ガラスの仮面 第46話
今回は紅天女の故郷・梅の谷で「風・火・水・土」の課題をこなすことになったマヤと亜弓さんの競い合いがメインでしたが、私的メインは駅のホームで待ち伏せしていた真澄さん相手に「紫のバラの人」を強調して想いを伝えるマヤと、ラストのふさぎこむ紫織さんの元へ行った真澄さんでした。
とりあえず、紅天女関連ですが、「梅の木になりなさい」から始まって、自然に関する問答まがいのテスト、風の演技、火の演技といった試練がマヤと亜弓さんの二人に待っていました。
火の演技はまだ課題に取組んでいる途中ですが、見せる演技という点において、やっぱり亜弓さんが優勢。
でも、見栄えのする梅の木を演じた亜弓さんに対して、時間が経過すればするほど本物らしくなったり、一切の無駄を排して風を表現した亜弓さんに対して、風そのものになりきったり、亜弓さんとは違った意味でマヤもすごい。
なにより、紅天女を目の前にして緊張している亜弓さんにとって、紅天女になれることを夢見るように喜んでいるマヤは脅威でしょう。
火の演技も楽しみです。
で、速見×マヤですが、真澄さんを見つめるマヤの目の潤み方がまるごと恋する乙女で「よしっ!」と思ったのも束の間、ラスト、自ら墓穴を掘ってる真澄さんにがっくり。
せっかく紫織さんが落ち込んで、自ら身を引いてくれそうになってるのに、わざわざ自分で選んだ花束を持って見舞いにいって気を持たせるなんて、真澄さんの馬鹿×2!!
断り以外の見合いの返事なんて聞きたくないです!!
次回は速見×マヤ祭りですね。
梅の谷で身を寄せ合って夜を明かす二人に、今から興奮を隠せません。

ガラスの仮面 第42巻 美内すずえ

OP zero 幾田 愛子