ロミオ×ジュリエット 第3話
ロミオに幸あれ!!
コンラッドから真実を知らされ、自らも14年前の惨劇を思い出し、熱を出して倒れてしまったジュリエット。
まだ16歳の少女に過ぎないのに、背負わされた運命はあまりに過酷ですもんね。
ジュリエットを気遣うコーディリアの優しさが胸に染みます。
こんなお姉さん、欲しいなぁ。
でも、ジュリエットを大切に思うからこそ、ジュリエットの想い人が貴族だと知り、もしジュリエットがキャピュレット家の生き残りだと知れたらその身が危険だからもう二度とロミオと会わないで欲しいと懇願するシーンは泣けました。
ってか、ジュリエットって、ちゃんとロミオが1話で自分を助けてくれた相手だって分かってたんですね。
貴族に対して反発しつつも、自分を助けてくれたロミオに密かに好感を抱いてたところでロマンティックに再会して一気に恋の花が咲いたのかな。
そんなジュリエットの事情を知らないロミオは約束の場所で待ちぼうけ。
憂いを帯びた表情にきゅんときます。
貴族の集まりに遅れてモンタギューには平手打ちされるし、可哀想過ぎる!!
貴族以外は搾れるだけ搾りとるだけの虫けらくらいにしか考えていないモンタギューの息子とは思えないくらい心優しい好青年なのに!!
ロミオの母、ポーシアはモンタギューのやり方についていけなくて一人で城を去ったようですが、孤独な城に自分一人を置いて出て行った母を恨みもせず、慕っているロミオは本当に良い奴ですよ。
で、ポーシアにアイリスの花を差し出しながら「良い香りがして、清楚で、可憐で、可愛らしい…花、ですよね」って言うシーンでまたしても萌え転がりました!!
それってロミオにとってのジュリエットのことじゃん!!
その後、神父が思いっきり怪しいと思うのですが、赤い旋風の治療をしてくれる町医者ランスロットが逮捕されて、彼を助けに来た赤い旋風扮するジュリエットと、竜馬で空の上からジュリエットの姿を探し求めていたロミオが再会。
赤い旋風からアイリスの花の香りがするのに気付いて、咄嗟の機転で二人を助けてくれたロミオ。
良いとこの坊ちゃんな印象の彼ですが、結構、頭の回転は早そう。
ランスロットから自分がモンタギューの息子であることを暴かれて「あなた方を助けた事は、どうか黙っておいて下さい」と告げた後、「あんまり無茶するなよ」と赤い疾風を気遣うようなセリフが聞けて満足!!
でも、ジュリエットはロミオが自分の宿敵だと知って、ショックのあまり再びその場に崩折れてしまいましたけどね。
次回はロミオにジュリエットの正体がバレそうです!!
めちゃくちゃ楽しみ!!
ロミジュリシーン以外では、ウィリアムの母、エアリエルが良い感じでした。
コンラッドのことが好きなんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか。
ペンヴォーリオの父、ヴィットーリオはモンタギュー体制内では希少な穏健派らしく、遠まわしにモンタギューの横暴を咎めるような発言をしてましたが、モンタギューはエスカラスの恵みがある限り、自分達は反映し続けると自信満々。
モンタギューからロミオのことを報告するよう命じられたマキューシオの動きも要チェック。
ロミジュリにとってはこれから障害になりそうですが、マキューシオみたいなキャラは好きです。

ロミオ×ジュリエット -1-
祈り~You Raise Me Up リナ・パーク
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Posted at 11:43:03 | ロミオ×ジュリエット | コメント:2 | トラックバック:26