僕等がいた 第2話
個人的には竹内君の方が好みとゆーかヒットなんですが、矢野って要所要所を押さえててやっぱり格好良いなぁ~と思ってしまいました。
前回、バスの中で竹内君から、山本さんの姉が矢野の元カノだったことを知った七美。
自然に振舞おうとはしているけど、やっぱり元カノの存在が気になるようですね。
人気者の矢野の情報はすぐに生徒達に広がって、当然、元カノ(奈々)が山本さんの姉で交通事故で他界していることも皆の知るところとなったのですが、誰かが持ってきた奈々の写真の載っている卒業名簿をクラスの女の子に見てみない?と聞かれて、思わず断ってしまったものの、やっぱり気になって、あとからこっそり一人で見ようとした気持ち、なんか分かる。
結局、その写真はハプニングがあって、他ならぬ矢野と二人で見ることになったのですが、奈々は美人(矢野曰く、本人は写真よりもっと綺麗)で、おまけに矢野が一目惚れして、当時、彼氏のいた奈々を元カレから奪ったらしい。
矢野にとっては初めて本気で好きになった相手みたいです。
そんな矢野に、思わず「私、矢野のこと好きみたい」と生まれて初めての告白をした七美ですが、あっさり「付き合ってみる?」と言われて、焦って自分のことが本当に好きなのか聞き、本当に好きなわけじゃないんだったら、付き合ってもらわなくていいと断るシーン、かなり好き。
相手のことをもっと知るためにとりあえず付き合うって選択肢もあることにはあるけど、ここらへんは微妙な乙女心理。
あとで、早まったことをしてしまったかと悔いたりするところ含めて、すごくリアルな心理描写で、七美の恋、本当に応援したくなってしまいます。
時々冷たい矢野に反発しつつも、一緒にプリクラを取ろうと誘ってみたり、竹内君に矢野の文句を言いつつ、矢野のカリスマに憧れてる発言をしてみたり。
高校生だなぁ~、青春だなぁ~と、昔を懐かしんでいる自分の年齢にちょっと鬱になりつつも、文化祭の場所取りで、七美が会議を欠席してしまったことにも責任はあるけど、委員会の人に七美のクラス忘れられてて、ほとんど人のこない最悪の場所しか取れなくて落ち込んでいた時、「心配するな。責任はすべて俺が取る!」って言って、委員会と正面きって渡り合ってくれた矢野はホント、格好良かった。
いざと言う時、頼りになる男の子って良いよねvv
次回は、交通事故で死んだとき、元カレと一緒にいたらしい奈々が登場?
奈々がどんな女の子だったのか気になります。

僕等がいた (10) 小畑 友紀
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