銀牙伝説ウィード
犬と書いて漢(おとこ)と読むという、無駄に熱く、時代錯誤的思考回路の犬達が、闘って闘って闘いまくる作品です。
ま、犬だから、喋り方や考え方が人間より30年くらい(それ以上かも?)古臭いのは仕方ないんでしょうね。
私自身は前作はともかく今作は読んでないので弟から話を聞くだけなのですが、原作は犬同士の闘い→猿との闘い(ここで既に笑いが止まりません。そりゃ、犬猿の仲とは言うけど、それにしてもなにも猿と闘わんでも…)ときて、最近ではついに主人公であるウィード(勿論、犬!)の恋愛ドラマに発展したとかなんとか!!
犬のロマンスにどれほどの需要があるのか果てしなく疑問ですが(私は犬の発情に興味はありません)、ウィードの恋が成就するのか夜も眠れないほどどきどきはらはらしている人もいるかもしれないので、原作未読の私はコメントを控えとこうと思います。
あ、ちなみに、前作では子供心ながら、リキ(銀の父)と紅桜(闘犬)が好きでした。知ってる人はニヤリと笑ってください。多分、ほとんどの人が「銀河」のことなんて知らないと思う。
それはともあれ、とにかく「おっかしいから見てみろ!」と言われて、今更ながらOPだけ見たアニメ「銀河伝説ウィード」!
ウワァーオッ!(若干、違)って叫び声が耳に焼き付いて離れません。
衝撃! いや、笑激のOPでした!
犬マンガと言えばこの人!な高橋よしひろ原作ってことで、無駄に熱いことは分かっていましたが、ウィードはともかく、仲間の犬達がことごとく「どこのヤクザ犬だ、おい! これが主人公の仲間って、マズイだろ! どう考えたって悪役の顔じゃないか! わんちゃん可愛いvvとか思ってる子供達が見たら泣くぞ!」で、熱いメロディーに乗ってただでさえ人相の悪い顔を更に凶悪にさせて決めポーズ(?)をするもんだから、もうどこからつっこんでいいものやら。
……とか言いつつ、大笑いして手をたたいて喜んでいたのは私です。
時間があったらネタとして続きを見てみたい気もするけど、他にもしたいことがたくさんある上、一回手を出したらおかしさのあまりハマりそうなので、多分、手を出すとしても弟の部屋にある原作くらいかな。
でも、それも既に36巻…長いよっ!

銀牙伝説ウィード (1) 高橋 よしひろ