レ・ミゼラブル 少女コゼット 第32話
マリウスよ、空気よめ!!
今回の主役はなんといっても一人残されたエポニーヌですね。
ジャンが慈善事業を再開し、テナルディエは牢に入れられてもまったく反省の色なくジャンを憎み脱獄しようとし、ジャヴェールはテナルディエを捕らえた時の被害者がジャンに違いないと確信し逮捕に燃え、マリウスは何が正しいのか分からなくなったりしていましたが、一番印象に残ったのはエポニーヌ。
もう犯罪の協力をしなくてすむようにはなりましたけど、身よりもお金もなく、孤独と不安に苛まれたエポニーヌはマリウスを探し求めることに。
エポニーヌがマリウスの知り合いのお爺さんのところで非力なお爺さんのかわりに井戸から水を汲み、水やりをするシーンはエポニーヌがきらきら輝いて見えました。
貧しさは人の心を荒ませると言いますが、エポニーヌに関しては貧しい身の上になって気付いたこともたくさんあっただろうし、成長したんでしょうね。
だがしかし!
やっと会えたマリウスはエポニーヌの切ない恋心も知らず、恋敵であるユルシュールの居所を探すのを手伝ってくれないかと懇願してくる始末。
しかも、マリウスのためにユルシュールの居所をつきとめたエポニーヌが、マリウスの想い人がコゼットだと気付き、一度はこれ以上みじめになりたくなくてコゼットのことを黙っていようとしたけれど、マリウスの真剣な瞳を前に居所を教えるシーンは……。
因果応報とはいえ、報われないエポニーヌが可哀相過ぎる。
マリウスもユルシュールに会いたい気持ちは分かるけど、少しはエポニーヌの気持ちを察してやれと思いました。
恋は盲目だから仕方ないかもしれませんが……。
にしても、次回予告のガヴに笑った。
ホント、いい加減誰かマリウスに恋しい人の本当の名前を教えてやれ!!

レ・ミゼラブル 少女コゼット 3
OP 風の向こう 斉藤由貴
Posted at 17:43:12 | レ・ミゼラブル 少女コゼット | コメント:0 | トラックバック:5