創聖のアクエリオン 第20話
バロンが名前をくれた特別な日。友達の分まで食べまくり、感傷にひたるアポロですが、そこに堕天翅襲来の警報が鳴り、邪魔されます。
アポロニアスの翅との戯れが気に入った双翅が、智翅の忠告も無視して遊び半分で街を襲い始めたんですね。
今回の出撃メンバーは、アポロ・シリウス・シルヴィア。
アポロは感傷の邪魔をされて不機嫌なため、いつもに増して攻撃的。
早速合体です。
アポロ「うおおーっ」
シリウス「なんだ、この激しさ」
シルヴィア「もうっ、痺れそう」
相変わらずエロヴォイスのかかず声、最高!
今回、絵が元に戻ったので安心して見れますねvv
シリウスとシルヴィアには翅音が聞こえるようですが、これは二人が堕天翅族の血を引いているからでしょうか?
一方、司令部では人間狩りもせず、意味もなく破壊を繰り広げるケルビム兵達に戸惑いが。
不動「理由がない故にやっかいといえる」
無邪気が故の恐ろしさってやつですね。
堕天翅族のほうでも、双翅の行動には困っているのですが、堕天翅族最後の子供ってだけあって、双翅は随分甘やかされて育っているようです。
「よいよい、まだ子供だ」
「幼いゆえ、勝手が分からんのだろう」
で許されてます。
いいのか、それで!?
こういうときは、ちゃんと叱って正しいことを教えてあげるべきなのでは?
音翅は「アポロニアスの翅が呪われているせいだ」と言いますが、アポロニアスの翅ってゆーか、アポロニアスってやっぱり堕天翅族の中でも特別な存在だったんでしょうか?
戦闘中、シリウスいわく「鳴らしてはいけない翅の音」が聞こえるのですが、バロンとの思い出を邪魔されたアポロは苛立ちのまま「だったら止めてやる!」と敵に向かっていきます。
アポロって、本当にバロンのこと大好きですね。
しかし、そこで子供(双翅)の声が!
相手が子供だと分かって驚愕するシルヴィアたち。
とはいえ、無邪気に殺戮を続ける双翅をいつまでも好きにさせておくわけにもいきません。
「遊んでんじゃねぇ!」と無限拳を繰り出すのですが、双翅の動きは早く、攻撃は当たりませんでした。
月の光に照らされて双翅のシルエットを見たシルヴィアたちは、敵が物心ついたくらいの子供だと確信を持ち、シルヴィアは双翅との戦いに戸惑いを見せるのですが、バロンの命を奪った堕天翅族を許せないアポロはシルヴィアの制止も聞かず、双翅に対して攻撃を続けます。
そこに、ディーバが長年かけて作った捕獲システム・カゴメシステムを使って双翅を捕獲するという指示がでて、アポロたちは双翅を傷つけずに捕獲場所へ双翅を追い込むよう命じられます。
バロンの仇を取りたいアポロはその命令に不満がいっぱいですが、シルヴィアは年端もつかない子供を倒すより、そちらのほうがずっといいっていう理由で双翅を追い込む作戦に俄然やる気。
シリウスも双翅を倒すことに固執しているアポロに対して命令に背くつもりか、落ち着け、と言葉をかけるのですが、今日のアポロはバロンのことで神経過敏になっているのか、ちょっとやそっとじゃ双翅を自分の手で倒したいという気持ちを捨てられません。
「子供なら何してもいいってのか」
「そうじゃない! 話して聞かせて、それでも駄目なら私が叱るわ!」
「そういや、前にバロンが言ってたっけ。叱ってもらえるやつは幸せだって」
バロンの言葉を思い出したアポロは、「無限叱責拳(ビンタ)」でシステムを狙って双翅を殴り飛ばし、双翅捕獲に成功。
しかし、仮死状態になった双翅は検体として扱われることになり、エレメント達の間で波紋が広がります。
堕天翅族とはいえ、双翅は小さな子供ですからね。後味悪いですよ。
今回の不動の名言はギャグなしで重いです(でも茶室で裸足には笑った)。
「人も堕天翅も、所詮、同じ穴のむじな。堕天翅たちは我々人間にまともな知性や勘定があるとは考えてはいない。だからこそ人を狩り集め、生体プラントとして利用する。人が家畜を飼い、植物を栽培するのと同じように。人が堕天翅に何をするのか」
不動「かつて人を叱ったことがあるか?」
アポロ「あるわけないだろ」
不動「はじめてか? ならば最後まで見届けろ。それが叱ったものの務めだ」
シルヴィア・シリウス・アポロだけが双翅の翅の音、心の声が聞こえる様子。
結局、双翅は散々恐怖を味合わされたあげく、翅を捥ぎ取られ殺されます。
双翅のことはそんなに好きじゃなかったのですが、流石にこれは酷過ぎ! 小さな子供に対して残酷すぎ!
すごく鬱るというか、なんともいえない苦い気分。
双翅の痛みを感じたアポロも、これはすごく堪えたんじゃないでしょうか。
双翅が殺されたことを知った堕天翅族の怒りと悲しみは凄まじく、怒りに燃えたトーマ様が双翅の弔い合戦を仕掛けようとするところでEDなのですが、このところギャグに慣れたアクエリオンでいきなりの鬱展開についていくのが難しい……。
話が進むのは嬉しいのですが、今回の放映は凹みました。
創聖のアクエリオン OP2 Go Tight! AKINO

創聖のアクエリオン(1) 橘 圭
Posted at 23:37:10 | 創聖のアクエリオン | コメント:0 | トラックバック:18