彩雲国物語 第2シリーズ 第33話
続々藍州行き!!
登場キャラが多い上、いろんなところで動きがあるので頭の中を整理するのが大変です。
まずは楸瑛。
清雅が取り調べの為拘束しようとしていましたが、秀麗の機転で逃げることに成功し、一足先に藍州へ向かうことが出来ました。
旅立つ前の楸瑛に抱きしめてもらった秀麗が羨ましい。
秀麗の邪魔が入って出し抜かれた清雅はというと、なんだかんだで秀麗の能力の高さを認めているようで。
自分を睨みつける秀麗相手に「俺好み」とか「俺以外の男に泣かされるな」とか、俺様全開ながら告白ともとれるような言葉をかけたりして、やっぱり誑しですね。
その後、皇毅を根負けさせて藍州行きの許可をもぎとった秀麗。
タンタンの同行は決定、護衛として燕青も同行することになりそうです。
一方、楸瑛を追っかけて藍州行きを決定した劉輝。
結婚話から一時的に逃げるつもりで十三姫を道案内人として同行させることにしましたが、新婚旅行と取られて藪蛇に。
それでも、霄太師の計らいで強力な護衛として黒狼をつけることによって、今回の旅はお忍びになるようです。
黒狼こと邵可はというと、留守になることを秀麗達にどう伝えればいいか悩んでいましたが、劉輝自ら同行を頼んできたので、姿を隠さず堂々とついていけることになった点ではラッキーだったかと。
それにしても、十三姫から楸瑛を連れ戻す策を聞かれて大真面目に「余の愛だ!」とのたまう劉輝は本当にお馬鹿だなぁ~。そこが可愛いところでもあるんですけど。
劉輝が十三姫に対して弱気を晒しているところを立ち聞いてもやもやした気持ちになった秀麗ですが、これが自分のものだと思っていたものを取られそうになっていることに対する喪失感だけなのか、恋愛感情込みの嫉妬が交じっているのか気になるところ。
そして、裏では玉座狙う者達が……。
まだまだ波瀾の展開が続きそうです。

彩雲国物語 セカンドシリーズ 第3巻〈初回限定版〉

彩雲国物語白虹は天をめざす