トリニティ・ブラッド 第22話
とりあえず、エステルが無事脱出できて良かったねと安心してる間にも、今回のテロの首謀者、ヴァネッサに捕まりピンチな教皇アレク。
相変わらず、おどおどしていて弱っちいのですが、それでも、ヴァンパイアの少女とのやりとりが彼を成長させたのか、彼らの攻撃的なやり方では、何も伝わらないと思う。
自分はヴァネッサ達がこれまでゲットーに閉じ込められていたことも知らなかった。
でも、彼らのことを知りたい。話を聞きたい、とおずおずとヴァネッサに語りかけます。
見直したよ、アレク!
はっとするヴァネッサですが、そこに、とっても熱い男、ペテロが出てきて、いきなりヴァネッサに向かって攻撃!
せっかく、和解出来そうな感じだったんだから、もう少し待とうよ……なんて言葉は当然通じません。
アレク救出のためにも、ひたすらヴァネッサを攻撃するべし。攻撃するべし。攻撃するべし!
ヴァネッサも立ち向かうのですが、流石にペテロ達二人がかりで攻撃されたらかなわなくて、まさに絶体絶命のピンチの時、アレクの制止の声が!
閉じ込められ、行き場がなくてどうしようもなかったヴァネッサ達の話を聞いてと、泣きながら訴えるアレクに、情に脆い男、ペテロは武器をおさめます。
「ここに一人が男がいる。その彼が、某を騎士と見込んでお願いしてくれたのに、それを拒むのなら、最早某は騎士でも神の道を歩む者でもない!」
自分を殺さなかったアレク、そしてペテロに疑問を感じつつも、ヴァネッサの気持ちは少しずつ変化してきたようです。
一方、Axメンバーもなんとか無事だったようで、良かったです。
ヴァネッサは兄から、「反乱を起こして何かが変わったのか?」とお叱りを受け、「わずかだが、真実を見抜ける世代が生まれつつある」と聞かされアレク達のことを思い出すのですが、そこに無差別破壊を行う兵士が多数入ってきたいるとの情報が!!
自分がなんとかしなければと思ったのでしょうか?
その場を駆け出します。
兄のほうは侵入者に対して、何か心当たりがあるようですね。
そして、アベルの兄、カイン登場!
笑顔だけ見たら、やっぱりアベルに似ているのですが、それにしても、なんだ、このめちゃくちゃな強さ!
まだ本調子ではないようですが、それでもメアリさんを含む多数の兵士を一気に片付けてしまいます。
負傷したメアリにかわって、エステルがカインの後を追うのですが、お願いだから、あんまり無茶なことはしないでください!
エステルにもしものことがあったら、つらすぎます!
…って、「通過し書く保有者と認めます」って、エステルってやっぱり何か特別な人?
さてと。
ペテロ達の前にも現われた覆面兵士達。
ペテロはアレクを守って闘おうとするのですが、そこに現われたカインが一瞬で覆面兵士達を皆殺し!
強すぎるよ、カイン!
でもって、いったいぜんたい、何がしたいの!?
アベルは毎度のことながら余計なことをしようとしているディートリッヒを止めようと、ナノマシンを80パーセント限定起動。
ヴァンパイアの血を喰ったからか、今までよりずっとパワーアップしたアベルはディートリッヒを凌駕。
「特にあなたを背後から操っている者は蘇らせてはならない」と言ったところで、アベルとカイン、運命の再会です!
カインはアベルと会えて楽しそうな声。
ディートリッヒはカインを崇拝していたようですが、カイン自らの手によってあっさり討たれてしまいます。
もうホント、カインの目的っていったいなんなの!?
カインだけは自分の手で討たなければならないと思っているアベルはカインを殺そうとするのですが、間が悪いことに、カインの後ろからエステルが!!
エステルに、カインを殺そうとしている今の自分の姿を見せたくなかったんでしょうね。
攻撃の手が止まってしまったアベルに「君のそういうところが好きさ」と言って、あっさりアベルを倒すカイン。
目の前でカインに胸を貫かれて倒れたアベルに、能登声でエステルの絶叫!
アベル×エステル的には萌えるんですが、ちょっと待ってください。
アベルは重傷だけど無事なんですか?
本当に死んじゃったんですか!?
エステルとイオンとセスさえいれば、萌えは堪能できる私ですが、やっぱりアベルが死んじゃうと話にならないと思うんですが、どうなんですか!?
あ、でも、何考えてるか分からないし、危険人物であることは重々承知ですが、今回を見る限り、カインのことは、私は嫌いじゃないです。

トリニティ・ブラッド chapter.3 コレクターズエディション
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