Pumpkin Scissors パンプキン・シザーズ 第21話
不平等への怒りは個人の力じゃどうしようもない。
パウロ侯爵に決闘を挑んだアリスでしたが、案の定、用心棒のアランとジャンを自分の身代わりにしてきましたね。
アリスがドレスの下に忍ばせていた剣を取り出す時、お姉さん達が咄嗟にテーブルクロス&オーランド伍長で周囲からアリスの生足の目を隠してるのがナイスでした。
面倒のかかる妹だろうけど、姉妹愛って素晴らしい。
パウロが2対1の戦いを仕掛けてきたのに対して、パウロを含めてはじめから3対1の決闘を挑んでいたと宣言するアリスでしたが、不利は目に見えており、恐怖と戦いながらもアリスを庇おうとする伍長。
でも、思っていた以上にイカれてて強いジャンに、伍長は脅えつつ防戦一方。
まあ、あんな凶器が直撃したらシャレにならないわけなので、ランタン未使用の伍長がびびるのも仕方ないかと。
脱・アリス依存のためにも、自分自身の心の弱さに打ち勝つためにも、ここは踏ん張ってほしいものですが……。
一方、アリスの決闘に関してはアランが液体のしたたる剣で切りかかってきたところで次回に持ち越し。
アランもヤバいのですが、本当に恐ろしいのはレオニールの演説でいったん武器をおさめたものの、本当に許せないのは貧困ではなく不平等な世界そのものである民衆達。
すごく根深い恨みなだけに、決闘の行方に関係なく、いつ貴族達に襲いかかるかひやひやものです。
それにしてもコネリー少佐。
事前に民衆の暴動情報を入手していたにも関わらず、1課の権限拡大のために鎮静に向かわず、舞踏会会場の周囲に人員を配備させるにとどめていただなんて、やることせこいな。
民衆がどう動くか、それが一番気になります。

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Pumpkin Scissors 6

OP 蒼き炎 高橋洋子
Posted at 17:48:14 | パンプキン・シザーズ | コメント:2 | トラックバック:22