創聖のアクエリオン 第24話
兄、詩翅(シリウス)が堕天翅族に寝返ってしまってから、世界が灰色に見えるようになったシルヴィア。
でも、今、目の前にある景色は、違う。
これは光らせてはならない憎しみの光。
いつの間にか、口を開かずに言葉を交わすことまで出来るようになった新天翅、詩翅(シリウス)。
トーマ様と二人して語らっていたのですが、どうやら、詩翅が堕天翅族についたことで、人類とのバランスが変わり、アトランディアにいながらにして、無数の胞子を降り注ぐことで、プラーナを収穫することに成功したようですね。
「世界を滅ぼす収穫の雪。アトランディアより降り来たる(by.リーナ)」
亜空間ゲートが世界中に出現。
その数、1万2千(年前から愛してる~♪)!
いよいよ堕天翅族の総攻撃が始まったわけですが、シルヴィアが単機で詩翅を連れ戻すために出撃。
詩翅のしていることは許せないけれど、やっぱり大好きなんですね。
ブラコンはなかなか卒業できないとみた!
でも、シールドみたいなものがあって、結局、詩翅奪還は失敗。
しかも、独断行動ってことで、立場を悪くしてしまいます。
堕天翅族の方は、やる気満々!
「世界中から送り込まれしプラーナが生命の樹を天に向けて成長させつつあります。太陽の翼が真に目覚めしとき、生命の樹は真の意味で実を結び、新たな天翅の世を生み出すでしょう。急ぎましょう。今こそ、受粉の時。逃せば、せっかくの花も枯れてしまう」
トーマ様のいう『太陽の翼』はやっぱりアポロのことだと思うんですけど、どうなんでしょう?
詩翅とシルヴィアも確かにアポロニアスの血を受け継ぐ者ではあるけど、なんか違和感がぬぐえないとゆーか、いっそのこと、アポロ・詩翅・シルヴィアの3人がひとつになってアポロニアス?
いやいや、やっぱりそれも無理がある…。
お願いだから、もっと分かりやすい言葉で話してください、トーマ様!
シルヴィアはアトランディアへの逃亡の疑いで、ジェロームから搭乗禁止を言い渡されます。
そこに、リーナが意味深なセリフ。
「天空に待ち人来たりて雪が舞う。大いなる不幸の樹。ほどなくして実を結ばん」
はっとするシルヴィア&アポロたち。
「シリウスなのか!?」と、当然リーナが何か知っていると思ったアポロは問うのですが、「分からない。私はここにある声(本?)を発しているだけ」と、とんだ肩透かしをくらわされます。
シルヴィアを気にしたのか、アポロは「わりぃ。忘れてくれ」と言うのですが、ここで、シルヴィアが逆キレ!
「忘れてくれ? お兄様は私のたった一人の兄弟よ。たとえお兄様が世界中でおきていることに関わりがあるとしても」
自分で言って、はっとするシルヴィア。
「違う。ひどいことしてるのはトーマ達だ。そんなことでどうする。強くなれ! そして信じろ!」
アポロ、いいこと言うなぁ~。
最近のアポロは、本当に良い奴です。
「ついに一万年前の失楽の時にも似た最終戦争が起こりつつある。次に滅するのは人類か、堕天翅か。これを宿命と受け入れるか、人として受け入れるか、心して己に問え。悔いを残すな!(by.不動)」
新国連軍のお偉方と不動が話している中、アポロは雛に餌を与え、「いっぱい食え。食えば飛べる。強くなれる」
そこにシルヴィアがやってきて、表情が優れないのを見たアポロは今度はシルヴィアにパン(?)を投げて寄越します。
「鳥が羨ましい。私も天と地を自由に行き来できたらいいのに」
「まだあるぞ、いっぱい食え! 食って食って食いまくれ。そうすりゃ飛べる。強くなれる。飛べるさ、俺たちなら。誰かを見下すためじゃなく。ただ、どこまでも!」
ああ、やっぱりいいなぁ~、アポロ×シルヴィア。
初々しくってお似合いですvv
ピュアだvv
ピエールが司令室にやってくると、そこにはソフィアさん一人だけ。
皆はどうしたのか問えば、「大切な人と過ごしたいんじゃないかしらね。こんな時だから」とのこと。
「ラッキー! おかげでソフィアさんと二人きりだぜ! 俺は今更迷わないぜ。いつ死んでもいいように生きてるつもりだし、今でもオッケー!(歯、キラリン!)」
「私はあなたに生きて欲しいわ。みんなもね」
そこにクロエがやってきて、ピエールにフルーツケーキを焼いたけどひとつどうかと差し出し、後を追ってやってきたクロトは呆れ顔。
今度はジェロームまでやってきて、場の雰囲気が変なことを察したのか、「えっ?」ときょとんとした表情。
アポロ×シルヴィアに戻って。
「一万二千年前も、私達、こんなふうに一緒に歩いたりしてたのかな」
「さあ。…ただ、俺はお前を、ずっと昔から知ってたような気がする。お前の、匂いをな」
…で、自分の前でお座りをする犬アポロを連想するシルヴィアがイカしてます!
アポロ:シルヴィア→雛
シルヴィア:アポロ→犬
二人ともまだまだお子様で、友達以上恋人未満って感じですね。
そんな二人を見たリーナは、二人に声をかけることもなく、お邪魔虫は退散とばかりに歌を歌いながら去り、ジュンはつぐみに、良い工具を見つけたので見せようと思うものの見つけられず、つぐみは愛する麗花の元に!
「幸せは儚く、不幸は終わらないのね」
「いいえ、先輩。私がついてますから!」
このまま告白する勢いに見えたつぐみですが、2軍メンバーでしょうか?
決戦間近ということで、二人に花束をプレゼント。
花言葉は『永遠の幸せ』
さて、またもやアポロ達ですが、詩翅達のせいで皆やられてしまうのではないかと不安を漏らすシルヴィアに、そんなことはない。止めてみせる、とアポロ。
「言ったろ。飛ぶんだ、アクエリオンで!」
「でも、絶対戻ってね! もう、いなくなったりしないで! 約束して!」とアポロの胸に飛び込むシルヴィア。
抱きしめ合う二人がキスしようとしたとき、シルヴィアの目に、真っ赤に咲いた薔薇が目に留まり、シルヴィアは詩翅が近くにいることを悟ります。
いいとこだったのに…さては覗き見してたな、詩翅!
「どこだ、どこにいるんだ!」とアポロが詩翅を探してちょっと目を離した隙に、忽然と姿を消したシルヴィア。
舞い降りる胞子。
2軍メンバーに庇われて、つぐみ&麗花は無事だったものの、2軍メンバーは身体から植物が生えてプラーナを吸い取られ、全滅。
…と思ったら、麗花まで胞子の餌食になってました!!
司令室の中にまで胞子は入ってきているようで、クロエまでもが感染。
ピエールの腕の中で「ケーキ、食べてね」と健気に言うクロエに、「馬鹿言うな! 食べるときは一緒だろ!」と優しいことを言ってくれるピエール。
その言葉に、笑顔を浮かべたまま、意識を失うクロエ。
ピエール×クロエも良い感じですねvv
そこにアポロが入ってきて、詩翅がやってきて、シルヴィアを連れ去ったことを報告。
つぐみも麗花を支えながら司令室へ。
ソフィアさんから「不動司令が軍から戻るまで、自分達の司令官はあなたなのよ」と言われたジェローム。
「これは機密事項だが、まもなく軍の殲滅部隊が動き出す。アトランディアを一掃するそうだ」
「そんなことしたらシルヴィアはどうなるんだよ! あっちへ連れて行かれちまったんだぞ! とめらんねーのかよ!」
「無駄だろうな。だからディーバは、ディーバは独自に動く! アポロ、つぐみ、麗花! 機械天使アクエリオン、ただちに合体!」
放映始まって以来、初めて格好良いと思えたよ、ジェローム!
でも、満足げな良い笑顔を見せたと思ったら、ジェロームまで胞子に感染!
あんまりだー(泣)!
しかも、アクエリオンで出撃したものの、無限パンチも硬いシールドに跳ね返され、胞子に感染した麗花の右肩もダメージ増大。
「こんな大事な時に。これも私のせいなの」とまたも自分を責める麗花に、つぐみの愛の叫び!
「いいえ、先輩は素敵です。私にヘッドをさせてください。私だって、いつも誰かに守ってもらってばかりじゃ嫌なんです。皆を、守りたいんです!」
つぐみの気持ちは皆に届いて、ヘッドをさせてもらえることになりました。
アポロ「なんだ。この気持ち」
麗花「つぐみ、あなた、今…」
つぐみ「ああっ、幸せ~っ!」
不動「今こそ壁を越えるとき。つぐみは今、一人ではない」
リーナ「聞こえる。熱き胸の鼓動が」
ジュン「つぐみさん、頑張れ」
「ありがとう、ジュン君。ありがとう、みんな」
そして、つぐみの愛の告白劇場!
「私、先輩のことが…どんなにつらいことがあっても負けない、まっすぐな先輩が大好きです! そして、ディーバの皆も! だって、好きって気持ちに限界なんてないから! つらいことも悲しいことも全部ひっくるめて、私は人間が大好きだぁーーーっ!!」
胸からハートが飛び出して『爆愛無限光』!!
技の名前までハートで彩られてます。
ハートの光で、見事、天空の壁を破壊しました!
すごいぞ、つぐみ!
でも、力尽きちゃったみたいで、「大丈夫。先輩をこれ以上不幸にはしないから」と言いつつも、意識を失ったっぽい。
麗花はつぐみの頑張りをみて、胞子のせいで身体から生えた植物なんかに負けるかと、自ら植物の根を抜き、つぐみのためにもアトランディアに行くことを決意。
だけど、そこにタイミングを見計らったように軍のベクターがアクエリオンより早く天空の壁を超えてアトランディアへ。
自分達じゃ天空の壁を壊せないから、アポロたちを利用したんですね。
次回はアポロたちもアトランディアに乗り込み、三つ巴になるのかな?
創聖のアクエリオン OP2 Go Tight! AKINO

創聖のアクエリオン Vol.3

創聖のアクエリオン(1) 橘 圭
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