銀盤カレイドスコープ 第11話
結局キスは出来ませんでしたが(←相手が幽霊なので当然ですね)、「死んでない! 生きてるのよ、あたしと! あたし達はいけるとこまで行くの、一緒に! それが条件」ってセリフには素直に感動しました。
これで作画が良かったらなぁ~。
今回は全体的にピートから見たタズサの話でしたね。
100日目は近付いてきているけれど、タズサと一緒にずっと生きていけるような気がするピート。
一秒だって無駄にせず、オリンピックに向けて励みつつ、時間を見つけては青空を見に行くタズサ。
オリンピック用の大事なプログラムをピートに構成させるなんて、タズサ、すっかりピートに心を許してますね。
限られた時間を精一杯、ピートと共に生きるのが今のタズサの一番の望みなんでしょうね。
でも、オリンピックに対する緊張とストレスは相当なもので、口では強がっても震えているタズサを心配し、少しでも緊張をほぐすようにピートも頑張っていたようです。
日本では相変わらず野次がいたり、響子が励ましもかねて見送りに着てくれたようですが、トリノに着くと、一人もタズサ目当ての記者がいなかったのは変な感じ。
仮にも日本代表選手なわけだし、普通、何人かはきますよね?
それに、日本の主だったフィギュア女子はタズサと響子の二人だけなわけで、これまでいくつもの国際試合に参加してきたと思われるタズサのことを外国の記者は誰も知らないっていうのも変な話。
それにしても、滑走順位で1番を引くなんて、タズサ、めちゃくちゃクジ運が悪いですね。
一番走者は比較対象が他にいないから、点数をやや低めにおさえて様子を見るのが普通だし、これはかなり厳しいかも、と思ったのですが、やってくれました!!
まず、試合前の高島コーチの名セリフに感動。
「この砂が全部落ちる時間は2分50秒だ。その間、世界はお前だけのものになる。何をしようと自由だ」
好きです、高島コーチ!
2分50秒をピートと二人で自由に動き回ろうと決めたタズサは、ショートプログラムをウエイトレスナンバーで演技。
難しいジャンプを連発成功させたり、コミカルな演技がウケて、なんとショートプログラムでリアに続いて2位。
ちなみに3位はガブリエラ。
リアやガブリエラの扱いがすごく小さかったのが不満ですが、キス・アンド・クライでのタズサとピートのキスシーンは恥ずかしかったけど、良かったな、と。
まあ、ようは気持ちの問題なんですよね。
本当に触れることは出来なくても、互いに気持ちがあれば本当に触れ合えなくてもキスはキス。
次回、いよいよ最終回!
流石に最終回は作画に気を遣ってくれていると信じてます。

銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all? 海原 零
OP Dual YeLLOW Generation
ED energy 井上麻里奈
Posted at 15:29:16 | 銀盤カレイドスコープ | コメント:2 | トラックバック:16