ガラスの仮面 第50話
嫉妬にかられてマヤを見殺しにしようとした亜弓さんでしたが、実際にマヤの悲鳴を聞くと、すぐさま自分の身だって危険なのに助けに来てくれました。
なんだかんだでやっぱり亜弓さんは良い人です。
でも、一度でもそんな卑劣な真似をしようとした自分を亜弓さん自身が許せないようで、紅天女役争いをリタイアすることはやめました。
今まで以上に、自分が前を向いて歩いていくためには実力でマヤを押しのけて紅天女を勝ち取らなければいけないって決意する亜弓さんは、やっぱり好きです。
その後、マヤと亜弓さんで互いの本心を曝け出しあって、取っ組み合いの喧嘩をしましたが、マヤはともかく、いつもすまして、素の自分を押さえつけている亜弓さんには良い経験だったんじゃないかと。
亜弓さんには腹を割って話し合えるような友達もいないし、過激ではあるけど、こういうコミュニケーションはたまには取ったほうがいいと思う。
で、そんな二人は関係者を集めた梅の谷で互いに紅天女の演技をしましたが、今のところ、亜弓さんが優勢のようです。
見せる演技なら、やっぱり亜弓さんは素晴らしいですね。
でも、マヤの演技にはどこか人を惹きつける不思議な魅力があります。
このあと、月影先生自ら演じる紅天女が始まりますが、やっぱり体調が思わしくなさそうです。
病んだ身体で最後まで延じきれるのでしょうか?
そして、マヤと亜弓さん。
どちらが紅天女役を掴むか、最終回で明らかになるのかも気になるところ。
これから二人の真の戦いが始まる~ってところで終わりそうな気がしてなりません。
なにより、マヤと真澄さんの関係。
せめて、これだけでも決着をつけて欲しい。
原作を待っていたらいつになるか分からないし、アニメの中だけでも両思いハッピーエンドの速水×マヤが見たいなぁ~。

ガラスの仮面 第42巻 美内すずえ

OP zero 幾田 愛子