ラブアニメ。

◆ロベルト
スリルが何より大好きな、帽子がチャームポイントのカジノ王を目指す胡散臭い実業家。
……ってことですが、胡散臭さはそれほど感じませんでした。
彼はとにかく可愛い！
ギャンブル狂の引篭もりで、実はかなりＳで暴力嗜好な性格なのですが、恋愛小説や冒険小説が大好きなロマンチスト（夢見る妄想爆発男）で、幽霊が大の苦手。当然、暗いところも駄目です。
しかも、めちゃくちゃ甘えたがりやの構ってもらいたがり！！
軟派にしか見えないのに、自分のことを硬派だと思っている可愛い奴。
ベストＥＤでは構ってもらいたがりの性格が爆発し、困ったちゃん（←そこが可愛いｖｖ）になると同時に、嘘だろうっ！ってくらいに優秀なところをアピール（本人無自覚）。
甘々バカップルを求めるなら、ロベルトが一番！
大満足でした。

◆タイロン
身内には甘く、身内以外には優しくない、実にギルカタールの人間らしい主人公の幼馴染。
見た目も性格も「兄貴ーっ！」って感じで男に慕われるタイプ。
幼馴染繋がりで、子供時代のことを含めてスチュアートのことも結構話題にのぼります。
シナリオ的には普通、かな。
スチュアートも大概後ろ向きで焦れったいけど、タイロンも相当焦れったいです。
人殺しをなんとも思ってないあたり、やっぱり悪人ではあるのですが、主人公に対して過保護で良い人過ぎるので、他の攻略キャラに比べるとインパクトに欠ける気が……。
それでも、他のキャラがかなり自分本位な性格をしている中で、常に主人公の幸せを一番に願い、主人公を立ててくれるのが好ましい。もうちょい、押しが強ければもっと良い。
先に駆落ちＥＤでめちゃくちゃ焦れったい思いをしたので、ベストＥＤは「おめでとう！」と心から祝福しました。

◆バッドＥＤ（目標額＆好感度不足）
自室で最終日までごろごろしていたら簡単に見られますが、一人で祭り（２０日目）など、取りこぼしているイベント回収をしたかったため、ちょっとだけは外に出掛けたりもしてみました。
予想はしてましたが、賭けに負けた主人公が婚約させられる相手は、王が選んだ婚約者候補ではなく、王妃が選んだ別の人間。世の中、そんなに甘くないですね。
「きっと気に入るわよ♪」と王妃は言ってますが、王妃の選んだ婚約者が誰なのか分からないままＥＤを迎えてしまったので、相手が気になって仕方ありません。
バッドＥＤだけあって、さらっとしたＥＤでした。

◆商人ＥＤ（目標額クリア＆好感度不足）
誰とも特別な間柄にならず、レベル上げにも励まず目標額をクリアすると、主人公は商人になります。
『普通』を目指しているため、シャークみたいに胡散臭い商品を取り扱う商人ではありませんが、ほどほどにずるにして、ほどほどに楽して利益を得ているのがいかにも主人公らしい。
こちらも恋人をゲットしてないので、さらっとしたＥＤ。
でも、全キャラ、ほぼ満遍なく構いながら金稼ぎをしていたおかげで、酒場やカジノで複数の攻略キャラが出てくるイベントがたくさん見られ、途中経過を大いに楽しめたので満足ｖｖ

◆カーティス 駆落ちＥＤ
真ＥＤについては前回の記事で書いたので、今回は駆落ちＥＤのみの感想です。
ズバリ、「駆落ちに脅しはつきものです！」という名言に堕ちました。
散々、拒んだら殺す！　心中するって前置きしていた理由が、断られるのが嫌だから、だなんて、可愛いよなぁ～ｖｖ　物騒だけど(笑)。
自分のことが嫌いなので、強さには自信があるけど、主人公をずっと自分の側に留めておくことに関しては自信のないカーティスは、幼馴染コンビとは違ってめちゃくちゃ自己中なので主人公のために身を引くなんて選択肢はあり得ず、わざと追っ手がきやすいようにして、自分の側にいないと身が危険だぞって状況に主人公を追いこむわけですが、目の前で追っ手を返り討ちにするカーティスをうっとりした眼差しで見つめる主人公も相当、壊れた性格してます。
殺人しながら求愛するカーティスもカーティスなら、そんなカーティスにメロメロな主人公も主人公ですよ。素敵！（←マテ！）。
ベストＥＤ同様、駆落ちＥＤも、そのままエッチになだれ込みそうな終わり方でしたｖｖ　流石、エロ担当。