レ・ミゼラブル 少女コゼット 第28話
テナルディエ、ろくでもねぇーっっ!!
今回はテナルディエの救いようのなさがこれでもかってくらい見せつけられた回でした。
テナルディエからの命令で持っていこうとした手紙を落としてしまったものの、自分が叱られるのが嫌だからと、一緒に手紙を探してくれたエポニーヌにあくびれもなく罪をかぶってもらおうとする甘ったれのアゼルマもどうしようもないですが、テナルディエのは輪をかいて酷すぎる。
いつもエポニーヌ達に持って行かせてる手紙は、必要以上に同情を買いそうな文面の金持ちに対してお金をめぐんでもらおうとする内容。
手紙はテナルディエが書いてるようですが、テナルディエ自身で手紙を持っていく気すらありません。
勿論、自分でまっとうな仕事で働く気ゼロ。
詐欺でもなんでも金は奪ってなんぼ。
以前マリウスからお金をめぐんでもらったけれど、感謝するどころか更にほどこしをもらおうと嫌がるエポニーヌに無理やり手紙を持たせてマリウスの元に行かせるくらいは当たり前。
しかも、その金は酒に消える始末。
挙句の果ては、援助の額を増やそうとより同情を引くため貧乏さを演出することにしたのですが、その際、アゼルマに窓ガラスを割らせて、怪我をして泣くアゼルマを見て、それさえも利用しようとするなんて!!
甘ったれで困った妹でありながらも、アゼルマのために怪我の手当てをしたり、テナルディエに対して怒りを口にするエポニーヌがなんてまともなことか。
それにしてもマリウス。
偶然手紙を拾って、その手紙の内容に不審を覚え、なおかつ、金持ちを迎える準備をしているテナルディエ一家の様子を盗み聞きしたんなら、やがてやってくるだろう金持ちを待ち伏せして、事情を伝えることくらいしろよ!!
そして、テナルディエの元にやってきたジャン&コゼット。
出来れば会わないままでいて欲しかったけどは会ったものは仕方ないにして、エポニーヌ&アゼルマはともかくテナルディエはまったく変わってないんだから、いくら手紙の差出人の名前が違うからって早く正体に気付いて!!
一番に相手が誰なのか気付くのはテナルディエのようですが、ジャンは気付くことができるのかな。

レ・ミゼラブル 少女コゼット 3
OP 風の向こう 斉藤由貴
Posted at 17:47:27 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | コメント:0 | トラックバック:6