レ・ミゼラブル 少女コゼット 第26話
マリウス、今度は人違いか……。
マリウスの恋煩いは日に日に酷くなっているようですね。
ストーカー行為は失敗だったと反省しつつも、愛しのユルシュール(コゼット)との出会いのチャンスを逃したくなくて、未練がましく公園通いをやめられません。
一方、コゼットもユリウスに会いたいと思っていますが、引越し先からリュクサンブール公園は遠いとか剪定とか、何かしら理由をつけてジャンからリュクサンブール公園へ散歩に行く許可がおりません。
ジャンとしては、ユリウスをジャヴェールの手の者だと疑っており、警察の目をかいくぐる必要があるので仕方のないことなんですけどね。
今度掴ったら終身刑だそうだし。
今回、ようやくコゼットが今までのジャンの態度を思い返してみて、もしかしてジャンが悪事をはたらいて警察に追われているのでは、との疑惑を抱くシーンがありましたが、現時点ではジャンが良い人であることを自分は知っているとの結論に達しましたが、疑惑が確信に変わる日は来るんでしょうかね。
それにしても、街でコゼット似の後姿を見て、「ユルシュール!!」と叫びながらマリウスが赤の他人のお嬢さんに抱き付こうとした時は焦りました。
女性に悲鳴を上げさせるほど鬼気迫ってるなんて、本当にヤバイ。
実際にはこれまで言葉を交わしたことすらない相手なのに……。
マリウスを想ってるエポニーヌは報われないなぁ~。
マリウスがリュクサンブール公園に日参するのを複雑な気持ちで見送る姿が切ない。
それに、マリウスにはしきりにABC友の会に勧誘してくる、どこかBL臭ただよう友人もいますしね。
ジャンと違って非常に勘の良いトゥーサンの心遣いにより、今日が最後と決めて公園で待つマリウスに会うためにリュクサンブール公園に向かって走るコゼット。
ゴルボー屋敷に自分が植えたマリーゴールドを見に行った時もそうでしたが、立て続けにマリウスと再会出来ませんでしたが、再会出来ないって意味ではガブローシュ&シュシュともニアミス。
シュシュはもしかしてコゼットに気付いたのかもしれませんが、ガブローシュがジャンと共に貧しい子供達にパンを配る女性がコゼットであることに気付かないのはもどかしい気持ちにさせられました。
それにしてもマリウス。
エポのためならともかく、テナルディエのために家賃肩代わり&ほどこしを与えるなんて、お人好しにもほどがある。
テナルディエにお金をめぐんだって、ラッキーだとは思われてもどうせ感謝なんてされないし、ちっとも良いことなんてないだろうに。

レ・ミゼラブル 少女コゼット 3
OP 風の向こう 斉藤由貴
Posted at 18:23:09 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | コメント:2 | トラックバック:7