緋色の欠片 プレイ日記3
マルチEDでルートによって全然話が変わってくるのですが、各キャラルートに入ってからが長いので、フルコンプ目指して繰り返しプレイしていても、飽きも来ず、楽しいです。
乙女ゲーにしては戦闘シーンが長かったり、説明的な文章が多かったりで、短時間で甘~い恋愛を楽しみたいって方には向いてないかもしれませんが、やや文章がくどいものの活字好きで、じっくりストーリーを楽しみたいって方にはオススメ。
和風伝記モノの雰囲気も十分出てます。
前作は内容が薄っぺらいと随分叩かれていたようですが、今作は前作の批評を真摯に受け止めて改善に力を入れているようで、他の乙女ゲーと比べても、かなり良い出来なのではないでしょうか?
とりあえず、ここまでプレイした時点では、やっぱり鴉取真弘先輩こと、真弘っちがダントツで一番素敵です!!
可愛い子ちゃんキャラの慎司たんより更にチビですが、そこがまた萌え!
何から何まで萌えの塊っ!!
俺様で照れ屋な性格をしててめちゃくちゃ可愛いんだけど、芯はすごく男気があって格好良いんですよ!!
ストーリーも、過酷な状況にあって真弘っちと珠紀が二人揃って最後の最後まで本当に頑張って、EDを迎えたときには本当にやり終えたーって感じで幸せな気持ちにさせてもらいました。
まあ、真弘っちのことは前回も書いたし、今回は拓磨と祐一先輩のことも語ろうかと。
まず、拓磨。
真弘っちがヤタガラスなら、拓磨は鬼。
真弘っちはカラスに変身しましたが、拓磨は鬼に変身しました。
変身するのは真弘っちだけだと思っていたので衝撃を受けましたが、この分だと他キャラもすべて変身しそうですね。
前世では、鬼は悪さをして封印される存在。
真弘ルートでは分からなかった、自分の中に掬う化け物の存在に悩み苦しむ拓磨が見られましたし、このルートでは真弘ルートとは逆で、主人公の方が生贄扱いなので、格好良い男の子に守ってもらいたい!って願望の強いプレーヤーには、拓磨ルートはかなりオススメ。
拓磨ルートではかなりウザイ存在になりそうな予感がした美鶴ですが、ルートに入ってからの拓磨は本当に主人公である珠紀に一途で、大して邪魔にならなかったのも良し!!
マイネリーベの女友達のウザさに比べたら、全然大したことありません。ラブラブだったのに、最後の最後で媚薬で奪われたり、なんてことはありませんから。
それに、拓磨ルートの良いところは「お前のこと結構気に入ってた」発言とか、真弘っち好きには嬉しい真弘→主人公(珠紀)のサービスシーンが見られること。乗り換えイベントがないのが残念です(←オイ!)。
メインとなる敵ですが、真弘っちの相手がツヴァイだったのに対し、拓磨の相手はアインでした。
あっ、そうそう。
拓磨ルートでは、2回バッドEDを迎えてしまいましたが、美鶴と清乃による「Fate」のタイガー道場みたいなトゥルーEDへのヒント企画があって、バッドEDを迎えても結構楽しめました♪
次に祐一先輩。
まだ5章までしか進んでいないので、そんなには書けないのですが、拓磨&真弘ルート同様、お風呂シーンありました!!
今回は祐一先輩と慎司たんがセット。
拓磨と真弘っちの入浴シーンを覗いた時より、更に嬉々として風呂場を覗く主人公。
乙女は捨ててますが、腐女子の鏡ではありますね(笑)。
素敵スチルもゲットできましたし、でかしたっ!って感じ。
祐一先輩と慎司たんの会話も、拓磨と真弘っちが一緒にお風呂に入っていた時に輪をかけて際どいし、乙女ゲーでこんなサービスシーンがあるとは思ってませんでしたが、当然のことながら珠紀(主人公)の勘違いで、BL要素はありません。
拓磨と真弘っちの時は、ひよこちゃん(アヒルちゃんだったっけ?)が風呂場にいて、あのひよこちゃんは絶対真弘っちの持参品ねvvと微笑ましい気持ちにさせてもらったのですが、今回、風呂場にいたのはオサキ狐のおーちゃん。
裸を見られて恥らう慎司たんも可愛かったけど、身体を洗われるのを嫌がるおーちゃんも可愛いvv
祐一先輩の天然ぶりにも笑わせてもらいました。
祐一先輩と慎司たんは現段階までは同じルートを進んでますが、今後、分岐するのかな。
メインの敵はドライ。
他の敵はビジュアル面で優れているけど、ドライは性格の悪いジジイなので、敵キャラにも萌えを求める私としては物足りなくて残念。
設定としては、ドライは一番の黒幕って感じで面白いんだけどな。

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