タイドライン・ブルー 第11話
「メタセコイア海戦」
「フリーダムはいずれ大気圏に突入する。いずれ必ず落下する」
それがキールやティーンが地球にやってきた理由だったようですね。
双子達が生きることになる地球に絶対必要である地図を完成させるためにKCは残りましたが、ちびティーンは何度見ても可愛いです。
それはともかく、無音航行で不意打ちを狙い、ユリシーズに復讐を果たそうとしていた魏の国でしたが、結局、結構引っ張った割りに、あっけなくやられてしまいました。
グールドにとっての本命はやっぱり、里山率いるてしおです。
里山はユリシーズ(グールド)をやる気満々!
アオイはもう一度グールドを説得しようと決意。
新国連軍からの攻撃で激しく揺れる船の中、このままではイスラと赤ちゃんを守れないと感じたキールはティーンの元へ。
戦闘の邪魔になると、逆にキールを引っ張って、ティーンがキールをベッドに突き飛ばしたときは、「何? これからティーン×キール的展開が始まるの?」と腐女子的発想をしてしまいましたが、勿論、そんなことはなく、「邪魔をしないでくれ」の一言で去っていこうとするつれないティーン。
でも、キールも簡単にティーンを逃がすはずもなく、イスラの名前を出してとりあえずティーンの意識を自分に向けることに成功。
キールはイスラや赤ちゃんだけでなく、グールドやジョゼ、他の皆も良い人だと知っているのに、こんなのは変だ、争いを止めるために何か方法があるはずだと、自分は頭が悪いから(←一応、自覚してたんですね)頭の良いティーンに何か方法を考えてもらおうと思っていたようです。
必死なキールに、ティーンも感じるところがあったようですね。
協力する気になったみたいなところで、何故か砲撃がやみ、不審がるユリシーズの面々。
グールドは新国連が何かしかけてくるかと思ったようですが、実際はアオイがモールス信号を送るために砲撃をやめさせていたようです。
「戦いなど無意味ではありませんか? もう一度、一緒に平和を取り戻しましょう」
里山はグールドの持つ核を恐れて、アオイが説得にあたっている間も総攻撃の準備。
グールドが拒否したら、すぐにでも攻撃に移れるようにしているようです。
ティーンはアオイの命令で攻撃のやんだ今のうちにキールとイスラを潜水艦で逃がす気でいたようです。
が、キールはティーンも一緒じゃなきゃって叫び、ティーンはグールドを置いていけないと苦しげに言い、フリーダムに残した父のことを思い出すキール。
そして、グールドは優しくて戦争が好きとは思えないとイスラ。
勿論、ティーンもグールドが好きで戦争を始めたわけではないことを知っています。
「俺が今まで会った奴はみんな良い奴だったぜ。アオイみたいに本音を隠すからややこしいことになるんだよ!」
キールにそんなことを言われたアオイですが、アオイの言う平和はいつくるか分からないが、自分が導く平和なら目前だと、グールドにまで振られてしまいました。
アオイ、一人孤独で可哀相。
分かり合えないって、悲しいですね。
でも、グールドのやり方は本当に正しいのか?
「争いでは何も解決しない」
「あの子達が生きる地球に、どうしても地図は必要なんだ」
KCのことを思い出した双子は、平和のために『地図』が重要な鍵となると気付きます。
グールドがミサイルを発射したことで、戦闘再開。
ティーンはグールドと二人きりになり、キールとイスラと3人で話して思ったことを伝えます。
(この話し合いの中で、キールがはじめてティーンのこと「兄貴」って呼びましたvv)
アオイは地図の存在が争いの種となると思っているが、自分はそうは思わない。
ティーンとキールの父が、地球に争いの種をまくはずがない。
地図の存在により、世界中が豊かになれば争いはなくなる。
少なくとも、その可能性はある。
アオイが持っている地図を全世界に公表するために、休暇をもらいたいと願い出るティーンに、「自分で決めたことは大事にしろ。ただし責任は重いぞ」と副官を解任して、笑顔でティーンを送り出すグールド。
ジョゼにティーン達3人をアオイの元まで無事届けろと命令を出します。
しかも、今後、攻撃の激化は必至のため、帰還する必要はない、なんて、グールド大好きっ子のジョゼ、そりゃ泣きますよ!
ジョゼを含めて4人を送り出したグールドは、ティーンを海で拾った日からのことを思い出すのですが、ティーンがグールドに拾われたとき、既にジョゼもユリシーズに乗ってたんですね。
びっくり!
ティーンやジョゼがグールドが大好きなのと同様に、グールドもまた二人のことが大好きだったんだなぁ~。
ユリシーズから「息子達がいく」と通信を受けたアオイ。
里山はアオイの義理の息子キールもいるってことで、砲撃を一時中止。
てしおからキール達に向かって梯子が下りますが、ジョゼは危険だと分かっていても船に戻るとのこと。
ジョゼはグールドが大好きだからね。
キール達は一緒に来いと勧めるのですが、決意は変わりません。
ジョゼに抱きつくイスラ(ジョゼ×イスラもいいよね!)。
「オレ達がちょっくら戦争を終わらせてくるから、待ってろ」
「どこまでも馬鹿だな、お前は」
「まあな」
キール×ジョゼ!
双子はすっかり和解して協力的なので、あとは大人世代ですね。

タイドライン・ブルー<1>

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE
「タイドライン・ブルー」オリジナルサウンドトラック
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