彩雲国物語 第2シリーズ 第7話
取引成立♪
今回は萌えはないもののおじいちゃん'sが良い味を出し、秀麗の交渉術が冴え渡ってました。
茶州虎林郡で発生した奇妙ですが、堂主の医学書を調べた結果、発生源は雪狐が運んできた虫と判明。
治療するには人体切開しかないことまで分かりましたが、残念ながら王宮に集められた最高医官達の誰も、人体切開のような高度技術が必要な手術をした経験なし。
そこで放浪の名医として葉医師の名が出たわけですが、なんと葉医師は秀麗が幼い頃よく世話になった医師で、しかもナイスタイミングで王宮に来てました。
とはいえ、「一人で全員の手術をさせる気か!! 老人はいたわるもんだ!!」ってことで、豚を使って皆で手術の練習。
技術は葉医師から学ぶにしても、道具が必要ということで、それの手配は凛さんがしてくれることになりましたが、薬も人手も莫大なお金も必要。
そこで全商連にかけあう役を引き受けたのが秀麗。
葉医師の技術、次の州牧に櫂州牧、堂主の医学書、と畳みかけるように好条件を出していく秀麗の手腕は見事。
しかも医学書に関しては取引外で、その他、いろいろな案件を持ち出していたのは劉輝からの勅書を待つためだっていうんだから、脱帽。
今回の一件にかこつけて、ちゃっかり茶州のことまでアピールしてますしね。
結局、無償の奉仕をさせられるより報酬をもらって取引した方がいいってことで、全商連に全承諾してもらえました♪
今回は秀麗の一人勝ちって感じで気持ち良かったですが、次回も戦いは続きそう。

彩雲国物語 第6巻〈通常版〉

彩雲国物語―青嵐にゆれる月草

彩雲国物語 オリジナルサウンドトラック 2