牙-KIBA- 第14話

「力の誘惑」

ミッキーがデュマス化！？

砂漠に倒れたレベッカでしたが、ゼッドとロイアは結局、見付けることが出来ないまま、ジーコから二人のことを頼まれていたロベスによってテンプラーに連れ戻されてしまいました。
レベッカ……普通ならそのまま死んでいるところですが、今後、復活はあるのでしょうか？

一方、皆の帰りを一人、待っていたミッキー。
ゼッドとロイアが無事、戻ってきたことに喜んでいましたが、ロイアからデュマスの死を聞かされ、落ち込んでしまいました。
裏切られたわけですけど、ミッキーにとってデュマスはやっぱり憧れの師で、早々切り捨てられる存在じゃないんですね。
でも、生活していくためには新しい仕事も見つけなきゃいけない。
傷心のミッキーを気遣って、ミッキーのパンが大好きなロイアは、ミッキーの焼くパンを売らないかと提案。
ゼッドも協力して、三人でパンを売り歩くことになったのですが、思ったようにはパンは売れず、途中から三人で分担してパンを売り歩くことに決定。

個別行動になった三人ですが、ゼッドは早々にジーコを発見。
アミル・ガウルについての思いをぶつけるものの、軽くかわされてしまいました。
肝心のパンはちゃんと売りさばけたんでしょうか？
ロイアは完売。売りに行く相手が良かったですね。
そして、ミッキー。
デュマスのことでやっぱり沈んでいたところを、通りかかったロベスが声をかけてました。
ロベスは、ジーモッドでの功績で、怪盗業の罪を許されることになっていましたが、デュマスのことはやっぱり心残りだったようで……弟子であるミッキーにデュマスの形見である球を渡すのも、きっと善意からだったのでしょう。
が！！
それがきっかけで、ミッキーが豹変。
自分にもっと力があればデュマスは死なずにすんだかもしれないと、デュマスを失った悲しみから力を欲したミッキーが、別人のようになって兵を倒してスピリットを奪い、今度はロイアまで襲うことに！！
早く可愛いミッキーに戻ってください！

ところかわってノア側。
ノアを助けてくれた爺さん達が国に戻るということで、ノアは近いうちにまた一人になるようですが、そのノアの身に何かが起こっているようで、しきりに苦しんでいるのですが大丈夫なんでしょうか？
大事にならないといいんですけど。


牙 第1章 運命の風 1

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