タイドライン・ブルー 第7話
祝! 双・子・再・会!!
というわけで、双子再会までの経緯を語ります。
前回、ドゥーラビィーラに飛び込んだユリシーズに置いていかれたキール&ジョゼ。
ジョゼはグールドに、キールはイスラと一刻も早く再会したいところですが、小型潜水艦に燃料を補給するためにも、まずは一番近くにあるチベットに上陸することにしました。
町の生活に、キールはヤエツの町で慣れているものの、ジョゼは不慣れなようですね。
船着場でチップを払うことを知らなかったり、人込みに揉みくちゃにされたりと大変です。
それはともかくとして、燃料を補給するためにもまずはお金が必要と、早速賭博場へ来たキール&ジョゼ。
ここで、ジョゼが破滅的に演技の才能がないことが発覚!
なんだ、この棒読みー!!
キールのほうは慣れたもんで、ジョゼに対しても「お姉ちゃん」と可愛い声まで出すのですが、これじゃあバレバレですね。
それでも、ちゃんと相手にしてはくれて、キールはいつものイカサマで勝つんですが、あっさりイカサマがバレてしまい、逆に手持ちの食糧まで根こそぎ奪われてしまいます。
早速、大喧嘩のキール&ジョゼ。
この二人の喧嘩は漫才みたいで見ていて楽しいです。
「優秀なティーンならともかく、お前に姉となど呼ばれたくない」とかなんとか、下手すりゃずっと言い合いを続けそうな二人に、賭博の相手は「他に何か賭ける物はないのか?」と問います。
ジョゼは金目のものはないといい、キールもイスラのくれたペンダントは絶対賭けには使えないと言い張り、じゃあどうするかってところでキールが「小型潜水艦がある」と言い出します。
ジョゼにしてみたら、小型潜水艦に燃料を補給するためにお金が必要なのに、小型潜水艦を賭けの対象にするなんて馬鹿の極みですが、キールにしてみれば、燃料もないのに小型潜水艦なんてあってもゴミ同然なんですね。
どちらも一理ありますが、燃料だけなら地道に働けばすぐお金なんて貯まりそうなものなので、ここはジョゼに一票!
でも、結局、キールは小型潜水艦を賭けてしまい、しかも結果は負け。
小型潜水艦を奪われてしまいます。
悔しいキールと、ショックすぎて放心し、涙まで溜めて落ち込むジョゼ。
キールはユリシーズの場所さえ分かれば、その場所に向かう船に乗り込めばいいって前向きに提案するのですが、ジョゼは船で海を航行してさえいれば、いつかユリシーズに合流できるかもしれないと望みを抱いていたようで、ユリシーズの行き先はまったく分からないとのこと。
海の広さは半端じゃないので、一度飲まれたら世界の3分の1さえ移動してしまうドゥーラビィーラに突入したユリシーズにそんな無鉄砲なやり方で合流できるとはとても思えないのですが……ジョゼも結構、天然で抜けたところがありますねvv
今度こそ、本当にどうしようもなくなったところで、キールの前に、ヤエツで賭博仲間だったアンジーが現われます。
でも、アンジーはキールがアオイに助けられてチベットに上陸したと思ったらしく、アオイに反抗していてもいざとなったらアオイに助けてもらうんだろうとキールに対して冷たい態度を取ります。
それには、賭博仲間のサンシャインの死が大きく絡んでいたようですね。
一般人のアンジー達はユリシーズから町に襲撃を受けても、逃げ場がなくて、サンシャインはアンジーの目の前で炎に包まれて死んだようです。
それを聞いたキールはアンジーに背を向けて、笑いながら「あいつ、どんくさかったもんな」と語り出すのですが、怒ったアンジーがキールの顔を覗くと、そこには鼻水流して大泣きしているキールの顔が!
仲直りする二人。
ユリシーズは損傷は受けたものの、なんとか無事のようですね。
イスラは赤ちゃんにキールから教えてもらった字を教えつつ、キールならきっと大丈夫だと信じているようですが、それでもやっぱり心配なようです。
キールはアンジーに連れられて、町の様子を見て回ります。
そこにはヤエツから逃れて田植えをしている人々の姿もあって、やっぱり同郷の民と思うと嬉しいキール。
技術者にいたっては、既にヤエツに戻って町の復興作業をしているようですが、まだ町に戻るのは難しいようです。
それでも、復興作業をしている人たちのための食事係として、明日にはヤエツに戻り、これからは真面目に働こうと決意を告げるアンジー。
アンジーはキールにも一緒に帰るかと聞きますが、勿論、キールはイスラが一番大事なので、イスラと再会していないのにヤエツに帰るはずがありません。
そんでもって、アンジーとやりとりしている間に、姿を消したジョゼ。
すっかり落ち込みモード。
町での生活は慣れていないうえ、お金もないので「艦長、私はどうすれば……」と意気消沈だったのですが、どこかで見たことのあるヘリを見かけたジョゼは、ヘリを追いかけ、それが法王チェンレーシの屋敷に降りたのを確認します。
先程まで死んだ目をしていたジョゼですが、グールドの役に立つべく何をすればいいのか目標が見つかったようで、瞳に力が戻ります。
ヘリはアオイのものでした。
勿論、ティーンも一緒です♪
法王チェンレーシは美人ですね。
アオイは新国連への協力を求めてチェンレーシ様に話しかけようとするのですが、そこにイスラのダチョウが!!
なんとかダチョウを抑えるティーン。
それを見ていたチェンレーシ様は、ダチョウを気に入ったようです。
チェンレーシ「それはなんという鳥ですか?」
ティーン「ダチョウです」
チェンレーシ「(にっこり笑って)可愛いこと」
アオイ「どこが…(ぼそっ)」
なにはともかくダチョウのおかげで掴みはOK。
さしでチェンレーシ様と話せるようになったアオイは、早速協力を仰ぐのですが、私には力がなく、祈ることしか出来ないと言われてしまいます。
ティーン「祈りが何になるのですか? 祈ったところで何も変わりはしない。無意味だと思います」
チェンレーシ「そのとおり。しかし、もし、世界中の人が同じ想いで祈ったとしたら…それは現実になる」
ティーン「あなたは何を祈っているのですか?」
すると、いきなりチェンレーシ様の声が、綺麗な女性の声から年老いた女性の声に!!
「空から来た息子達よ、二人の祈りは同じもののはず」
ティーンもアオイもびっくりですね。
でも、それ以上にこのあとのセリフに驚きました。
「ひとつになるのです。星のかなたにいる人も、それを望んでいる」
いきなりだったので、心臓に悪いです。
「ひとつになるのです」って、いいの? ほんっとうにいいの?
チェンレーシ様、そして双子の両親は、ティーン×キール(orキール×ティーン)を激しくプッシュ中のようです!
やったね、ティーンvv
チェンレーシ様からお告げも聞けたし、両親からの応援もあるし、こりゃあもう、キールと再会したあかつきには、押して押して押して、ちょっと引いて焦らして、またまた押しまくるといいよ!
一方のキール。
アンジーと別れると、今度は農作業を手伝っていたブランタイルと再会。
ブランタイルに痛いくらい抱きしめられるキール。
愛されてますね。
キールはブランタイルの口から、アオイもまたチベットに来ていることを聞かされます。
さて、チェンレーシ様と別れたティーンとアオイは町を歩きながらこんな会話を…vv
アオイ「キールは元気のいい子で、やんちゃで手に負えないところもあるけれど、不思議と誰からも好かれていました」
ティーン「そうでしょうね(何言っているんだ、このオバサンは! キールはあんなに可愛いんだから、そんなの当然だろう)」
アオイ「でも、私とあの子は何故かうまくいかなくて、あの子はきっと私のことを恨んでいるでしょうね」
アオイは、ティーンと話していると子供と話していることを忘れてしまうようです。
アオイがティーンに向かってキールの話をしている間に、ブランタイルもまたキールにアオイの話をしていました。
アオイが何も言わないけれど、キールのことをとても心配していること。
事務総長の立場としては、ヤエツの町ではキールを置いて行かなければならなかったこと。
キールは「立場ね」と反抗的ですが、アオイのキールを心配する親心を分かっているブランタイルはキールをアオイの元へ連れて行こうとします。
が、イスラのことも(ジョゼのことも)あり、アオイの元へは行けないと告げるキールに、ブランタイルはイスラのことを思い出して、「あの娘は? 守れなかったのか?」と問います。
「守ってるよ。つーか、守ろうとしてるけど、これが結構大変なんだって!」
必死の顔で答えるキールに、嬉しそうなブランタイル。
キールの成長が嬉しいんですね。
「そんな顔ははじめて見た。かなり苦労したようだな。少しはマシになった。この先も彼女と行くんだな」
「ああ、絶対離れねー」
「分かった」
そうしてブランタイルと別れたキールは、イスラと再会を果たすためにも、まずは町中でジョゼを探します。
前も見えないくらいすごい人ごみだったけれど、ジョゼの姿を発見することに成功したキールは呼びかけるのですが、ヘリを追いかけてチェンレーシ様の屋敷に向かうことに必死なジョゼには聞こえません。
と、そのとき、祈りの鐘が鳴って、町の皆はその場に平伏。
余所者であるキールとジョゼは勿論、反応が遅れて立ったままだったのですが、なんと同じく立ったままだったアオイ&ティーンと再会!
この日を待っていました!!

タイドライン・ブルー<1>

OP Blue treasure 栗林みな実

ED 鈴木達央 VOICE
Posted at 20:50:15 | タイドライン・ブルー | コメント:0 | トラックバック:8