鋼の錬金術師 第2話

「はじまりの日」

持っていかれた！！

今回はエドが鋼の錬金術師になるに至った過去が描かれてました。
早く先に進みたいのか、結構はしょった感じでしたので、原作未読の新規視聴者は理解がちょっと難しいかも。

留守がちの父親ホーエングラムにかわって二人を愛してくれる優しい母トリシャに褒められるのが嬉しくて、幼い頃から錬金術の勉強に明け暮れていたエルリック兄弟。
しかし、その母が死に、父親は葬式にも家に帰ってこない。
人体錬成を禁忌だと知りながらも、母と共に暮らす優しい時間を取り戻そうと母を蘇らせる決意をしたエドとアルでしたが、数年かけて勉強した結果行った錬成の結果は失敗。
アルは肉体すべてを持っていかれ、エドも片足を失い、変わりに錬成されたのはとても人間とは呼べない異形の代物。
片足を失う際、扉の奥で一部とはいえ真理を理解したエドは、何を引き換えにしてもいいから！と最後の力を振り絞って、アルの魂を側にあった鎧に定着させることに成功したのですが、心の傷は深かった。

そこに錬金術の才能がある子がいると聞いてスカウトにやってきたのがロイと、そのお供のリザ。
エルリック兄弟が錬成を行った場所に足を踏み入れて、そこで何があったのか理解し、その上で、無気力になっていたエドに軍の狗になることにはなるが、研究も費用も思いのままの国家錬金術師なら元の体を取り戻す方法も探れるんじゃないかと勧誘。
勿論、どうするのか決めるのはエド自身ですが、前に進む決意をしたエドの瞳には火がついて、その後、見事試験にパスして、大総統から「鋼の錬金術師」という銘を与えられることに。

イズミ師匠の元での過酷な訓練がさらりと流されてしまったのは非常に残念でしたが、そこは師匠との再会の時にでも、もうちょっと詳しくやってくれると期待したいです。
後は、幼いエドアルウィンリーのやりとりも良かったのですが、ウィンリーとリザのやりとりも良かったです。
ショートカットのリザも可愛いなｖｖ


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