タイドライン・ブルー 第10話
新国連が機雷でユリシーズをおびき出そうとしているのを目撃したキールが、イスラの安全のためにも船を借りてグールドにそのことを知らせようとするところから始まった、今回のTBL。
振り向きざまにキールとティーンが限りなくキスしそうなほど顔が近付いたのに喜声の声をあげたのは私です。
ってか、本当に鼻を擦りそうなほど近付いてたよ。
あとちょっとだったのに……惜しい!
ユリシーズまで辿り着けるか分からないと案じるティーン。
そもそもユリシーズの場所が分からないから無理だという船長。
でも、ジョゼがユリシーズの場所が分かるとのことで、浮きドックの人に騒音を出してもらっている隙に、キール・ティーン・ジョゼの3人でユリシーズへ。
「肝が据わっているジョゼに対して、誰かさんは…」と暗にティーンを臆病と罵るキールですが、ジョゼがユリシーズのいる場所として検討をつけていたのはケーキ屋。
なんとグールドは甘党でした!
最初に、超辛いスープをキールにご馳走したイメージがあるので、てっきり辛党かと思ってました。
限界深度を超えてユリシーズに近付くキール達。
グールドは、そんな無茶をするのはあいつ(ジョゼ?)しかいない、と迎えに行くことに!
キール×イスラ、感動の再会!
ってか、 感動して抱き合ったものの、すぐに我に返って真っ赤になってイスラから飛びのくキールは本当にお子ちゃまで、初々しくて可愛いです(馬鹿ですけど)。
でも、キールが赤ちゃんを構っているあいだに、二人の横をティーンが横切り、ティーンに気付くイスラ。
キール、早くもピンチです!
グールド×ジョゼ&ティーン、感動の再会。
ジョゼもティーンもグールドのこと大好きですね。
特にジョゼ! 瞳うるうるで可愛すぎです!
地図のことを報告するティーンたち。
浮きドックでユリシーズの修理中、イスラとティーンの再会。
ちょうどキールもそばにいて、「そっくり」と驚くイスラ。
まだ出産のときのことをはっきりと思い出してはいなかったようです。
……って、キールとティーンって(小さい頃はともかく)そんなに似ていないと思うのですが、やっぱりそっくりなんでしょうか?
「はじめまして!」と挨拶されたティーンは一瞬驚くものの、キールの困った顔を見て「はじめまして」と笑顔でイスラに握手を求めます。
が、天然イスラはいきなり握手を通り越してティーンに抱きつき、助産まで出来るくせに女の子に慣れてなかったのか、真っ赤になるティーン。
やっぱりキールと双子ですね。
ジェラシーキールですが、イスラがティーンに赤ちゃんを見せて「恩人の名前をとってキールにした」と教え、ティーンもまた何も言わないものだから、気まずくて顔を背け、ジェラシーどころじゃなくなってしまいました。
物憂げ顔のキールは、仕事をやり遂げたことをグールドに褒められるのですが、ここでキール。自分はアオイのこともグールドのことも知っているし、二人が和解し、みんなで幸せになることは出来ないのかとグールドに訴えます。
グールドはキールに世の中のことをいろいろ見てきたのだなと言いつつ、自分は20年間見てきて考え抜いた結果がこれだと伝え、お前の考えを言えとキールにうながすのですが、「考えじゃなくて感じるんだ」とうまく思いを伝えられないキールはグールドの胸を何度も叩き、遠巻きにそれを見ていた船員の後ろからティーンもそれを見て、昔、キールが父と戯れていたのを遠巻きに見ていたことを思い出します。
イスラが洗濯物を干している姿を遠巻きに見ていたティーンの元へやってきたキール。
自分から本当のことをイスラに伝えられないままのキールは自己嫌悪から逆切れし、「言いたいことがあるならはっきり言え!」とティーンに殴りかかります。
すべて避けて、逆にキールを地面に押さえ込むティーンvv
ティーンはキールの暴力に暴力で返す気なんてまったくなかったようですね。
でも、キールに「母さんが死んだときだって、父さんが生きていたって分かったときも、泣きもしねぇ。平気な顔をしてやがる!」といわれて、感情にかられて殴ろうとするのですが、それでもやっぱりためらった隙にキールに投げ飛ばされて、イスラが干した洗濯物を駄目にしてしまいました。
洗濯物が覆いかぶさったまま、「冷たいよ、お前は」とぼろぼろ泣くキールにティーンが「羨ましい」と呟き、キールが「えっ」と意表をつかれたとき、イスラからおしおきが!
フライパンで頭を殴られたキール&ティーン。
キールの顔が変なのはいつものことですが、ティーンまで思いっきり顔が崩れてます!
仲良く出来ない大馬鹿兄弟に、二人で洗濯しろと罰を言い渡すイスラ。
ぶつぶつ文句を言うキールに対して、嬉しそうに「昔、同じことがあったな。母さんに叱られて…イスラは母さんに似ている」と呟くティーン。
ティーン、マザコンだったんだね。ってか、ファザコンでマザコン。
同じくファザコンでマザコンなキールは、それ以上、ティーンに文句をいえなくなってしまいました。
「ここにいれば、イスラも安心して生きていける。けど、それで全部OKってわけじゃねぇ。何かあるはずなんだ。イスラや赤ん坊だけじゃねえ。皆がなんの心配もなく安心して生きていける方法が絶対あるはずなんだ」
キールがティーンに思いを伝えたとき、新国連軍にユリシーズが発見され、修理半ばでユリシーズに乗り込み、出航しなくてはならなくなったグールド達。
グールドは船長に新国連に会ったら「メタセコイアで待つ」と伝えて欲しいと頼み、それを引き受ける船長。
キールはイスラと共に浮きドックに残る予定でしたが、ユリシーズに乗り込むティーンの姿を見て、イスラを残してティーンと共にユリシーズに乗り込むことを決意。
でも、イスラはしっかり、仕事がたくさん残っているからと、ユリシーズに乗り込んでました(笑)
グールドがメタセコイアに向かったことを知った里山&アオイは、メタセコイアに向かうことに。
一方のキール。
赤ん坊をあやしながら、イスラに本当のことを話すべきか悩んでいましたが、ついにイスラに「その子の名前、本当はキールってつけちゃいけなんだ」と土下座して本当のことを言って謝ります。
が! イスラはやっぱり大物ですね。
本当のことを黙っていたキールを怒るどころか、赤ん坊を取り上げてくれた人が二人もいると喜びます。
キール、これでやっと胸のつかえが取れたようですね。
イスラはティーンを不器用だと評し、悲しいことを経験するとそうなってしまうことが多いが、自分も昔、ティーンのように感情を抑えてしまう時期があったと言って、キールにティーンともっと話すよう勧めます。
イスラは双子好きの味方です!
キールは頷くのですが、そのあと、「この子に弟ができたら、今度はティーンと名付けるわ」と言われて、最初こそ、うんうん一緒になって喜んでいたものの、「次を生む予定があるんかい!? 誰の子だよ! ってか、赤ちゃんの父親って生きてたの?」と驚きます。
実際問題、イスラの赤ん坊の父親って誰?
ところ変わって、グールドともう一度話し合うことは出来ないかと里山に願い出るアオイ。
里山はグールドの意志は固いと否定的ながらも、アオイの願いを聞き入れ、アオイはグールドに求める世界は同じだと和解を申し出るのですが、グールドは自分達の敵は新国連軍だけではないと、魚雷発射を命じます。
グールドの拒絶され、反撃までされたアオイはショック。
里山もそれを迎え撃ち、魏の国は漁夫の利を得ようとしているようです。
が、グールドは魏の国の考えを読んでいたようですね。
で、今回のサブタイトルの「別れ」って誰と誰の「別れ」だったんでしょうか?
キールはイスラと別れなかったし、浮きドックの人たちとは別れたけど、それはやっぱ違うだろうし。
かつての盟友、アオイとグールドが分かり合えなかったことをさして「別れ」かな?

タイドライン・ブルー<1>

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE
「タイドライン・ブルー」オリジナルサウンドトラック
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