彩雲国物語 第16話

「渡る世間に鬼はない」

黎深が逮捕されちゃったよ！！

秀麗と影月に対する嫌がらせは相変わらず続いており、絳攸達も面と向かって秀麗達を庇ってはくれませんが見守ってくれ、嫌がらせ対策を学習し、ひどい仕打ちを受けてもめげずに頑張る二人を認めてくれる官吏も多少は現れ、ちょっとは良い感じになってきたかなぁ～ってところで、事件が起こってしまいました。

その内容は、秀麗の国試及第に不正があり、その不正を行ったのが黎深という噂。
噂を流したのは、どう考えても秀麗や黎深親子が気にくわない麻呂なんですが、噂を流してすぐ黎深を逮捕したり、動きが早過ぎです！
こんな嫌がらせにかける時間があれば、ちゃっちゃと本来の自分の仕事をやればいいのに……。
一方の秀麗も、久々に胡蝶姐さんのところに訪ねたところ、強面の輩に囲まれてピンチ。
胡蝶姐さんと、初の女性官吏である秀麗を毛嫌いするデブが通じていたのでその関係だとは思いますが、これが胡蝶姐さんの本意とは思えないし、きっと悪いことにはならないと信じてます。
黎深が逮捕されたことで、絳攸もきっと本腰入れて動いてくれるだろうし、早く嫌味な麻呂を蹴落としてもらいたい。
影月が村に送ったはずのお金が届いてなかったことを含め、一連の事件に早く決着がつくと良いのですが。

ところで、今回は珀明の絳攸馬鹿っぷりが炸裂！
睡眠不足の秀麗と影月に変わって厠掃除と靴磨きを引き受けたり、口は悪いけど良い奴ではあるのですが、絳攸への尊敬と憧れの情をオーバーアクションで饒舌に語る様はとっても愉快。
絳攸の迷子癖を知っても、気持ちは変わらないのかな？

次回は陽月登場です！


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