっと違いますけど)で生活することで、間接的に離れていた間の互いのことを知っていく、という設定には、正直、かなり惹かれます。
対比・対立関係の多い話ではありますが、主題はなんといっても双子の愛憎劇らしいですからね。
もう、最後までついていくっきゃないですよ。
来週、放映がないのがめちゃくちゃつらいです。
公式ページに既に第3話のあらすじが出ていたので、いろいろ妄想しながら待つしかないですね。
とりあえず、今回、ティーンのセリフはまだかまだかと祈るように待ち続け、ついに喋ってくれなかったので、次回こそティーンに大きくスポットがあたることを望みます。
そして、ティーンの口から「キール」が出るのを大いに期待します!
OP Blue treasure 栗林みな実
ED 鈴木達央 VOICE