彩雲国物語 第2シリーズ 第32話
ついにお別れの日が……(泣)
今回、ついに楸瑛・十三姫・隼の関係が明らかになりました。
隼は蘭家縁の司馬家の人間で、十三姫の元婚約者であり、楸瑛の親友だったとのこと。
司馬家を捨てた隼は楸瑛にもう親友ではないと言い、二人は一戦を交えることとなりましたが、過去に何があったんでしょうね。隼も十三姫も、互いにまだ相手への想いを残しているようなのに……。
そして、隼と楸瑛がやりあっている間に十三姫に遅いかかった狐面の女。
面がはがれ、それが珠翠だと分かった時の楸瑛の表情が切ない。
また、燕青の介入もあって意識を取り戻した珠翠が、もうお傍にいられないと嘆きながら最後に呟いたのが邵可ってのがまた涙を誘う。
邵可といえば、今回、黒狼として登場しましたが、眼光の鋭さにびびりました。
その後、久々に楸瑛と絳攸が顔を合わせていましたが、既に心を決めている楸瑛を絳攸が引きとどめることはできませんでしたね。
久々に顔を合わせた劉輝と剣を合わせた楸瑛は、花菖蒲の剣も職も返し、別離宣言をしましたが、本気の劉輝に対して、劉輝に対する想い故に心迷う楸瑛の「何度~」って言葉が悲しくて悲しくて……。
王としては一臣下のために行動を起こすのはどうかと思いますが、劉輝にはぜひとも楸瑛を手に入れるべく頑張ってもらいたいです。
それから、今回の事件。
死刑囚を少しずつ引き抜き、殺し屋に仕立てている黒幕がいるとのことですが、秀麗はない、と言い切ったものの、本当に蘭家が絡んでいないかも気になるところです。

彩雲国物語 セカンドシリーズ 第3巻〈初回限定版〉

彩雲国物語白虹は天をめざす