創聖のアクエリオン 第21話
初っ端からポエマー、シリウスにどう反応を返せばいいか迷った今回のアクエリオンの感想行きます!
「最愛なる者を奪われたなら、同じだけの愛を奪い返すのみ」なトーマ様。
ちょっと待て!
堕天翅族にとってはどうあれ、トーマ様本人にとって最愛なのはアポロニアスなんじゃないの?
とアポロニアス×トーマ派であり、トーマ×アポロ派としては問いただしたくてたまらないものの、腐女子が何を求めてようがそんなこと知ったこっちゃねぇと、トーマ様は双翅を殺された復讐を果たす気満々です。
月夜の晩。
一人たそがれるシリウスの前にアポロが現われます。
双翅が翅を引きちぎられて死んだ影響か、シリウスが夢で見た紅い道と似たものをアポロも見たようで、アポロは紅い道をかなり気にしているよう。特にシリウスを気にかける様子もなくその場を去っていきました。
そんなシリウスのもとへ今度は麗花が現われ、たくさん翅が舞うひどい夢を見たと告げます。
シリウスは「たとえ敵とはいえ、ディーバは堕天翅の子供の命を奪った」と堕天翅族に同情的ですが、麗花の夢では堕天翅の翅がグレンを苦しめていたようです。
その話を切なそうな顔で聞くシリウス。
「もしも身内に堕天翅が潜んでいたら、君はどうする?」
「勿論、戦うわ。相手が誰であろうとも堕天翅だけは許せない」
麗花のこの回答はシリウスにとって非常につらいものだったでしょうね。
自分の中の堕天翅の翅を気にして手首を押さえ、麗花の元を去ります。
シリウスの前に次に現われたのはシルヴィア。
シルヴィアもまた夢を見たらしいですが、彼女の夢は一万二千年前、姿を消してそのまま帰ってこなかった太陽の翼の夢。
シリウスまでシルヴィアの前から消えてしまうんではないかと不安になってシリウスの部屋を訪ねたようです。
最近、アポロといい感じのシルヴィアですが、ブラコンは直ってませんね。
「案ずるな。私はいつもお前と共にある」
それからシルヴィアはシリウスにいろいろ話しかけるのですが、ディーバ達にやっと仲間入りできたと喜ぶシルヴィアに対して、ディーバと相容れないと考えているシリウス。
この二人は堕天翅族の血を引く異端な者同士って絆で結ばれているのかもしれませんね。
シリウス&シルヴィアの前に再びアポロ。
珍しくシリウスのほうからアポロにたくさん語りかけていたのですが、シルヴィアは「アポロは考えるも何もなんだって匂いで決めるんだから、話しても無駄」と止めます。
その言葉に感じるものがあったのか、「お前が感じる私の匂いは…」と聞こうとしてやっぱりやめるシリウス。
双翅のことと麗花の言葉で、めちゃくちゃ感情が揺れてますね。
不吉です。
場面は変わって、剣術の訓練開始。
太陽の翼を連想する紅く細い道の上で戦い、道から外れた者は敗者のようです。
アポロVSシリウス。
訓練開始前に当然のようにアポロが太陽の翼と皆から認識されていたことに嫉妬を感じていたためか、いつもにも増して負けるわけにはいかないと決意のみなぎったシリウスはあっさりアポロを倒すのですが、そこに敵襲が。
出撃するシリウス・シルヴィア・アポロ。
トーマ様、強っ! 素敵っ!
シリウスをヘッドに合体する3人。
シリウス「恐ろしい予感が…」
シルヴィア「お兄様っ」
意味もなくポーズを決めるトーマ様。
笑っちゃいけない。笑っちゃいけない。
…って思ってたら、シリウスが「美しい…」なんて呟くもんだから爆笑しちゃったじゃないか!
でもどんなにおかしくても、トーマ様が強いことに変わりはありません。
シリウスの渾身の太刀も効かないトーマ様!
シリウスはかなりトーマ様に惹かれているようです。
と思っていたら、
「久方ぶりだな。太陽の翼よ」(by.トーマ様)
うっとり酔い痴れたような表情のシリウス。
ってか、何それ何それ!?
太陽の翼はアポロじゃないの? 今までトーマ様だってそういう態度取ってたじゃない!? 何、いきなりシリウス相手に「太陽の翼よ」なんて呼びかけてんの?
……って、そんな言葉に騙されるわけありません。
シリウスがどう感じようが、トーマ様の執着の仕方、接し方がシリウスとアポロで全然違います。
トーマ様の本命=アポロ=太陽の翼の生まれ変わりであることが覆される日が来るなんて、私は信じませんよ。
と思っていたら、シルヴィアをはじめ、ディーバ達は「太陽の翼」と呼びかけられたのがアポロだと思ったようですね。
シルヴィアはアポロがトーマに連れて行かれるのではないかと恐怖を感じ、発狂。
麗花とチェンジされます。
トーマ様の影響でいつもと様子の違うシリウス。
麗花を交えてトーマ様と戦いつつも、「犯した過ちは互いにおなじ。数の問題ではない」とかなり堕天翅に気持ちが傾いてます。
そして相打ち後、トーマ様の漆黒のケルビム・ヴェルルゼバから紅い花びらが舞い、アクエリオンは合体解除。
「紅い道…」と夢見るように呟きながらシリウスはトーマ様のあとを追おうとするのですが、それを引きとめようとする麗花に一度は気持ちが引き戻されるものの、互いに手を差し伸べあうそのときにシリウスの手首から堕天翅の翅が!
すぐに再び手を差し伸べたものの、シリウスの翅を見た直後、咄嗟に手を引っ込めた麗花にシリウスは絶望したんでしょうね。
「もう迷わん。もとよりそこに我が道はなかった」とトーマ様の元へ行ってしまいました。
しかも、シリウスのほうが太陽の翼だったことになってしまってるし、どうなってんの?
いやいや、もっとおかしいのは、なんでいきなりトーマ×シリウス?
なんでいきなり耽美の世界にイっちゃってるの!?
シリウスは麗花でしょ? トーマ様はアポロでしょ? 違うの? 違うから!
夢を見ている気分のままEDを迎えてしまいました。
創聖のアクエリオン OP2 Go Tight! AKINO

創聖のアクエリオン Vol.3

創聖のアクエリオン(1) 橘 圭
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