PERSONA -trinity soul- 第23話
叶鳴-っっ(涙)
自身が記憶さえも造られ操られてきた存在だと知り、残された時間が短いことを悟った叶鳴。
側にいたのに洵を助けられなかったことに責任を感じ、病室で目覚めた慎に謝罪と、悪いペルソナを切り離してくれたことに対する礼を言った後、めぐみと拓朗にお別れを言いに行きました。
敢えて慎に別れの挨拶をしなかったのは、恋心故、でしょうね。
そして、叶鳴がロボットであっても友達であることに変わりなく、プログラムに逆らって自分の意思で行動していた叶鳴は人形ではなく人間だ! 叶鳴のためならなんだってする!と言ってくれるめぐみは本当に友達思いの良い子だ!
その後、拓朗の着替えを持ってきた慎は、何も聞かずに叶鳴を探して傍にいてやってと二人に言われることに。
めぐみは勿論、行きそうな場所を知ってるなら早く行け! 知ってやれ!と叫ぶ拓朗も格好良い。
真実は直接叶鳴から聞けってことなんでしょうけど、二人から詳細を何も言われなくても叶鳴を探しに行った慎は、以前、叶鳴がペルソナを出した公園で叶鳴と再会。
叶鳴は叶鳴で公園にたどりつくまで、記憶をたどりに家、学校、街、海と渡り歩いているわけだけど、叶鳴の孤独をひしひしと感じてつらかった。
「普通の女の子に見えますか?」って、きっとすごく勇気のいる質問だったんだろうな。
そして、その質問に対し、叶鳴の事情を知らない慎は普通と言うか、可愛いって言ってくれるわけだけど、これは慎に恋する女の子としてすごく嬉しかったに違いない。
でも、叶鳴に残された時間は本当に短くて、「もっと……。神郷君、私、もっと……」と呟きなが慎の肩にもたれかかるようにして機能停止。
慎は叶鳴が眠っちゃったのかな、くらいに思ってそのままにさせてやり、戌井さんからの電話で叶鳴がもう目を覚まさないことに気付くとか、目頭が熱くなって仕方ない。
動かなくなった叶鳴を抱き締め涙を流す慎も、もっと慎達と共に生きたいと望みながらも出来ず、慎からもらったお守りを握り締めながら眠りについた叶鳴も切なくて切なくて……。
次回は諒兄の過去、かな。

ペルソナ~トリニティ・ソウル~ Vol.2
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