クラスターエッジ 第4話
つまるところ、アゲートって最強の人造兵ってこと?
今回は笑いの宝庫、アゲートの活躍こそなかったものの、クロム団に癒されてました。
いや、やってることは無茶苦茶ですし、容赦ないですけどね。
カールスとクロムの花畑の中でのくるくるキラキラシーンは、一話のアゲートとベリルくらいファンシーで笑ったし、大ボケ3人組クロム団セピアに対するクロム団2号のつっこみもナイス。
ってか、1号~3号(鈴木コンビ)、みんなセピアの良い兄貴分でしたvv
カールス馬鹿のクロムも可愛いけど、クロム団は全員好きだなぁ~。
誰か一人は選べないですね。全員好き!
そんなわけで、今回はベリル様の活躍もないし、クロム団可愛いなぁ~とにまにましている私でしたが、今回の主役は前回に引き続きエマでした。
エマは前回知ったカールスの死(←死体が発見されたわけではないので、たとえお墓参りまでされてたって私はカールスが既に死んでいるなんて信じませんよ! ってか、認めない!)とベスビアの裏切り、アゲートの死(←次回予告を見る限りぴんぴんしてますが、エマの中では死んだことになっているのではないかと思います。最初にちょっとだけ登場したベリル様はアンニュイだったし、フォンも寂しそうにしてました)によるショックにより、つらいことはさっさと忘れてしまおうと傷心旅行ならぬ、傷心里帰りをすることにしたようですね。
大切な友人だったんだろうが!
そんな簡単に忘れようとすんな!
…と言いたいところですが、実際、忘れようにも自分の中のカールスの存在が大きすぎて忘れられないみたいだし、アゲートに関しても同じ年頃の少年を見ただけでアゲートと錯覚するくらい、ほんの少ししか接したことのないアゲートの存在が気になるみたいだし、まあ、所詮は無駄なあがきということで温かい目で見守ってあげましょう。
人造兵にも人権を与えようと活動を続けてきたカールスは、『カールス運動』っていう人造兵支援の名前につくくらいの有名人らしいです。
カールス運動で活動していた女の子が可愛かったのにエマがあっさり「悪い、興味ないんだ」で女の子の前から立ち去ってしまったため、今回も女の子の出番が極端に少なかったのが残念。
そのうちこの女の子、再登場しないかな?
さて、エマが故郷に戻り、ローランドから父が人造兵の製造工場にいることを知って父の元へ向かおうとした頃、クロム率いるクロム団はカールスを殺された怒り(←特に怒っているのはクロムだけですが)から人造兵製造に関わった者やその機関に対してテロ活動。
1話でカールス相手に子犬のように可愛かったクロムですが、クロム団に対して「すべて破壊しろ」と命令し、表情も変えず破壊の限りをつくしたり、相当の過激派ですね。
まあ、戦うために生み出されたのが人造兵だと考えれば納得もいきますが。
とにかく、皆揃って人間離れした(人間じゃないけど)能力の持ち主で、表情も変えず、無茶苦茶な暴れっぷりです。
クールな1号、かなり人間味溢れる2号&3号、無表情のくせして愛らしいセピア3人組。
そして、静かに怒り爆発のクロム。
クロムのことを一番分かっているのが3号なのかな?
2号は虹を撃とうとしたり、夕日の沈んでいる場所に言ってみたいと本気で言うセピアに対してつっこみも入れますが、自分自身もボケ担当でもあるようです。
あー、それにしてもカールスの墓に花を手向けるクロム。
クロムの中では完全にカールスは殺されたことになっているのですが、本当のところはどうなんですか?
アゲートはカールスを助けられなかったんでしょうか?
ところかわって、エマの父の元に1話で登場したルドウィッヒが訪れます。
エマ父はルドウィッヒに対して、今は割れたカプセルの中にいたある人造兵のことをこのように語りました。
精神的ストレスに対して、計測できないほどの反発力を示していた。
今のまま放っておくと、必ず脅威になる。
見つけ次第、排除すべき。
その人造兵は、グリアン軍とエマ父の会社の人造兵に必要以上に興味を抱く者達の殺し合いをすべて見ていた。
カプセルの中にいた少年はアゲートそっくりです。
カールスはアゲートのことを知っていたようですし、アゲートがエマ父の話の中の人造兵である確率は非常に高いですよね。
そこに現われたエマはルドウィッヒから、カプセルの中の人造体に救いを与えるために、ルドウィッヒに呼ばれてカールスはここにやってき、軍に追われて死ぬことになったと聞かされます。
…あれ?
カールスが軍に追われていた頃、アゲートは汽車の中でお腹空かせて、ベリル様と劇的な出会いをしてましたよね?
時間の流れがよく分からなくなってきました。
カールスがカプセルの中の人造体に出会ってすぐに軍に追われて1話に続くんだったらアゲートが二人いるってことになるから、今のアゲートはクローンか何かってことになりそうです。
それとも、カールスがカプセルの中の人造体の元にやってきたのと、1話の事件の間には一ヶ月くらい時間があいてたのかな?
それはともあれ、今度はそこにクロム団がやってきます。
クロム団はやっぱり馬鹿っ強ですね。
最後は自分自身の手でケリをつけたいとエマ父やルドウィッヒの前にただ一人で現われたクロム。
いきなりルドウィッヒに切り掛かろうとしますが、ルドウィッヒをエマが庇ったことから「エマがそうしたいんなら、エマの言うとおりにするよ」と言って、あっさり剣を引いて立ち去るクロム。
私もあっけにとられましたが、クロムのことを知らないエマはもっとびっくりです。
すぐにルドウィッヒが説明してくれましたが、クロムはカールスが育てた人造兵で、人間(この場合はカールス)が成長時に持つ記憶を植えつけることで倫理観を与えようとしたようです。
カールスは倫理観があれば人造兵も人間社会の中で生きる道があるはずだと信じていたようですが、それのおかげでクロムはカールスのことを実の兄のように慕っていたし、エマのことも知ってたんですね。
クロム団は結局、いつまでもそこにいるわけにもいかないし、セピア3人組の希望で夕日の沈んでいる場所目指して車を走らせることにしましたが、これからどうするつもりなんでしょうね。
早く愉快で神の力を持つアゲートと出会って、相乗効果で更なる笑いを生んで欲しいものです。
OP FLY HIGH surface
Posted at 22:41:39 | クラスターエッジ | コメント:0 | トラックバック:19