地獄少女 三鼎 第5話
お仕置きコントは?
今回はモンスターペアレントがテーマ。
怒ったところを見たことがないくらい優しい新山先生が、ちょっとした事件の誤解(?)が元で、孫の利々香を溺愛している婆さんに嫌がらせの域の苦情を受け、追い詰められていく話。
深夜の無言電話から始まり、学校への抗議、糾弾のビラ配り、悪意ある一方的内容の電話……教師仲間は婆さんの方に問題があることを理解しており、一致団結して苦境を乗り切ろうとしてくれており、孤立無援ってわけではないとはいえ、今の社会では責任だけは重く、立場は弱い教師。
生徒達に悪影響を及ぼさないためにも、正面切って婆さんと対立するわけにもいかず、ほとぼりが冷めて嵐がさるのを待つのが精一杯で本当のことも満足に言えない状況に鬱積していく一方。
一度は地獄通信にアクセスするのを思い留まるも、興奮した婆さんを落ち着かせるにはこうするしかなかったという言い訳で、婆さんに新山先生を悪者にした嘘を吐き、あまつさえ、「先生は先生だから、大人だから大丈夫ですよね」とのたまう利々香に絶望し、あいちゃんの説明を最後まで聞くこともなく、速攻利々香を地獄に流してしまいました。
先生だから、大人だからって、同じ人間なんだし、傷付かないわけないのに、そんな当たり前のことさえ分からないような教育をされてきたんですかね。現代社会では利々香みたいな考えの子供がたくさんいそうなところがまたつらい。
利々香を流すことで、利々香を溺愛していた婆さんへの復讐にも繋がり、三鼎が始まって以降の地獄流しでは一番理解出来る内容。
とはいえ、聖職者である教師でありながら、責任を放棄して生徒を地獄流ししたことはやはり問題。
一番残念だったのは、地獄少女を見る上で一番楽しみにしているお仕置きコントがなかったことですけど。
次回は教師に恋した生徒が、教師に自分だけ見てもらいたいがために地獄少女に依頼する話?
恋する相手はやっぱり一目連かな?

地獄少女 三鼎 一
Posted at 18:47:54 | 地獄少女 三鼎 | コメント:1 | トラックバック:15