彩雲国物語 第13話
国試合格おめでとう!!
今回で青巾党の話は決着。
姮娥楼の胡蝶ですが、只者じゃないと思っていたらやっぱり親分衆の一人で、花街を束ねる女傑でしたね。
秀麗を心配して姮娥楼にやってきた三太が、青巾党が姮娥楼を根城にしようと襲撃してくるとの情報をもたらしたことで、青巾党を泳がしておくのを終わりにすることを決意。
青巾党の連中がやってくる前に十分な数の仲間を集め、余裕で迎え討ってました。
劉輝や静蘭、楸瑛も勿論助太刀。
武人ではない秀麗と絳攸、影月は、倒れて伸びている者の懐から奪われた札を取り返すことにしたわけですが、青巾党の親分に捕まった秀麗を助けようとして、影月が酒樽に頭を突っ込むというハプニングが!!
きっと酒癖がものすごく悪いんだろうなと思われていた影月ですが、酒癖が悪いどころか、酒が入るとまったくの別人に変身!
名前まで陽月になって、反則的な強さになってました。
影月も可愛いけど、好戦的な陽月も良いなぁ~。
青巾党の頭を倒した影月を、親分衆の皆が取り合いになりましたが、一番最初に影月に目をつけていたのは自分だと劉輝が名乗り、劉輝と親分衆の間にも絆が生まれ、これがサブ題の瓢箪から駒でした。
青巾党が奪った札の中から出てこなかった影月の札は、陽月が先を見越して三太の父親の店で酒を飲んだ時に彼に渡しておいたらしく、事が解決したあとに三太の父親が持ってきてくれました。
ところで、胡蝶が秀麗に渡したいものって、化粧道具一式と化粧の仕方でしたね。
化粧は女の戦装束とかって、胡蝶姉さん格好良い!!
薄化粧であっても、化粧をしていると泣いたら化粧が崩れるから泣けない。
官吏になったらきっと今まで以上に大変だろうけど、気を強く持って頑張れっていう励ましですね。
そんなわけで、化粧をしっかりして国試に臨んだ秀麗。
影月と共に目立ちまくりでしたが、変人の龍蓮と再会したことでリラックスしたようです。
勿論、三人とも合格しましたが、たくさんの受験者の中にあって、一位が影月、二位が龍蓮、三位が秀麗なんだから本当にすごい!
さりげに、邵可のナレで龍蓮のこと、見事な変人であったってあって笑った。
秀麗が官吏になることで、秀麗が近くて遠い存在になるかもしれないと不安になる劉輝でしたが、秀麗がどんな立場であっても劉輝のやることに変わりはないと劉輝を励ます楸瑛も良かったなぁ~。
ところで、静蘭。
昔、秀麗を追い掛け回す三太を冬の池に落したりしたそうで…。
回を重ねるにしたがって黒い部分が見えてきて楽しいです。
見た目は温厚だけど、敵に回すと恐ろしいキャラですね。

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