地獄少女 三鼎 第19話
抗えない定め。
今回はラストがすべてでした。
華道の家元・百鬼(なきり)流の後継者として育てられてきたものの、決められた生き方が嫌で家出していた百鬼花緒里は、父親が他界したことがきっかけで家に戻ってきた。
幼い頃、父に拾われて住み込みで働いてきた月雄とは、お互いはっきり想いを伝えていたわけではないけれど相思相愛。
しかし、遺産目当てで百鬼家に乗り込んできた花緒里の父の愛人の娘・雪菜が、百鬼流を継ぐために花緒里殺害を目論み、それを知った月雄が花緒里を助けるために自ら毒を飲んだことがきっかけで、月雄もまた父の隠し児であったこと、死人の頭蓋に花を生ける宗家家元にのみ伝承される百鬼(ひゃっき)流の存在を知ることになって、花緒里は雪菜を地獄に流すことを最初の務めとして、自分の運命を受け入れることにした。
で、この「運命」ですが、ゆずきにもありました。いつか地獄少女になるという抗えない運命が!
誤認を誘う力のある四藁すら、ゆずきは認識出来るようになってしまったようですし、あいちゃんがゆずきに憑依したり地獄通信について見せてきたのもこれなら理解できる。
そう簡単に地獄少女の仕事を嫌悪しているゆずきが自分の運命を受け入れるとは思えませんが……。
次回は対地獄博士。
地獄少年を思い出してしまいましたが、シリアスっぽい予告に見せかけてギャグとかにならないかな。

地獄少女 三鼎 一