かりん 第10話
ヘンリーの果林を大事に想う親心に癒されつつ、雨水家の切なさにしんみりしました。
テストで赤点を取った果林は、追試で赤点を脱出しないと家庭訪問するぞと先生に脅されて、カレラの提案で頭の良い健太に勉強を教えて欲しいと頼むことに!!
まあ、家庭訪問なんかされたら真紅家の秘密を知られかねないし、そうさせないためには果林が脱・赤点するのが一番!!
テストで良い点とってプラスになることはあれ、マイナスになることはないわけだから、すごく真っ当な提案ですね。
健太も快諾して、果林も恥ずかしがりつつも嬉しそう。
健太はともかく、果林は完全に健太LOVEですね。
だがしかし!!
果林大好き親馬鹿ヘンリーは果林が健太と二人きりになって間違いを犯すことを恐れて、ストーカー行為しまくり。
杏樹の人形であるブギーくんに唆されたのが、かなり効いてるかも。
上手に隠れられないものだから、早々にバレた上、何度も失敗をやらかして果林に怒られまくりだし、ホント、お馬鹿です。
実際、ヘンリーみたいな父親がいたらむちゃくちゃ恥ずかしいだろうし、果林の気持ち、よく分かりますよ。
でも、なんだかんだで、果林はヘンリーが自分のことをとても愛してくれていることをちゃんと知っていて、ヘンリーのことが大好きなんですよね。
親子愛に癒されます。
一方の雨水家は、父親の命日が近いということでぴりぴりしてました。
本当は健太のお父さんは死んでおらず、蒸発したわけだけど、幼い健太に本当のことを知らせるのが可哀相で文緒は父親は死んだと伝えたみたいですね。
でも、幼いながらも健太は本当のことを知っていたようで、嘘をつかれたことが逆に悲しく、文緒から念を押されていたものの、命日にお参りいくつもりはなかったようです。
結局、文緒が当日図書館まで迎えに来たことと、かりんとヘンリーの親子愛の話を聞いたことで、お墓参りしたようですけど。
やけにまっとうな人間になることに拘っている健太でしたが、父親は対極をいくような人物だったのかもしれませんね。

OP scarlet BRACE;d

ED もうひとつのバースディ Fm.θ

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