レ・ミゼラブル 少女コゼット 第29話
マリウスとジャンのバカっっ!!
今回は本当にもどかしいったらありゃしませんでした。
テナルディエは恨みの感情からジャンのことをすぐに思い出し、コゼットもまた、幼少の頃酷い目にあってきたので、確信までは持てないまでも、貧乏人一家がテナルディエ一家ではないかと思うのですが、コゼットがあの一家に関わらないほうがいいと忠告しても、ジャンはとりあわず、結果としてまんまとテナルディエの罠にかかることに。
それでもまだ、テナルディエの企みを隣の部屋で聞いていたマリウスが、テナルディエがベラベラ嘘八百言ってる間に真実を話すために乗り込んできたり、それはしなくても、コゼット達がいったん家に戻るのを見越して、テナルディエの部屋のドアの前で待ち伏せしたり、次に来るのが6時だって分かってるんだから、ゴルボー屋敷の門の付近で待機してたり、いくらでもやりようはあったはずなのに……。
ジャヴェールのところに助けを求めにいったのはジャンが前科持ちのためかえってジャンを窮地に立たすことになるけど、唯一まともな判断だったと思うけど、それものろのろしている間に隣の家の男が、父親の恩人である「テナルディエ」だと知り、またもや悩みだすし、どうしてくれよう、この野郎!って感じです。
一方、エポニーヌ。
やってきた男と連れ立っていた女性が幼い頃、自分の家にいたコゼットであることには気付きませんでしたが、マリウスの想い人であることには気付きました。
自分とコゼットの違いをまざまざと感じ、心を痛めている姿が可愛い。
テナルディエ一家の中で唯一精神的に成長したのがエポニーヌですね。
テナルディエは更に悪に拍車がかかってるし、おかみもアゼルマも駄目駄目なままこれっぽっちも変わってません。
アゼルマの場合は、見た目は良いんだからひとり立ちしたほうがよっぽどまともな暮らしができるようになると思うんだけどな。

レ・ミゼラブル 少女コゼット 3
OP 風の向こう 斉藤由貴
Posted at 17:38:38 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | コメント:0 | トラックバック:6