地獄少女 三鼎 第18話
夢を壊されたとしても、これは理不尽……。
今回の依頼主は、ラジオ番組「ド深夜のしじま」のDJ四十万丈太郎の大ファン、浜野知里子。
ハガキ職人「ちーちゃん」として、何度も彼女が出したはがきが番組で採用されており、それが学校でバレて噂になったことから、同じく「ド深夜のしじま」のはがき職人として有名な「カエル姫」と交流を持つことになった。
「ちーちゃん」であることがバレるまではどちらかというと地味な存在だった知里子が、「ちーちゃん」であることがバレたことがきっかけでいろんな人に温かい声をかけてもらえるようになったり、シジマーの同志としてカエル姫と仲良く語らえるようになったのは良かったのですが、丈太郎に感謝の言葉を伝えたい知里子にカエル姫が「二人で会いに行こう」と持ちかけたことがきっかけで「ド深夜のしじま」が完全台本であり、想いを寄せる丈太郎の言葉がすべて構成作家・ユメさんの考えたものだと知ることになるとは!
それでも世の中そんなもんだと受け止めて、ラジオ番組の中でのキャラクターとしての丈太郎を変わらず好きでいればいいと思うのですが、丈太郎に夢見すぎた知里子が夢を壊されたショックか、はたまた現実を認めたくないのか、カエル姫を地獄に流すとは……。
確かにカエル姫も丈太郎に並ならぬ想いを寄せている知里子に対して配慮が足りなかったとは思いますが、地獄に流されるほどのことじゃないし、同情を禁じ得ません。

地獄少女 三鼎 一
Posted at 17:49:23 | 地獄少女 三鼎 | コメント:0 | トラックバック:10