sola 第9話

「ヤクソクノハテ」

純愛って良いねｖｖ

今回はひたすら損な役まわりの茉莉に同情しつつ、辻堂×繭子に萌えてました。

殺す気で茉莉に攻撃をしかけた蒼乃でしたが、後一歩というところで覚悟を決めた茉莉を前にしてためらいが生じ、とどめを刺すことなく退場。
依人のことがある前は普通に仲良かったのかもしれません。
でも、蒼乃が立ち去った後、遅れてやってきた真名が荒れた現場に落ちた折り紙を見付けたことから、一気に不信感が高まり、その後、依人を蒼乃の元に返すまいと嘘をついたり、玄関で追い返したり。
いや、確かに一方的に茉莉に攻撃をしかけた蒼乃に非があるんだろうけど、蒼乃の望みがただ依人と共に心穏やかに暮らすことだけって知ってるだけに切ない。
ちょっとは蒼乃の言い分も聞いてあげてよー！！

そして、茉莉はというと、蒼乃の次は繭子と離れた隙に辻堂から攻撃を受けるハメに。
立て続けに命の狙われる茉莉は、今回、本当に疫病神につかれてるとしか……。
でも、辻堂がそこまで茉莉の命を狙うのは、繭子の望みを叶えてあげたいがゆえ。
今回、辻堂と繭子の過去が明らかになりましたが、昔、二人は同級生で、ツンデレ＆ぶっきらぼうってことで互いに気持ちを伝えてはいないものの両想いだったよです。
でも、繭子の誕生日、繭子の一家は強盗に襲われ全員死亡。
誕生日プレゼントに繭子がいつも持っているボロうさを持ってやってきた辻堂は、繭子が生き返ったことに一度は喜びながらも、繭子が夜禍となったことを知り、「そっちの世界へ生きたい」という繭子の望みを叶えるためにそれからの人生を過ごしてきた、と。
これだけでも涙なのですが、繭子の本当の願いが、ただ辻堂と共にいることであり、その願いは既に叶っていると知った時は、純愛万歳と声を大にして叫んでしまいました。

今まで本当にやられ損な茉莉でしたが、とりあえずこれで辻堂から命を狙われることはもうないだろうし、あとは蒼乃と依人と決着をつけるのみですね。
でも、これが一番やっかいな問題なんですけど。

……ところで、真名とこよりの姉妹関係っていったい……。
こより、真名に遠慮しすぎでは？


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colorless wind　 結城アイラ