銀盤カレイドスコープ 第4話
今回、マントヒヒの愛想笑いを身に着け(三代談)、レベルアップした桜野タズサ!
やっぱりタズサの元気がいいと、カレイドスコープは面白いですねvv
トリプルルッツで失敗し、HNK杯ショートプログラムで7位に出遅れたタズサを妹のヨーコは気を遣ったりしてますが、タズサ本人は今日も口うるさいピートを痛めつけるために自虐行為の数々を繰り返します!
最早、タズサとトマトはセット!
自分で自分の頬をはたいたり、その衝動でバランスを崩してこけたりして、最低寄生虫カナダ人ピートはいったいどれだけ痛く苦しい思いをすればいいのやら。
会場に着くと、相変わらずうるさいマスコミ。
たった一人、新田だけは「頑張ってください」と声をかけてくれますが、この人の考えはまだよく分からないのでスルー。
更衣室についたタズサは忘れ物をしたことに気付いて、罪をピートになすりつけますが、ピートから「自分自身のせいじゃないの」と口答えされ、今度は自ら頭をペシペシ叩いている現場を至藤響子に目撃されます。
響子は「あなたの才能、なかなかのものだと思うわ。緊張せずに滑ることが出来ればのことだけど」とだけ言って出て行ってしまいましたが、どうやらタズサの様子見兼プレッシャーを与えるためにやってきたようですね。
にしても、普段から慣れてるタズサが柔軟運動したからって、どうしてピートが痛がるんだろう?
普段から鍛えて身体を柔らかくしていたら、タズサ本人は開脚とかいろいろしたって別に特別痛く感じたりしないだろうに……。
まあとりあえず、タズサから響子のたくらみを聞いたピートは、プレッシャーを感じているのは寧ろ響子の方ではないかとタズサに伝えます。
まだ代表確定ではない彼女は、一番、何をやらかすか分からないタズサが気になる存在で、響子はその性格上、今日のフリープログラムでは安全策を取るに違いない。
ならばタズサは慎重に演技をするのではなく、ノーミスを目指すのは勿論、積極的に攻めていくべきだとアドバイスするピート。
唾が飛んできそうな迫力でいきなり英語で熱く語られた時にはびびりましたが、タズサが巻き返しを狙うのなら、ノーミスを求めるばかりに抑えた演技をすることはそんなに有効な手ではないですよね。
響子本人も順位を下げないために、今回は今まで以上に慎重な演技をするだろうし、それでは響子との差を詰められません。
タズサはピートの意見に受けて立つことに決め、高島コーチもそんなタズサのことを成長したなと褒めてくれました。
練習ではまたしてもジャンプに失敗してましたが、それでもうるさく語りかけてくるピートに怒鳴り返しているうちに緊張がとけ、笑顔を取り戻すことに成功!
ピートはタズサのことをパートナーとして興味を持っているようですが、「パートナーとは同等の存在を呼ぶもので、あんたなんてお化けよ、憑依麗よ、寄生虫よ!」と抗議たらたらのタズサがピートのことをパートナーと認める日は意外に近いんじゃないかな?
さて、本番です。
またしても最初のトリプルルッツで転倒さえ免れましたがバランスを崩したタズサ。
勢いがつきすぎたのが敗因のようですが、それが元で一時は弱気になったタズサを励ますピート。
これはロングプログラムでまだ誰も見限っていないのだから、この先のプログラムを更に難易度を高めることで、決めれば余計に印象がよくなるはずだとアドバイス!
負けず嫌いのタズサは、その後、本当にピートから言われた技を決め、おまけにピートのアドバイス以上のジャンプまで決めて皆の度肝を抜きます。
その後、響子はプログラムのレベルを下げ、無難にまとめて、3位をキープ。
タズサは4位に終わり、マスコミたちにはまたもや嫌味を言われましたが、その後のパーティで三代さんから自分は響子よりタズサのフリーの方が上だと思っており、響子を押す声は大きいけれど、1万分の1の可能性で選考が全日本までもつれたら、タズサにもオリンピック出場の可能性があると伝えてくれました。
今回の演技は、1位になったガブリエラ達も認めてくれていたみたいです。
ガブリエラ、可愛いvv
結局HNK杯では響子の代表決定が決まらなかったため、タズサは新たなチャンスを手に入れることが出来ました!
といっても、タズサが不利なことには変わりなく、考えることはいっぱいですけどね。
そして、「フィギュアのことは知らないけど、分かるよ。何をすべきか、どういう戦略でいくべきか、成功させるためにはどうすればいいか」とどきっぱりと言い切ったピート。
「なんだこいつはー!?」と、タズサはちょっとばかしピートにただならぬものを感じたようです。
ピートの存在が、今後のタズサの演技にどのように影響してくるのか、見物ですね。

銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream 海原 零
OP Dual YeLLOW Generation
Posted at 11:46:05 | 銀盤カレイドスコープ | コメント:0 | トラックバック:25