ガラスの仮面 第44話
青いスカーフ万歳!!
この時を待ってました!!
セリフも筋もそのまま、演出のみ変えて、コメディ、悲劇、純愛などなど、5日置きにまったく違う芝居を見せた「忘れられた荒野」は一躍大ヒット!!
でも、その裏では、「紅天女」を自分の手で上演するために動いていた月影先生を、裏から真澄さんが邪魔してたり、月影先生が心労で危篤になったり、なかなかハードな展開が繰り広げられてました。
危篤状態の月影先生は、若い頃の自分が尾崎一連に再会する夢を見て、そのまま尾崎と共に黄泉の世界に旅立つかに見えましたが、亜弓さんやマヤの叫びが届いたのか、とにかく一時は脈拍停止までいったものの一命を取り止め、紅天女の里へ戻ることに。
そこで紅天女候補を待つつもりでいるようです。
月影先生が死にそうになった時の亜弓さんの叫びは良かったですね。
ずっとマヤが羨ましかった。自分の実力を信じるためにも、マヤと正々堂々とやりあって紅天女を勝ち取りたい!
まさか、憧れの亜弓さんが自分のことをそこまで高く評価してくれていたとは思ってもみなかったマヤはびっくりです!
でもって、今回のメイン、真澄×マヤ!
病院でのやりとりもそうでしたが、授賞式でも、真澄さんの優しさに調子の狂っていたマヤに届いた紫のバラの人からの花束とメッセージ!!
初日にしか使っていなかった『青いスカーフ』がメッセージの中に入っていて、ついにマヤが速水真澄=紫のバラの人と気付きました!!
まあ、今までが今までだから、すぐには信じられないでしょうが、今までのことを振り返れば思いあたることはたくさんあるわけで、これでマヤも真澄さんのことを意識しまくるようになること間違いなし!!
真澄×マヤ好きとして、今回の紫のバラの人からのメッセージの一件は非常に大きい意味を持ちます。
とはいえ、真澄さんは紫織さんと婚約中。
しかも紫織さんの方が真澄さんより家柄的には圧倒的に上なわけで、大都芸能のことを思えば真澄さん側から婚約破棄なんて絶対に言い出せないので前途多難。
マヤのことが好きな桜小路君もいますしね。
今後の恋愛模様に期待大です!

ガラスの仮面 第42巻 美内すずえ

OP zero 幾田 愛子