地獄少女 三鼎 第7話
ヤンデレの子はヤンデレ?
今回は東京から転校してきた犬尾の家庭の事情を知ったクラスメイトの鷲巣が、おせっかいという名の心配をする話。
心配だけならともかく、ずかずかと他人の家庭の事情に首を突っ込んでくるのが鼻についていたら、お約束な展開でした。
田舎は噂が広がりやすいってことで、夫に捨てられ故郷に戻ってきた母親が、家事いっさいを息子に押し付けてぐうたらな生活を送りつつ、世間体を気にした嘘を息子に強要し、暴力を振るったり、他所の男とキスしたりとやりたい放題だったのも相当なものですが、仮にも血の繋がった母子。
なんだかんだで、何らかの情があったのかもしれません。
で、無邪気な悪意で犬尾家を掻き乱す鷲巣に白羽の矢が当たることに。
確かに母親に嘘を強要され、いいように使われている犬尾に対して心配もしていたのでしょうが、その好意は独りよがりの無責任であり、偽善者な自分に酔っているというか、口では何を言っていても、結局、傍観者の立場で人の不幸を楽しんでいると解釈されるもの。
今回の地獄コントは、まさにそんな鷲巣にふさわしいものでした。
ただ、あいちゃんが決めセリフのみで、コントに参加してくれなかったのが残念。
一方、鷲巣を地獄に流した犬尾はいよいよ本格的に壊れてしまったようで、ようやく母親もそのことに気付いたようですが、まさに救いようがない展開でした。

地獄少女 三鼎 一
Posted at 17:45:54 | 地獄少女 三鼎 | コメント:0 | トラックバック:18