彩雲国物語 第2シリーズ 第12話
おばちゃん達の度胸がすごい!!
いよいよ医師団が患者達と対面し、手術を始める時が着ました。
虎林城に運ばれた患者達は予想以上に多く、なおかつ深刻な事態に陥っており、一刻の猶予もない状況。
若い医師達が怖気づく中、葉先生が渇を入れて執刀開始。
手術は成功したけど、葉先生の手術を後ろで見ていた若い医師達は途中で倒れる者もいて……。
そういう私も血は駄目なので、その場にいたら失神しそうなんですけどね。
手術後の縫合のために隣室で控えていたおばちゃん達、恐怖はありながらも患者を家畜だと思ってとにかくやるんだ!と気合を入れ、一発で成功させるとか凄過ぎる。
いざというとき、女の度胸はすごいですね。
もしかすると、自分の手で患者の命を奪ってしまうかもしれない。
若い医師の一人が恐怖心に負けて脱走しようとし、仲間の医師が説得しようと追いかけてきても、彼らもまた手術に自信なし。
そんな状況で、彼らの前に病気の子供を抱えた女性が現われたことで、一度は脱走しようとしていた医師が、逃げても誰も救えない、自分は人の命を救うためにここまできたのだと思い出し、根性入れたシーンは感動しました。
その後、手術が間に合わず失った命も多かったですが、不眠不休でひたすら執刀し、すべての手術を成功させたのは奇跡ですね。
皆、よく頑張った!!
運ばれる患者の量を考えると、用意したメスだけでは足りず、錆びにくく、強いメスを作るために奮闘してくれた凛さんにも感謝。
そして、いよいよ秀麗は千夜に会いに行くことになったわけですが、影月を捉えている男が堂主の遺体を借りた子供だということが判明。
でも、陽月が目的っていうのは陽月の力を考えると納得出切るのですが、秀麗も本命な理由がまだよく分からない。
王都では劉輝の前に璃桜が姿を現してましたが、こちらも目が離せません。

彩雲国物語 第6巻〈通常版〉

彩雲国物語―青嵐にゆれる月草

彩雲国物語 オリジナルサウンドトラック 2