PERSONA -trinity soul- 第6話
諒兄、なんて良い人なんだ!!
今回はシリアスから一転したギャグ回でありながら、心にじ~んと来る良い話でした。
話に進展はありませんでしたが、諒兄のキャラを掘り下げるためにはなくてはならない回かと。
その日は、アイドル・ちーこりんが一日署長をするイベント日。
彼女が大雪で空港に足止めされ、楢崎の提案を諒が受け入れ、一般市民の中から代役を立てることに。
楢崎がスカウトした叶鳴と、落とし物を届けに来ためぐみが代役に抜擢されたが、イベントが始まる直前、諒にリバース事件の報告が入って、一人現場に赴くことになったものの、そこにいたのはゲロをリバースした酔っ払いで、まったくの無駄足。
署に戻ろうとしたところ、クマの着ぐるみをきた男に遭遇して介抱してやるも、その男が少し離れた間にキグルミだけ脱ぎ捨ててどこかに消えてしまったのだが、クマから風船をもらいたいと泣く小さな男の子の声を聞いて、自ら着ぐるみを着ることに。
クマに扮装して子供達の相手をする諒だったが、その子供達は諒がいない間に連絡の入った誘拐事件で誘拐された男の子達。
着ぐるみのまま誘拐犯をフルボッコして事件解決後、着ぐるみ姿のまま過去に思いを馳せていたところに慎が現われ、水色の風船をもらいに来る。
諒の口から「ちーこりん」なんて単語が何度も出てきた時点で拭き出しそうになりましたが、緑川キャラがちーこりんだけでなく、ふうこりん、みーこりん、よーこりんと熱く語り出してオタクぶりを披露し、最初は本当にペルソナでこんなギャグが見られるなんて……と衝撃を受けました。
が、着ぐるみ男を介抱したり、小さな男の子達の夢を壊さないよう頑張ったり、回想の中で水色の風船を転んだ拍子に空に逃がしてしまって泣く小さな慎を肩車して、明日また貰いに行こうとあやす諒にきゅんきゅん。
綾凪市に戻って以来、諒に邪険にされ続けている慎が、それでも諒との関係修復を望む気持ちがよく分かりました。
昔の諒の優しさを見ると、慎がお兄ちゃんっ子になる気持ちがよく分かる!
諒が小さな男の子達の相手をしてあげたのも、昔の慎を思い出したことが大きいんだろうな。
笑えるシーンも多かったけど、それ以上に心を温かくしてもらいました。

ペルソナ ~トリニティ・ソウル~ Vol.1 【完全生産限定版】
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