地獄少女 第19話
す、救われない……。
今回は、有名な人形師の家に嫁いだ孤児の少女・祈里が、自分に何一つ自由を与えず人形扱いする継母を恐れ、恨みを晴らす話でした。
そんなに嫁ぎ先が嫌ならとっとと離婚して孤児院に逃げ戻ればいいんじゃないのと思ったりもしましたが、孤児院の人はみんな良い人で、だからこそ、自分が孤児院に戻れば、長年、人形師に援助を受けることで助かってきた仲間達に迷惑がかかると、一番、簡単な方法を取れなかったわけですね。
で、祈里にとっての「非常口」が「地獄少女」だったと。
それにしても、人形師の婆さんの壊れっぷりはすごかったです!
死に装束が似合う、若く死んだ目をしている少女への執着がすさまじい。
祈里への虐待もすごかったですが、一番、すごかったのは、あいからのお仕置きシーンで、自分は神だと言い切ったとこ!
大爆笑でした。
にしても、今回の依頼人・祈里は本当に救われませんね。
人形師の婆さんほどではありませんが、祈里に対する扱いがどこか冷たかった旦那さん。
祈里は旦那さんのことを優しい人だと信じていたようですが、血は争えず、旦那さんも婆さんと同じタイプの人間だったようで、婆さんへの恨みを晴らした後も、旦那さんから人形扱いを続けられそうな感じです。
おまけに、キチガイ婆さんはあっさりあいちゃんに乗り換えたらしく、地獄行きの舟の上で祈里人形を捨て、あいちゃんの人形を作り続けたい発言。
確かにあいちゃんは綺麗で可憐だけど、祈里のこれからを思うと、祈里が不憫でなりません。

地獄少女 2
Posted at 21:56:07 | 地獄少女 | コメント:2 | トラックバック:27