銀盤カレイドスコープ 第10話
高島コーチの胃に穴があいて取り返しのつかないことになったらと思うと心配でたまらない今回のカレイドスコープ!
まるごとタズサ→ピートな話でした。
トリノに向けて日々練習に取り組むも、ピートが成仏する日とトリノの競技最終日が同じ日と気付いたタズサはまったく集中できず、練習に身が入らなくて高島コーチからも叱られまくり。
オリンピック間近となって、ただでさえ高島コーチは緊張しているのに、肝心のタズサが上の空のため気が気でなく、胃の痛みを訴えまくりのコーチが哀れ。
タズサに対して厳しく接するのもコーチとしての愛なわけだし、たいしたことなければ良いのですが……。
で、上の空のタズサを心配するのはピートも同じ。
無意識にトマトを食べるくらいならまだしも、ピートの目があることを忘れてお風呂に入るために服を脱ぎ出すし、タズサ、これまでにない取り乱しようです。
当然、タズサを心配したピートは「口に出すだけでも楽になるし、相談にのるよ」と語りかけるのですが、「相談に乗って欲しいなんて言ってない!」と憎まれ口を叩くばかりか、自分がいいと言うまで話しかけるなとまで言われて、流石に気分を害しちゃったようです。
でも、それもこれも、タズサがピートの二度目の死に心を痛めているから。
いつの間にか空気のように当たり前に側にいた人が消えるのはとても悲しいことだし、今まで何度もピートに励まされ、力になってもらってきたタズサはピートのために何かしたいって思っているわけで、まさに気持ちのすれ違い。
最初、あんなにピートのことを毛嫌いしていたタズサなのに、変われば変わるものです。
ついには残った時間をピートに好きに使わせてあげるために、オリンピック出場を辞退するとまで言い出しました!!
自分のことを信じてくれている高島コーチ、新田さん、三代監督、そしてタズサがいたからオリンピックの出場権を得られなかった響子を思うとそれはあんまり浅はかだろうと思うのですが、ピートがちゃんと軌道修正してくれたので良かったです。
「僕はタズサと一緒にトリノに行きたい。きっとこれは運命なんだよ。だって、そうだと思わないかい。僕が消える日と、タズサの決戦の日が同じなんて。トリノに行って君のオリンピックを見届けたい。タズサの最高の演技を見届けることが自分のやるべきことのような気がするんだ」
いつも口煩いピートですが、こういうところは男ですね。
素直に感動しました。
で、最後、タズサからピートにキスしてと言ってましたが、幽霊と人間ってキス出来るんでしょうか?
そもそも触れ合う感触とかってあるの?
気持ちの問題なのかもしれませんが、かなり気になりました。

銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all? 海原 零
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ED energy 井上麻里奈
Posted at 15:47:44 | 銀盤カレイドスコープ | コメント:0 | トラックバック:16